カラミンサ・マーベレッテの育て方

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カラミンサ・マーベレッテ
目次
カラミンサ・マーベレッテの特徴は?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ・種蒔き
管理場所・日当たり
剪定
病気・害虫
関連記事
学名や栽培スケジュール
x最終更新
植物名
カラミンサ・マーベレッテ
科名
シソ科
属名
カラミンサ属
学名
calamintha nepeta 'marvelettes'
耐寒
マイナス10度〜マイナス20度
水やり
水控え目
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
カラミンサ・マーベレッテの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。
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カラミンサ・マーベレッテの特徴は?

カラミンサ・マーベレッテ:カラミンサ・マーベレッテの特徴は?
カラミンサ・マーベレッテはシソ科カラミンサ属の耐寒性多年草宿根草)。育て方は「カラミンサ(ネペタ)」と同じ。真夏は暑さで花が止まりますが、5月から11月の長期間開花する。暑さに強く、夏の直射日光にも負けず、葉焼けしないがちょっと蒸れには弱いので夏に注意。

冬になると地上部が消えてしまいますが、寒さには非常に強く、根まで枯死しなければ春にまた芽吹いて開花します。

葉っぱにはミントのような香りがある。これは別に「カラミンサ・マーベレッテ」の特性ではなく、他のカラミンサも同様にミントの香りがします。マーベレッテは花が小さくて綺麗なのが特性。
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水やり

庭植えの水やり

庭植えにした場合は雨だけで十分。ただし夏の乾燥時期は雨だけでは不足するので、葉の様子を見て、水やりをしてください。夏に水をやるときはできれば葉っぱに水を当てないようにすると蒸れを予防できます。

鉢植えの水やり

鉢植えの場合は、土が乾いていたら鉢底から水が出るくらいにしっかりと水やりをします。極端に乾燥させないように、でも、常時濡れた状態にしないようにします。乾燥すればしなびてしまうし、長期間濡れているようだと根腐れします。受け皿に水が溜まっているようならば、水は捨ててください。

冬は成長が止まっていますし、寒さで水の蒸発も鈍いため、土中の水が残りやすいので水やりは控えめにします。土が乾いてから数日経って水やりをするようにします。よくわからない場合は、土壌水分計で測ってから水やりの判断をするといいです。
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肥料

春から秋、開花しているときは薄い液体肥料を2週に一回程度やります。真夏は暑さで開花が止まっているようなら肥料はやらないでください。夏に生育が止まっているのに肥料をやっていると根が傷んでしまいます。

ただ、カラミンサ・マーベレッテは痩せ地に育つ植物ですから、肥料が多いと徒長してしまいます。肥料が少ないからと枯れることはありませんので、やらなくてもいいくらいです。
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植え付け・植えかえ・種蒔き

時期・頻度

春か秋に苗を植えつけます。鉢植えの植え替えは1年か2年に一回植え替えをします。庭植えにするとこぼれダネでも増えますので、

用土

一般的な花と野菜の培養土でも、ハーブ用の土でもいいです。ハーブ用の土の方が水はけが良くて適しています。自作する場合は赤玉土4鹿沼土3腐葉土3、もしくは赤玉土6腐葉土3川砂(か軽石)1を混ぜたものを使います。

庭植えの場合は庭土に腐葉土か堆肥を入れ、水はけが悪いなら川砂や軽石小粒を入れて調節しましょう。

鉢植え

鉢植えの場合、まず鉢の底の穴を鉢底ネットで覆い、その上に鉢底石を2〜3cm程度入れてください。次に用土を鉢に入れ、高さを調節します。株を植え、隙間に用土を埋めて、最後に鉢底から水が出るまでたっぷり水をやります。

植え替えをする際は、古い土の約3分の1を取り除きます。そして、同じ大きさの鉢か、それより少し大きな鉢に植え替えます。また、株分けも可能で、適当に分けてそれぞれを植えなおしましょう。

庭植え

庭土を深さ20cmほど掘り返し、苦土石灰を1平方mあたり100gほどまいて中和させます。中和には1週間〜10日かかるので、中和反応があらかた終わったら、その土に腐葉土か堆肥を元の土に対して2割ほど追加します。化成肥料を少量入れるか、全く入れないでいいです。これをよく混ぜて用土とします。

穴に半分用土を戻して、隙間に用土を入れて、最後にしっかりと水をやってください。 複数株を植える場合は株同士は30cm〜40cm空けて植えてください。

管理場所・日当たり

日当たりで管理します。半日陰でも育ちますが、半日陰だと間延びして、花が少なくなりますし、香りも悪くなります。日当たりで育てましょう。

越冬

マイナス10度まで耐えますので、よほどでない限り枯れません。ただし、土が凍ると根が枯れてしまいます。そこで冬に土が凍るような寒冷地の場合は、土に腐葉土やワラを強いて土の凍結を防げば、越冬は問題ありません。

剪定

カラミンサ・マーベレッテは過湿に弱く、刈り込んで風通しをよくしておきたいので、梅雨の前(6月上旬)に地表10センチか20センチまで刈り込みます。

秋に地上部が枯れ込んだら、同様に地際で刈り込んでおきます。秋に刈り込んでおくと、枯れ枝がなくなって株元に日光が立って冬芽が育ちます。

病気・害虫

害虫にはかかりません。
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