ヘデラ・シャムロックの育て方
目次
シャムロックの特徴は?水やり肥料植え付け・植えかえ管理場所・日当たり病害虫最後に…関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- ヘデラ・シャムロック
- 科名
- ウコギ科
- 属名
- キヅタ属
- 学名
- Hedera helix shamrock
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 初心者向け
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シャムロックの特徴は?
シャムロックは
ウコギ科キヅタ属の
ヘデラ・ヘリックスの品種の一つ。小葉で緑、
クローバー型の丸い葉っぱの「グリーンフェザー」から生まれた品種。シャムロックは日本語で言うと「
カタバミ」か「クローバー」のことなんですが、別にシャムロックの葉っぱはクローバー型には見えない。
頑健で、寒さに強く、よく繁茂する。新芽は多少黄緑だけど、全体的に「緑」です。オーソドックスな品種で、よく流通していて、ヘデラの中でも基本というかオーソドックスな品種。
夏は
半日陰か明るい日陰で管理するといいが、そこまで気にしないでもいい。
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水やり
庭植えの水やり
庭に植えるときは、雨が降ってくれるだけでほぼ大丈夫です。晴天が長くつづいて、乾燥するなら様子を見て水をあげればいい程度です。
鉢植えの水やり
鉢植えの場合は土が乾いたら水をやります。水をやるときは鉢底から水がしみ出すくらいにしっかりとやります。
乾燥に強く、過湿に弱いので土が濡れている間は
水やりをしないでください。水をやる前に土に触ってみて、濡れているようなら水やりはしないようにします。水やりが多いと
根腐れを起こします。受け皿の水は捨ててください。
肥料
肥料はなくてもいい。生育が鈍いようならば薄い液体肥料をやる。肥料は春から秋の生育時期だけで、冬は生育が止まっているので、肥料はやらないでください。
植え付け・植えかえ
以下に鉢植え・庭植えの手順をまとめていますが、より詳細な植え付け・植え替え・水挿しなどの情報は以下のリンクを参考にしてください。
時期・頻度
4月と10月。気温が高い時期(最高気温20度以上の時期)に植え替えをすると根を傷めて立ち枯れ病になりやすい。5月から9月に植え替えをする場合は、古い土を落とさないで植え替える。
2年に一回程度植え替えをする。
用土
一般的な花と野菜の
培養土で植えます。自作する場合は
赤玉土小粒6
腐葉土4を混ぜたものを使う。庭植えの場合は、土に腐葉土か
堆肥を足してから植えてください。
鉢植え
植え替えでは、根の負担を減らすために、地上部の枝も半分ほどカットしましょう。
4月〜5月や10月の涼しい時期には、古い土を少し落として同じ大きさの鉢に植え替えてもOKです。他の季節は、古い土を落とさずに一回り大きな鉢に植え替えるのがベストです。
植え替えの際は、鉢底の穴を鉢底ネットで塞いで土や鉢底石が出ないようにしてから、鉢底石(
軽石)を2〜3センチほど入れます。その上に土を入れて、株を丁寧に植えて、隙間に土を埋めていきます。最後に水をたっぷりやって、鉢底から水が出るまで水やりを続けてください。
庭植え
庭に植える場合は、まず深さ30センチほどの穴を掘ります。そこに腐葉土を3割か4割混ぜて、しっかりと混ぜ合わせた土を入れます。その後、株をそっと植えて、隙間に土を埋めていきます。最後に、たっぷりと水をやって完成です。
管理場所・日当たり
日光を好むが、一年を通して半日陰で育てる。夏の強い直射日光に当たると
葉焼けしたり色が鈍くなるなど調子を崩すことがあります。特に斑入り部分が葉焼けしやすいので、できれば年間を通して半日陰で管理するか、夏だけは半日陰で管理します。でも、それで枯れるってことはない。気にしない人は気にしない。
室内でも戸外でも育つ。戸外の方が頑健になるが、室内でも問題ない。
霜に当たっても、雪が積もっても枯れない。
病害虫
アブラムシ・
ハダニなど。乾燥するとハダニが、水やりが多すぎると根腐れします。大事なのは風通しをよくした上で日光に当てて、水やりをしっかりとして健康に株を作ることです。すると病
害虫は防げます。
最後に…
シャムロックはオーソドックスで、少し変わった品種も欲しくなりますよね。
また、より詳細な栽培の手順については
ヘデラを参考にしてください。
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