ヘデラ・イエローリップルの育て方
目次
イエローリップルの特徴は?水やり肥料植え付け・植えかえ管理場所・日当たり病気・害虫最後に…関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- ヘデラ・イエローリップル
- 科名
- ウコギ科
- 属名
- キヅタ属
- 学名
- Hedera helix 'yellowripple'
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 初心者向け
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イエローリップルの特徴は?
イエローリップルは
ウコギ科の耐寒性常緑
多年草の
ヘデラ・ヘリックスの品種。北海道から九州で栽培ができます。リップルとは「さざなみ」のこと。細い葉っぱの先が風に揺れる様子から。葉っぱがちゃんと5つに別れていて、切れ込みがハッキリしている。縁から淡い黄色の斑が入る。年間を通して色合い・模様はあんまり変わらない。
ただ、
肥料が多いとこの葉っぱの切れ込みが曖昧になって丸くなるので、リプル感がなくなる。また
根詰まりすると、切れ込みが浅くなって、丸くなってしまう。根詰まりの一つの指標にどうぞ。
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水やり
地植えの水やり
地植えの場合は一旦根付いてしまえば自然に降る雨だけでほぼ十分。日照りの時に水をやる程度です。
鉢植えの水やり
鉢植えの場合は土が乾いたら水をやります。水をやるときは鉢底から水がしみ出すくらいにしっかりとやる。ヘデラは乾燥に強く、過湿に弱いので土が濡れている間は
水やりをしないでください。
根腐れを起こします。受け皿の水は捨ててください。
肥料
肥料はなくてもいい。生育が鈍いようならば薄い液体肥料をやる。肥料は春から秋の生育時期だけ。肥料が不足すると葉色が悪くなります。
植え付け・植えかえ
時期
4月と10月。気温が高い時期(最高気温20度以上の時期)に植え替えをすると根を傷めて立ち枯れ病になりやすい。5月から9月に植え替えをする場合は、古い土を落とさないで植え替える。
鉢植えは根詰まりしないように、毎年か2年に一回植え替えをします。
用土
一般的な花と野菜の
培養土で植える。土を自作する場合は
赤玉土小粒6
腐葉土4を混ぜたものを使う。地植えの場合は、腐葉土や
堆肥を追加して土を作ります。
鉢植え
鉢底の穴をアミで塞いで土が出ないようにしてから
軽石を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。
植え替えの場合は根の負担を減らすため、地上部の枝も半分ほどに切り詰めます。気温が15度〜20度の涼しい時期(3月〜4月・10月)は古い土を多少落として、同じ大きさの鉢に植え替えてもいいです。他の季節は古い土を落とさないで一回り大きな鉢に植え替える。
地植え
地植え(庭植え)の場合は、深さ30センチほど掘り出した土に腐葉土を3割か4割と化成肥料を少量入れて、よく混ぜて
用土とします。穴に用土を半分戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
管理場所・日当たり
日光を好むが、一年を通して
半日陰で育てると葉っぱが綺麗に保てます。強い直射日光に当たると
葉焼けする。特に斑入り部分が葉焼けしやすい。でもそれで枯れるってことはない。気にしない人は気にしないです。
室内でも栽培はできるので、室内の日当たりか、レースのカーテンで遮光した日光を当てて管理します。室内で管理する場合は、冷暖房の風は非常に乾燥しているので、直撃しないようにしてください。直撃するとすぐに枯れます。
霜に当たっても、雪が積もっても枯れない。
病気・害虫
アブラムシ・
ハダニなどが発生しますが、それで枯れるほどではないです。
最後に…
栽培(水挿しなど)についてはヘデラのページを参考にしてください。
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