シラユキゲシの育て方
目次
シラユキゲシ(白雪芥子)とは?水やり肥料植え付け・植えかえ管理場所・日当たり剪定病気・害虫最後に…関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- シラユキゲシ
- 科名
- ケシ科
- 属名
- シラユキゲシ属
- 学名
- Eomecon chionantha
- 別名
- スノーポピー
- 水やり
- たまにやる程度
- 場所
- 外の日蔭
- 難易度
- 初心者向け
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シラユキゲシ(白雪芥子)とは?
シラユキゲシ(白雪芥子)は
ケシ科シラユキゲシ属の中国東南部原産の耐寒性
多年草。
学名は「エオメコン・キオナンタ」で、シラユキゲシ属(エオメコン属)はこの一種のみとなっています。寒さ・暑さに強く、繁殖力があり地下茎で横に広がっていくため、
グランドカバーに適していますが、繁殖力が強くて、予定通りに広がらず困るかもしれません。まずは鉢植えで管理し、様子を見てから判断しましょう。
草丈20cm〜40cm
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水やり
庭植えの場合は一旦根付いてしまえば自然に降る雨だけでほぼ十分。日照りの時に水をやる程度です。
鉢植えの場合は、土が乾いたら水をやります。水をやるときは鉢底から水が染み出すくらいにしっかりとやってください。
冬は地上部が枯れますが、
水やりはストップせず、土が乾いてから数日経って水をやる程度に控えます。できれば午前中に水をやり、夕方以降に水が残らないようにします。水がのこると明け方に水が凍って根を傷めてしまいます。
肥料
庭植えの場合は、
肥料は基本的に不要。鉢植えの場合は、生育時期である春と秋に液体肥料を2週に一回やるといいです。
植え付け・植えかえ
時期
植え付け・植え替えの時期は秋(9月〜10月)です。
用土
植える際には、
ホームセンターで販売している花や野菜の
培養土を使用するのが一般的です。自作する場合は、
赤玉土を6割、
腐葉土を4割で混ぜると良いでしょう。
鉢植えの植え替え・植え付けの手順
根の広がりが早く、毎年、ひとまわり大きな鉢を用意(1号か2号大きな鉢)して植え替えをします。古い鉢から取り出した株の土を3分の1ほど落として植え替えをします。鉢底の穴を網で塞いで、その上に
軽石を2cmから3cmほど入れて、その上に
用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れていきます。最後に水をやって完成です。
植え替えの時に株分けも可能。
株が横へと広がるので鉢植えより庭植え向きの植物です。
庭植えの手順
深さ30cmほど掘って、掘り出した土に対して腐葉土や
堆肥を2割〜3割ほど追加し、緩効性化成肥料を少量だけ足してよく混ぜて用土とします。用土を半分戻して株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をやって完成。株同士は30cmほど空けます。
地下茎で増えるため、広がりすぎないように仕切りを入れるといいです。もしくは鉢に植えて鉢ごと埋めてしまいます。
管理場所・日当たり
半日陰の場所を好み、多少日当たりが悪くても花が咲きます。庭植えにする場合も、1日のうちに午前中だけ日が当たる場所か、年間を通して木漏れ日が当たる落葉樹の下などが適しています。
剪定
枯れた葉っぱや、花がしぼんだものは取り除きます。
病気・害虫
病気や
害虫はほとんど見られません。
最後に…
シラユキゲシは半日陰に適した
シェードガーデン向きに植物です。他の半日陰・日陰に適した植物は
シェードガーデンにまとめてあるので、参考にしてください。
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