ベニシダの育て方
目次
ベニシダの特徴は?水やり肥料植え付け・植えかえ・種蒔き管理場所・日当たり剪定病気・害虫特徴・由来・伝承関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- ベニシダ
- 科名
- オシダ科
- 属名
- オシダ属
- 学名
- Dryopteris erythrosora
- 別名
- 紅羊歯・ドリオプテリスエリスロソラ
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 初心者向け
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ベニシダの特徴は?
ベニシダは日本の本州〜四国・九州に自生する
オシダ科オシダ属の半耐寒性常緑シダ植物。
暖地では冬でも常緑ですが、その他の地域では落葉したり、傷みます。春の新芽は赤くなり、古い葉ととのコントラストが綺麗です。ナチュラルな雰囲気で、他の植物を邪魔せず、地域によっては冬も常緑で使い勝手がいいです。
胞子で増えるので、花は咲かない。
半日陰〜日陰で生育するので、
ヒューケラや
ギボウシなどとともに
シェードガーデンでよく見られ、乾燥が苦手で、多湿を好む。
グランドカバーにする人もいるらしいです。環境が合えば手間のかからないガーデニング材。
草丈20cmから50cm
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水やり
乾燥に弱いため、庭植えにした場合でも、
水やりは必要になります。年間を通して乾燥しきらないように水やりをします。乾燥していると新芽が赤くならないので、乾燥しないように注意しましょう。
鉢植えの水やり
鉢植えの場合、土の表面が乾いていたら水をやる。水をやる時に葉っぱに水をかけることで乾燥を防ぎ、
害虫の予防にもなる。とにかく乾燥が苦手なので、春から秋は水切れに注意しましょう。水切れして生育が悪いと新芽が赤くならない。
参考:
水やり三年…水やりは難しい。(初心者向き)肥料
春と秋に薄い液体
肥料を二週間に一回やるか、一ヶ月に一回緩効性固形肥料をやる。どちらもあくまで控えめ。やらなくてもそれで枯れることはないです。
植え付け・植えかえ・種蒔き
時期
春(3月〜5月)に植え付け・植え替えをします。鉢植えは2年か3年に一回、土を少し落として、植え替えをするといいです。
用土
室内で管理するなら、匂いの少ない
観葉植物用の土で植えます。戸外で管理するなら、一般的な
培養土を使います。自作する場合は
赤玉土小粒7
腐葉土3を混ぜたものを使う。
庭植え
庭植えの場合は、深さ15cmほど掘り返し、掘り出した土に腐葉土を3割入れてよく混ぜて
用土とします。穴に用土を半分戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
鉢植え
6号から8号の鉢に1株。
鉢植えの場合は、鉢底の穴を鉢底網(鉢底ネット)で塞いで土が出ないようにしてから鉢底石(
軽石)を2cmから3cmほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。
管理場所・日当たり
北海道以外で栽培可能。
直射日光と乾燥に弱い。本来は林の中の地面に育つもので、一年中、半日陰で育つ。あと空気中の湿度が高い環境を好む。冬は霜に当たると葉っぱが傷んで見苦しいので、鉢植えで移動できるのであれば軒下に移動するといいです。まぁ、手間がかからないのがベニシダのいいところなので、普通は放置。霜に当たっても枯れるわけではないです。
剪定
邪魔な葉っぱや、枯れた葉をむしる程度で、
剪定はほぼ不要。
病気・害虫
カイガラムシなど。
特徴・由来・伝承
新葉と新葉の胞子のうが赤いのでベニシダと呼ばれる。新芽は赤いというよりはオレンジ・黄色で「紅」というよりは「
紅葉」をイメージするといいかも。本州・九州では山の中に自生している。
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