ヘリクリサム・ホワイトフェアリーの育て方
目次
ヘリクリサム・ホワイトフェアリーの特徴は?水やり肥料植え付け・植え替え管理場所・日当たり病気・害虫特徴・由来・伝承関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- ヘリクリサム・ホワイトフェアリー
- 科名
- キク科
- 属名
- ムギワラギク属
- 学名
- Helichrysum argyrophyllum
- 耐寒
- マイナス10度
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 中級者向け
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ヘリクリサム・ホワイトフェアリーの特徴は?
ヘリクリサム・ホワイトフェアリーは南アフリカ原産の
キク科ムギワラギク属(
ヘリクリサム属)の半耐寒性常緑
低木。
銀葉の
カラーリーフでコンモリと繁茂し、中心が黄色でカサカサの花びらが白い花が咲きます。ツボミの状態が長く続き、この状態も綺麗です。他の植物と組み合わせても邪魔せず、それでいて存在感もあります。
花が終わったら
花ガラをこまめにつんでやれば、花が次々と咲きます。
梅雨以降の過湿と高温が苦手で寒冷地でないと
夏越しは難しいです。
暖地では春に植えて夏には消えるものと考えた方が気が楽です。といっても夏越しは不可能ではありません。
草丈10cm〜20cm
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水やり
土が乾いていたら水をしっかりとやってください。乾燥気味を好みますので、あまり水をあげないようにしてください。水を葉っぱや花に掛らないようにし、口の長い
ジョウロで土に水を注ぎます。
冬は
水やりを控えて、土が乾いてから数日経って水をやるようにします。春と秋は土が乾いてから水をやります。夏は蒸れないように様子を見て、水やりをします。
肥料
肥料はあまり必要としていません。庭植えにした場合は、追肥はしなくてもいいです。鉢植えの場合は春に化成肥料を一回施肥します。
植え付け・植え替え
時期・頻度
春に開花したものが流通するので、これを植えるか、秋に苗を植えます。寒さに強い性質で、秋に植えて冬を越して春〜梅雨まで開花していくと、大株に育ってよく開花するので、できれば秋に植えるといいです。
夏越しすると年々株が大きくなります。鉢植えで夏越ししたら秋にひと回り大きな鉢に植え替えましょう。
用土
一般的な
培養土に
パーライトを1割か2割を追加して
水はけをよくして使います。
鉢植え
鉢植えにする場合、最初は7号〜8号の鉢に1つの苗を植えます。
植え付けの手順は、まず鉢の底の穴を鉢底ネットで塞ぎ、そのネットの上に
軽石を2cm〜3cm程度敷きます。次に、
用土を鉢に入れて株を植え、隙間に用土を入れて埋めます。鉢を揺らすと隙間ができるので、その隙間に土を入れていきます。最後に、しっかりと水やりを行います。
冬を越した後、春には植植え替えます。この時は、古い土の約3分の1を取り除き、根の負担を軽減するために地上部を半分まで刈り込みます。そして、同じサイズの鉢かそれよりもひと回り大きな鉢に植え替えます。
庭植え
深さ20cm〜30cmの穴を掘り、掘り出した土に
腐葉土か
堆肥を3割か4割を入れてよく混ぜて用土とします。 穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
土の水はけが悪いなら軽石小粒・川砂・パーライトなどを入れて水はけをよくすると夏越ししやすくなります。
管理場所・日当たり
春・秋は日当たりのいい場所で、水はけのいい場所が好ましいです。
冬越し
耐寒温度はマイナス10度ですが、土が凍結すると株が弱って枯れることもあるので、凍結しない場所で管理します。関東以西であれば戸外で越冬も可能ですので、関東以西であれば庭植えも可能です。
夏越し
夏越しに挑戦する場合は、夏は風通しのいい日陰か明るい日陰へと移動し、葉っぱや茎が密集しているのであれば、夏前か梅雨前に高さ半分ほどに
剪定して、枝を間引いて風通しをよくします。
夏越しして二年目以降はがっちりとした木っぽくなります。株が大きくなると開花量も多くなります。
暖地・
中間地では夏は寒冷紗などで遮光するなどしないと厳しいです。
病気・害虫
ほとんど見られない。
病気・
害虫よりは
水捌けの悪い土、風通しの悪い環境で、蒸れて腐って枯れることの方がずっと問題です。
特徴・由来・伝承
葉っぱに白い毛が生えていて、銀色が人気のカラーリーフプラントです。花は
ドライフラワーのようにカサカサで
ハナカンザシに似ています。ホワイトフェリーはツボミの状態が長くて、なかなかパックリと開きません。水をつぼみに掛らないようしないと、ツボミのままで傷んでしまいます。
ツボミが開くと中に黄色い顔が見えますので、それまで気長に待ってあげましょう。
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