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ハートヘデラの育て方

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ハートヘデラ
目次
ハートヘデラの特徴は?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ
管理場所・日当たり
病害虫
紅葉
関連記事
学名などの基礎データ
ハートヘデラの植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
ハートヘデラ
科名
ウコギ科
属名
キヅタ属
学名
Hedera helix 'sark'
水やり
水控え目
場所
外の半日蔭
難易度
初心者向け
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ハートヘデラの特徴は?

ハートヘデラはウコギ科ヘデラ属のヘデラ・ヘリックスのうちハート型の葉っぱのヘデラ。学名でいうと「ヘデラ・ヘリックス・サーク」。「ハートヘデラ」は流通上は、サークのことではなくてハート型のヘデラの総称となっていることが多いです。育て方はどれも同じなので、気にしないでもいいです。

ハートヘデラの葉っぱは緑で斑は入っておらず、新芽は黄緑。古い葉っぱほど濃い緑になる。緑系のヘデラは頑健で、繁茂が早い。多少刈り込んでもすぐ戻る。庭植えすると茂りすぎて駆除できないかもしれないので鉢植え推奨。

寒さにも強く、夏の直射日光にも強いが、夏はやはり半日陰の方が葉色はいい。でも、普通は気にしない。

へデラは非常に品種が多く、形が似ていても別品種ということもあるし、同じ品種でも結構「個体差」があるので、買った時についていたタグは捨てないでとっておくこと。
草丈1m〜2m
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水やり

庭植えの水やり

庭植えの場合は一旦根付いてしまえば自然に降る雨だけでほぼ十分。日照りの時に水をやる程度です。庭植えが一般的。庭植えにしたら水やりはほぼ不要。よく繁茂して、壁を登ることがあるのでそれが許されるならば庭植え推奨。

水をやるときに葉っぱの裏にまで水をかけるようにするとハダニアブラムシカイガラムシなどの予防になります。

鉢植えの水やり

鉢植えの場合は土が乾いたら水をやります。水をやるときは鉢底から水がしみ出すくらいにしっかりとやります。ハートへデラは乾燥に強く、過湿に若干弱いので土が濡れている間は水やりをしないでください。根腐れを起こします。受け皿の水は捨ててください。

水をやるときに葉っぱの裏にまで水をかけるようにするとハダニ・アブラムシ・カイガラムシなどの予防になる。

鉢植えにすると、縁から垂れて綺麗で、ハンギングバスケットにするといいです。ちなみに垂らすとツルの先に行くほど葉っぱは小さくなります。

肥料

肥料はなくてもいい。生育が鈍いようならば薄い液体肥料をやる。肥料は春から秋の生育時期だけにしておきます。肥料はあった方がよく生育するが、もともと生育が良い植物なので控えめにする。
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植え付け・植えかえ

時期・頻度

ハートへデラの植え替え・植え付けに適した時期は4月と10月。気温が高い時期(最高気温20度以上の時期)に植え替え・植え付けをすると根を傷めて立ち枯れ病になりやすい。高温時期の5月から9月に植え替えをする場合は、根を傷つけないように古い土を落とさないで一回り大きな鉢に植え替える。庭植えにする場合も古い土を落とさないで植えればいいです。

冬は植え替えをしない。

鉢植えの植え替えは2年に一回しましょう。

用土

一般的な花と野菜の培養土で植えるか、用土を自作する場合は赤玉土小粒6腐葉土4を混ぜたものを使う。室内で管理する場合は、観葉植物の土で植え付けます。

用土はよほど水はけが悪いのでなければ問題なし。
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鉢植えの手順は?

涼しい時期(4月と10月)は古い土を多少落として、同じ大きさの鉢に植え替えてもいい。他の季節(5月から9月)は古い土を落とさないで一回り大きな鉢に植え替える。

植え替えのときは根の負担を減らすため、地上部の枝も半分ほどに切り詰めます。鉢底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで土が出ないようにしてから軽石を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。

庭植えの手順は?

庭植えの場合は、深さ30センチほど掘り出した土に腐葉土を3割か4割混ぜて、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。庭土の水はけが悪い場合は川砂や赤玉土を足して水はけをよくしてから植えます。

その他、詳細な植え替え・水挿しなどの情報は以下のリンクを参考に。
ヘデラ(アイビー)の育て方
ヘデラ(アイビー)の育て方
ウコギ科キヅタ属Hedera

管理場所・日当たり

ハートヘデラは日光を好むが、一年を通して半日陰で育てる。夏の強い直射日光に当たると葉焼けする。ハートへデラの若干色が薄い部分や新芽が葉焼けしやすい。でもそれで枯れるってことはない。気にしない人は気にしない。基本的に放置。

室内で育てる場合

室内でも戸外でも育つ。室内で育てる場合は、できるだけ日当たりで管理する。真夏に葉焼けするようならば、カーテン越しの日光にあてる。ずっと室内で管理していると日光に対して耐性がなくなって、葉焼けしやすくなるので注意する。

越冬・冬の管理

霜に当たっても、雪が積もっても枯れない。

病害虫

害虫
基本的にほとんど発生しないが、へデラを食べる虫はいなくても、ヘデラを住処にする虫はいる。壁に這わせると虫が室内に忍び込みやすくなるので注意する。

アブラムシ
アブラムシは茎や葉っぱの汁を吸う虫で、特に新芽を襲う。新芽が汁を吸われると形のいびつな葉っぱが出てくるので、早めに対処する。一匹からでも爆発的に数を増やすために早めに対処しないと、アブラムシだらけになる。対応の薬剤で駆除する。
アブラムシの生態と防除と薬剤のまとめ
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ハダニ
ハダニは小さなクモの仲間で乾燥すると発生する。葉っぱの裏に潜んでいるため、表面的にはわからないことが多い。ハダニは葉っぱの裏から汁をすう。汁を吸われた葉っぱは白く霞んでくる。ハートへデラは乾燥気味に管理することが多いので、ある程度は発生するものだと考える。水をやるときに葉っぱの裏に水をかけるようにするとハダニ予防になる。
ハダニ
ハダニ
病害虫生態・防除・対応の薬剤のまとめ

カイガラムシ
茎にこびりついた塊がいたらカイガラムシ。風通しが悪いと発生しやすい。枝をさばいて風通しをよくすることで予防できる。茎から汁を吸っている。歯ブラシやティッシュなどで、こそぎ落とす。カイガラムシの成虫は自力では動けないので落ちるとそのまま死ぬ。薬剤を散布して駆除するが、成虫には薬剤が効かないので、3回か4回か分けて散布する。数が少ないなら、こそぎ落とせば十分。
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スス病
ハダニ・アブラムシなどの排泄物に発生するカビ。黒いカビ。こすっても落ちない。スス病で枯れることはないが、見た目に不快。害虫を予防していれば発生しにくい。
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紅葉

寒さに当たると紅葉します。環境によっては真っ赤になります。
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