カランコエ・ミリオンスターの育て方
目次
ミリオンスターとは?水やり肥料植えかえ管理場所・日当たり短日植物です病害虫特徴・由来・伝承関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- カランコエ・ミリオンスター
- 科名
- ベンケイソウ科
- 学名
- Kalanchoe blossfeldiana 'Million Star'
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 冬は室内 夏は外
- 難易度
- 上級者向け
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ミリオンスターとは?
カランコエ・ミリオンスターは
ベンケイソウ科の
多年草。
カランコエ・ブロスフェイディアナの改良品種。ミリオンスターは短日植物といって、日が短くなると花を咲かせる植物。よって、ダンボールで光をさえぎってやるなどすれば、
花芽がついて、好きな時期に開花させることもできる。
室内で育てていると蛍光灯や電灯でも「昼」だと思って花芽をつけませんので、昼の時間が短くなる秋は出来るだけ戸外の人口の光が当たらない場所で管理しましょう。生産者はそうやって(ダンボールじゃないですが)花を咲かせて、年中ミリオンスターを出荷しています。
短日処理については下記リンクを参考に。
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水やり
土が乾いていたら水をしっかりとやる。ミリオンスターは葉っぱが肉厚になっていて水を溜め込むことが出来、水をやりすぎると腐って枯れてしまう。
水を控えていると、葉っぱがシワシワになってきますが、シワシワになってから水をやっても十分復帰しますので、これをサインとして
水やりをしても大丈夫です。
水をやるときに葉っぱに水がかかると、葉っぱが傷み、腐って枯れてしまいます。なので水をやるときは上からバシャーっと水をやらずに土に注ぐように水をやりましょう。口が細い
ジョウロがあると便利です。
肥料
春から秋の生育時期に二週に一回程度、薄い液体
肥料をやります。やらないよりやった方がずっと生育します。ただし、真夏の高温時期は弱っているので、肥料をやらないでください。
植えかえ
根詰まりするようであれば植え替えをします。一番いいのは春から初夏か、秋。ただし、それほど厳密じゃないです。真夏と真冬以外ならばそれほど気にしないでいいです。
古い土を少し落として
多肉植物の土で植えます。
植え替え手順の詳細は以下のリンクを参考に。
管理場所・日当たり
春以降は戸外の日当たり。夏は直射日光で葉っぱが焼けてしまいますので
半日陰か明るい日陰で管理します。秋はまた日当たりで管理します。
耐寒温度は5度。室内の日当たりで管理してください。霜に当たったり凍結すると枯れるので余裕を持って最低気温が10度以下になる前に室内に取り込みましょう。
短日植物です
ミリオンスターは日が短くなると開花します。日が短くなる9月以降に戸外で管理していると開花しやすいですが、蛍光灯などの人工の光でも反応して昼だと考えるので、室内灯の当たらない戸外でないと開花しません。
詳細は以下のリンクを。
病害虫
オンシツ
コナジラミ、
アブラムシなどが発生します。
特徴・由来・伝承
カランコエのミリオンスターという種類です。非常に一般的に流通しているので、珍しいものでもなく、育て方はカランコエを参考にするだけで十分です。一重咲きで、その花の形が星のようであり、たくさん開花するから「ミリオンスター」と名付けられました。
注意点は「ミリオンスター」は登録商標であるということです。単なる
流通名や俗名ではなく登録商標としての名前であり、名称の使用そのものがまず保護されています。購入時のカバーまたはタグに無断増殖禁止とも書いてあったはず。なので購入後も「これはミリオンスターという名前だった」というのがわかるように管理してあるとよいかもしれません。
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