仙人の舞(ゴールデンエッグ・天人の舞)

科名 | ベンケイソウ科 |
属名 | カランコエ属 |
学名 | Kalanchoe orgyalis |
別名 | ゴールデンエッグ・天人の舞 |
水やり | 水控え目 |
場所 | 室内 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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仙人の舞とは?

よく園芸店で見かけるカランコエと同じ感じで育てると確実に根腐れを興します。「サボテン」「多肉植物」と考えてください。植物としては生育が遅いですが、多肉としてはよく育ちます。生育すると1m以上になり、茎は木質化する。葉っぱが毛でおおわれていて、質感が変わっています。
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水やり
仙人の舞(金の卵)は多肉植物で葉っぱに水を貯めこむようになっていて水をやりすぎると枯れます。根が腐ってしまいます。水やりは土がカラカラに乾いてからやる程度。乾燥気味で管理しますが、春〜秋の一回一回の水やりは基本的には鉢底から水が染み出して流れるくらいにしっかりとやります。水はやるときはやる。やらないときはやらない。水をたっぷりとやったあとは、カラカラになるまで水はやらない。このメリハリが無いと枯れます。受け皿がある場合、受け皿に水がたまっていたら捨ててください。ここに水が残っていると根が腐ってしまいます。
水やりの頻度が多いと徒長します。徒長すると不恰好なので水やり頻度を見直し、できれば挿木して株を更新しましょう。
冬の水やり

肥料

植え付け・植えかえ
2年か3年に土が劣化したり、根詰まりするようなら植え替えをします。植え替えに適した時期は5月〜7月、9月〜11月。用土

植え替えの手順

植え替えの日に鉢から株を取り出し、3分の1ほど土を落として、傷んで変色している根を落としてしまいます。
新しい鉢を用意します。仙人の舞は根が浅いので深い鉢でなくていいです。深い鉢なら鉢底石を増やして水はけをよくして植えましょう。新しい鉢はひと回り大きなもの…現在より1号か2号大きな鉢か、同じ大きさのものにします。同じ鉢に植え替えればいいです。
鉢の底の水が抜ける穴を、鉢底網で塞いで、鉢底石を3cm〜4cmほど入れます。用土を入れ、株を入れて、隙間に用土を入れて、そのまま水やりをせずに日陰で1週間〜2週間ほど養生します。養生が終わったら、日当たりに移動させ、水やりを再開し、通常の管理に戻します。
挿木・葉挿し

葉でも茎がついたものでも、何かにあたって鉢がひっくり返って折れたら、切り口を日陰で乾燥させ、そのままにサボテン・多肉植物の培養土に挿していると1ヶ月ほどで発根します。メネデールなどの発根剤が無くても出ます。発根しやすい植物です。
挿し木は常時15度以上。よって冬は無理です。
発根したら鉢に植え替えるか、そのまま育てていきます。あとは普通の管理です。
管理場所・日当たり
春と秋は日当たりが好ましい。戸外の日当たりか室内の日当たりで管理する。日光には可能な限り当てないと、徒長して頭でっかちになります。夏越し

越冬
冬の寒さもダメ。冬は必ず室内に取り込む。耐寒温度は5度で霜にあたれば一発で枯れる。5度以上であっても、急激に気温が下がると5度以上の気温でも傷んで枯れることがある。最低気温が10度になる前に室内に取り込む。冬は室内の日当たりで管理します。
春になり最低気温が10度以上になってからは戸外に出しても良いが、寒の戻りでまた5度以下になることがよくある。関東でも4月中は霜が降りることが多いので戸外に出すのは5月以降が無難です。

その他

病気・害虫
カイガラムシ蝋に覆われた虫で、内部で汁を吸って弱らせます。少量であれば、歯ブラシなどで削ぎ落とせばいいです。大量なら薬剤を使います。
カイガラムシ
病害虫生態・防除・対応の薬剤のまとめ
根腐れ・斑点
水やりが多かったり、土の水はけが悪いと雑菌が繁殖して、根腐れしたり斑点が出ます。水やりを控えることで予防できます。植え替えの際に水捌けの良いものにしましょう。症状が致命的な場合は、挿木して更新します。
特徴・由来・伝承

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