クラスペディア(ゴールドスティック)の育て方…冬越しも可

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クラスペディア
目次
クラスペディアとは?
植え付け・植えかえ
管理場所・日当たり
水やり
肥料
剪定
病気・害虫
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学名や栽培スケジュール
最終更新
植物名
クラスペディア
科名
キク科
属名
クラスペディア属
学名
Craspedia globosa
別名
クラスペディアグロボーサ・ドラムスティック・イエローボール・ゴールドスティック・ビリーボタン
耐寒
マイナス8度
水やり
水控え目
場所
外の半日蔭
難易度
中級者向け
クラスペディアの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。
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クラスペディアとは?

クラスペディアはキク科宿根草。耐寒温度マイナス8度と寒さに強いが、高温多湿に弱く、暖地中間地では風通しが悪いと夏に枯れてしまう一年草扱いになるかも。葉っぱも綺麗だが、花が木琴のバチというか独特で魅力的。切り花として流通していて、簡単にドライフラワーにもできます。

苗ではほとんど流通していないので、欲しい場合はネットで買うべき。
大きさ・草丈80cm
クラスペディア 苗の商品画像
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栽培のまとめ

まとめ
●クラスペディアはキク科の宿根草。
水やりは普通。土が乾いていたら水をやる。
肥料は春か秋にやる。なくても枯れないが、あった方が開花が多いし葉色もよい。
●高温多湿に弱く、暖地では夏に枯れるかも。夏は風通しの良い半日陰で管理するといい。
●耐寒温度はマイナス8度で寒さに強いが、寒冷地によっては寒さで枯れる。寒冷地なら室内の取り込むか防寒する。
●日当たりを好むが、夏のことを考えると一年中半日陰が良い。
●花はドライフラワーにできる。
●中間地・寒冷地では育てやすい宿根多年草

寒さに強く冬越しもできます!

耐寒温度はマイナス8度。中間地・暖地では冬は戸外で問題ないが、寒冷地によっては冬の寒さで枯死する(かも)。管理地で戸外で管理するならば、防寒が必要になる。庭植えならば腐葉土やワラでマルチングして根を守る。鉢植えならば室内の日当たりのいいところに取り込んでしまう。
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植え付け・植えかえ

時期・頻度

植え付け時期は夏以外に行います。真冬に植えてもいいけど、寒冷地では避ける。暖地・中間地では多少寒くても大丈夫。鉢植えの植え替えは2年に一回は植え替えをする。

用土

一般的な花と野菜の培養土で植えるか自作する場合は赤玉土小粒6腐葉土4を混ぜたものを使う。もしくはここに1割ほど赤玉小粒か軽石を1割ほど足して水はけを良くしてから植える。

鉢植えの植え替えの手順は?

最初は7号〜8号に1苗を植えます。

鉢底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで土が出ないようにしてから鉢底石(軽石)を2センチから3センチほど入れて、鉢底石(軽石)の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。

植え替えの場合は、植え替えの場合は古い土を三分の一ほど落としておきます。根の負担を減らすため、地上部の枝も半分ほどに切り詰めます。

庭植えの手順は?

庭植えの場合は、根鉢の二倍か三倍の深さと大きさの穴を掘って、掘り出した土に腐葉土か堆肥を2割か3割入れて化成肥料を説明書きの半分程度を入れて、よく混ぜて用土とします。穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。

管理場所・日当たり

日当たりを好むが、夏の高温多湿が苦手なので、庭植えならば一年中「半日陰・木陰」に植えるといいです。鉢植えの場合は夏以外は日向で管理して、夏は風通しの良い半日陰で管理する。

水やり

庭に植える場合、一度根がしっかりとつけば、自然の雨だけでほぼ十分です。乾燥した時期には追加の水やりが必要ですが、過度に水やりをする必要はありません。

鉢植えの場合、土が十分に乾いたら水やりを行います。水を与える際には、鉢の底から水がしみ出す程度にしっかりと行います。乾燥に強いですが、過湿に弱いため、土が濡れている間は水やりを控えてください。水やり後は、土が再び乾くまで水やりを控えることが重要です。メリハリのある水やりを心がけ、受け皿にたまった水は定期的に捨ててください。

夏の水やり

夏の高温多湿に弱いので、夏は蒸れないように葉っぱに水をかけないようにし、傷んだ葉っぱは取り除く。鉢植えならば風通しの良い半日陰に移動させる。

冬の水やり

冬は寒冷地では地上部がなくなる(かもしれない)。根まで枯れていなければ春には芽吹くので、水やりをストップしないようにする。ただし、活動は鈍いので水やりは控える。土が乾いてから数日経って水をやるようにする。

肥料

肥料はあまり必要としていない。肥料がないから枯れるということはないので、花が少ない・葉っぱの色が悪い・肥料不足で生育が鈍いと思われるなら肥料を追加する。緩効性固形肥料(化成肥料)を春か秋に一回づつ、説明書きの半分程度を施肥します。春は春以降の生育のため、秋の肥料は開花して消費した栄養補給のためです。
●庭植えにしていたら、肥料はほぼ不要。鉢植えの場合は水やりのたびに肥料成分が流れ出やすく、不足しやすいので様子を見て追肥するといいです。

剪定

花が終わったら花茎の根元から切ってしまう。早めに収穫して風通しの良いところでぶら下げているとドライフラワーになる。

病気・害虫

アブラムシハダニカイガラムシなど。それより夏の高温多湿の方が問題です。
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