ヘデラの種・品種のまとめ
ウコギ科ヘデラ属(キヅタ属)にはヘデラカナリエンシス、ヘデラヘリックス、ヘデラコルシカ、ヘデラネパレンシス、ヘデラバスチョフィ、ヘデラロンベアがあり、そのうちヘデラヘリックスが日本で一般的に流通していて、一般に「ヘデラ」というとヘリックスのことを指しています。というか、こういう葉っぱのツタ性植物はみんな「ヘデラ」と呼ばれているので、世間ではゴチャゴチャですわ。
スポンサーリンク
ヘデラ・カナリエンシス
ヘデラカナリエンシスは和名が「オカメヅタ」。カナリーアイビーとも呼ばれる。カナリーとはカナリア諸島のこと。葉っぱがテカテカしていて、大きくて、公園のグランドカバーなどに植えられている。見覚えはあるはず。斑入りのものが「シロオカメヅタ(=ヘデラ・カナリエンシス・バリエガタ)で、甲子園の壁を張っているやつ。
ヘデラ・コルシカ
ヘリックスよりも葉っぱが大きい。葉っぱがモコモコしている(葉っぱに凹凸がある)。アジア・イランなどに分布しているので「ペルシアンアイビー」とも呼ばれる。日本でも流通しているが、量が少ない。
ヘデラ・ネパレンシス
日本では流通していないんじゃないかと。アフガニスタン・ヒマラヤ・カシミール地方に分布している。
へデラ・パスチョフィー
ロシア原産のヘデラ。葉っぱに切れ込みがない。これも日本には流通していないと思う。
ヘデラ・ロンベア
日本に自生するヘデラ。ジャパニーズアイビーとも呼ばれる東洋キヅタ。日本の山に自生しているので、見覚えのあるもののはず。
オー・ヘンリーの最後の一葉というお話がありますよね。病人のジョンジーが希望を失って「あの葉っぱが全て落ちたら、私も死ぬんだ」というのですが、その葉っぱの植物がヘデラロンベアだとも言われています。ほんと?
ロンベアは山に生えていて、変異が多く、山歩きして変異種を探すことも出来ます。
オー・ヘンリーの最後の一葉というお話がありますよね。病人のジョンジーが希望を失って「あの葉っぱが全て落ちたら、私も死ぬんだ」というのですが、その葉っぱの植物がヘデラロンベアだとも言われています。ほんと?
ロンベアは山に生えていて、変異が多く、山歩きして変異種を探すことも出来ます。
ファトスヘデラ
ファトスヘデラはヘデラとヤツデの属間交配。ヘデラの斑入りでヤツデっぽい性質。
ヘデラヘリックス
英語名が「イングリッシュアイビー」。アイビーというのはツタという意味の英語。ヘデラヘリックスを改良したものがホームセンターなどで大量に流通している「ヘデラ」。一般にヘデラというとこの種と品種群のことを指します。
ヘデラヘリックスのオーソドックスな品種
シャムロック
緑葉。
ピッツバーグ
緑で頑健で小葉で、よく茂る。よく流通している。色の濃いヘデラ・ダークピッツバーグもある。
ハートヘデラ
ハート型のヘデラ。学名ではヘデラ・サーク。
ヘルヴェティカ
ハート型のヘデラ。ヘデラ・サークと同種じゃないかとも言われる。ヘルヴェティカとしてはあんまり見かけない。
スターンテイラー
緑葉の品種。新葉がライム。
イヴァレース
立ち性の緑の小葉。
ジャーシードリス
新芽がクリーム色で、そのクリーム色が長く続く。
アイリッシュレイス
葉っぱが細く独特。雰囲気があり、小葉で緑で頑健で、使いやすい。
緑葉。
ピッツバーグ
緑で頑健で小葉で、よく茂る。よく流通している。色の濃いヘデラ・ダークピッツバーグもある。
ハートヘデラ
ハート型のヘデラ。学名ではヘデラ・サーク。
ヘルヴェティカ
ハート型のヘデラ。ヘデラ・サークと同種じゃないかとも言われる。ヘルヴェティカとしてはあんまり見かけない。
スターンテイラー
緑葉の品種。新葉がライム。
イヴァレース
立ち性の緑の小葉。
ジャーシードリス
新芽がクリーム色で、そのクリーム色が長く続く。
アイリッシュレイス
葉っぱが細く独特。雰囲気があり、小葉で緑で頑健で、使いやすい。
ヘデラヘリックスの新葉が白系品種
白雪姫
新芽(新しい葉っぱ)が白く、そこに緑がちょろっと入る。じょじょに葉っぱは緑になるが変異していなければ新芽は白い。なので株全体で見ると、一部だけ白い。人気品種で苗がまだ高い。
雪の華
葉っぱに切れ込みが入っていて、花びらのようで、なおかつ白雪姫のように新芽が白い。
雪まつり
同様に新芽が白い。
雪ほたる
??
新芽(新しい葉っぱ)が白く、そこに緑がちょろっと入る。じょじょに葉っぱは緑になるが変異していなければ新芽は白い。なので株全体で見ると、一部だけ白い。人気品種で苗がまだ高い。
雪の華
葉っぱに切れ込みが入っていて、花びらのようで、なおかつ白雪姫のように新芽が白い。
雪まつり
同様に新芽が白い。
雪ほたる
??
ヘデラヘリックスの白斑入り品種
グレイシャー
白い斑の入る品種の中で代表的なものの一つ。壁を登る(クライマー)ので注意。
ホワイトワンダー
ワンダーという品種の白斑入り品種。葉っぱに切れ込みが少なく、丸い形で、縁に白い斑が入る。割とオーソドックスな品種。生育は旺盛で初心者向け。小葉。
エスター
緑と淡い緑に外側に白か黄色の斑が入る。白い部分が大きく出やすいホワイトエスターも。
インジリーザ
ホワイトワンダーより多少切れ込みが入る。
モナリザ
よくホームセンターで見かける品種。
レディフランシス
縁が白いが、その白さが鮮やか。この白い部分が葉焼けしやすい。
シルバーミスティ
斑の入り方はレディフランシスなどと同じだが、全体的に「紫がかって」いる。
白い斑の入る品種の中で代表的なものの一つ。壁を登る(クライマー)ので注意。
ホワイトワンダー
ワンダーという品種の白斑入り品種。葉っぱに切れ込みが少なく、丸い形で、縁に白い斑が入る。割とオーソドックスな品種。生育は旺盛で初心者向け。小葉。
エスター
緑と淡い緑に外側に白か黄色の斑が入る。白い部分が大きく出やすいホワイトエスターも。
インジリーザ
ホワイトワンダーより多少切れ込みが入る。
モナリザ
よくホームセンターで見かける品種。
レディフランシス
縁が白いが、その白さが鮮やか。この白い部分が葉焼けしやすい。
シルバーミスティ
斑の入り方はレディフランシスなどと同じだが、全体的に「紫がかって」いる。
ヘデラヘリックスの黄色の斑入り
ゴールドチャイルド
オーソドックスな黄色の斑入り品種。あまりに一般的で品種名が書いてないかもしれないくらい。変異が起きづらく安定している。1997年ごろに日本にやってきた。
オーソドックスな黄色の斑入り品種。あまりに一般的で品種名が書いてないかもしれないくらい。変異が起きづらく安定している。1997年ごろに日本にやってきた。
ヘデラヘリックスのフィンガー系
ゴールドフィンガー
鳥の足の形をした…三股の葉っぱで中葉。あまり流通していない、ような。斑入りではない。
ライトフィンガー
鳥の足の形をした葉っぱで小葉。色が黄緑で人気。
ライムライトフィンガー
三股の葉っぱでライトフィンガーが黄色なら、こちらは薄緑。小葉。
グリーンフィンガー
三股の葉っぱでグリーンで小葉。
鳥の足の形をした…三股の葉っぱで中葉。あまり流通していない、ような。斑入りではない。
ライトフィンガー
鳥の足の形をした葉っぱで小葉。色が黄緑で人気。
ライムライトフィンガー
三股の葉っぱでライトフィンガーが黄色なら、こちらは薄緑。小葉。
グリーンフィンガー
三股の葉っぱでグリーンで小葉。
ヘデラヘリックスのコリブリ系
コリブリ
コリブリはハチドリのこと。緑の葉っぱに白い斑が入るが、その斑が独特に入る。斑が散らしたように入る。人気品種。小葉。
ミントコリブリ
緑の葉っぱに薄い緑と白い斑が入る。小葉。どうもコリブリじゃないものもコリブリとして流通しているような気がする。
ホワイトミントコリブリ
ミントコリブリの白が多いものを選抜したんじゃないかと思う。
カッコーコリブリ
??
ゴールデンコリブリ
コリブリの斑入り部分が黄色いもの。として販売されているが、実際にはゴールデンリップルかも。本物のゴールデンコリブリは黄色い斑を散らしたようになっている。
コリブリはハチドリのこと。緑の葉っぱに白い斑が入るが、その斑が独特に入る。斑が散らしたように入る。人気品種。小葉。
ミントコリブリ
緑の葉っぱに薄い緑と白い斑が入る。小葉。どうもコリブリじゃないものもコリブリとして流通しているような気がする。
ホワイトミントコリブリ
ミントコリブリの白が多いものを選抜したんじゃないかと思う。
カッコーコリブリ
??
ゴールデンコリブリ
コリブリの斑入り部分が黄色いもの。として販売されているが、実際にはゴールデンリップルかも。本物のゴールデンコリブリは黄色い斑を散らしたようになっている。
ヘデラヘリックスのリップル系
イエローリップル
「リップル」「リプル」とはさざなみのこと。小葉。葉っぱの先が尖っているのが特徴。もっと他に尖った種類(アイリッシュレイスなど)がある。ゴールドチャイルドの変種?
ホワイトリップル
白い縁の入ったリップル系。
ゴールデンリップル
??
グリーンリップル
緑のリップル系。
マチルド
「リップル」「リプル」とはさざなみのこと。小葉。葉っぱの先が尖っているのが特徴。もっと他に尖った種類(アイリッシュレイスなど)がある。ゴールドチャイルドの変種?
ホワイトリップル
白い縁の入ったリップル系。
ゴールデンリップル
??
グリーンリップル
緑のリップル系。
マチルド
その他の品種
要再調査
スポンサーリンク
記事が気に入ったら拡散をお願いします。