ポピー・アメイジンググレイの育て方…種の採取と種まきについて!こぼれダネでも出ますよ
目次
ポピー・アメイジンググレイとは?植え替え・植え付け種まきの採取と育苗管理場所水やり肥料病害虫麻薬ではないですよ関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- ポピー・アメイジンググレイ
- 科名
- ケシ科
- 属名
- ケシ属
- 学名
- Papaver rhoeas 'Amazing Grey'
- 耐寒
- マイナス20度
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 中級者向け
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ポピー・アメイジンググレイとは?
ポピー・アメイジンググレイは
ケシ科の
一年草のシャレー
ポピーの
園芸品種。非常に独特の色合いの花びらが八重咲きになっています。
実生(ミショウ)の品種で、種から育てているため、株によって花びらの色合いに幅(白→紫→グレイ)があります。中にはグレイでも紫でもないオレンジのこともあるらしいです。また、八重咲が多いですが、個体によっては八重じゃないこともあります。そのくらいに個体差があります。
花は小輪なんですが、通常のポピーと比べて、1株でかなり大きくなります。鉢植えにするなら、できるだけ大きな鉢(10号)に1苗を植えるようにします。
秋に種まきし、苗を作って植えて越冬させます。寒さには強いので防寒は不要です。春から初夏に開花します。夏前に種を作って株は枯れてしまいます。
アメイジンググレイの種は流通していないです。まずは苗を買って植えます。
ホームセンターで売ってないのでネットショップで苗を買いましょう。
開花後に種が取れますので、種を採取し、それを秋にまけば、毎年、アメイジンググレイを咲かせることもできます。
こぼれダネで出てくることもあります。
草丈70cm
幅30cm〜40cm
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植え替え・植え付け
植え付けの時期
冬(10月〜2月)に苗が出回るので、これを鉢や庭に植え付けます。このとき、開花していないので、どんな色が咲くのか分からないのですが、その辺りは納得しておきましょう。
用土
一般的な花と野菜の
培養土で植え付けます。自作する場合は
赤玉土7
腐葉土3に化成
肥料を少量(規定量の半分)だけ混ぜたものを使います。
鉢への植え付け手順
株が大きくなるので8号か10号に1苗を植えます。複数の株を植えないでください。
冬に苗を買った時は株はロゼット状で小さいですが、気温が上がってくるとすごく、大きくなります。
鉢植えの底の穴を鉢底ネットで塞いで、その上に鉢底石を2cm〜3cm入れて、その上に
用土を入れて、苗の土を崩さないで、苗を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
苗の土を崩すと根が傷ついて生育不良を起こします。
地植えの手順
庭土を20cmほど掘り返し、
酸性の土を嫌うので、
苦土石灰で中和します。中和には1週間かかるので待って、腐葉土か
堆肥を元の土に対して2割入れて、化成肥料を規定量の半分だけ入れて、株を植えます。
株同士は30cm空けましょう。苗を植えるときに苗の土をほぐしたり、土を落としたりしないでください。いじると機嫌を損ねてしまいます。
最後にしっかりと水をやって完成です。
種まきの採取と育苗
5月〜8月の開花後に実ができます。熟して茶色になったら、取って実のままで、紙袋に入れて、風通しの良い日陰で管理しておきます。冷蔵庫に入れなくていいですが、濡れないようにしましょう。ちなみに、こぼれダネで出てくることがあるので、放置でもいいです。
9月になって気温が25度を切ったころから、種まきを始めます。
セルトレイに土を入れ、種をまきます。種は非常に小さい…文字通りケシ粒なので、適当にパラパラとまいて、発芽後に間引いて、一本立ちにします。間引く時は、不要な芽をハサミで切るといいですよ。
葉っぱが3枚〜4枚になったら、ポットに植え、ポットで大きくなったらポット内に根が行き渡る前に、鉢や庭に植え付けます。直根性なので植え付けるときに土を崩さないでください。この植え付けは大体11月〜12月ごろになりますが、多少遅くなっても問題ないです。
寒さには強いので、防寒は不要です。
あとは日当たりで管理し、春を待つのみ。もちろん、
水やりをするし、葉っぱが黄色くなるようなら肥料をやります。
タネを採取し、つくると大量の株ができます。これを全部植えられる庭ってないので、作りすぎないようにしましょう。もしくは、最初からこぼれダネ狙いで放置がいいですよ。生えてきたらラッキー!って感じで。
管理場所
日当たりで育てます。日光が不足すると花が少ないです。
寒さには非常に強く、防寒はなくていいです。寒い時期はロゼットで過ごすため、雪でアメイジンググレイが折れるなんてこともないです。
水やり
過湿が苦手で、水をやりすぎると
根腐れします。
地植えなら、自然に降る雨だけでいいです。
鉢植えならば、土が乾いてから、鉢底から水が出るくらいにしっかりとやります。
肥料
肥料はさほど必要じゃないです。植え付けの際の元肥だけで十分です。もしも葉っぱが黄色くなってきたら肥料不足なので、通常の2倍に薄めた液体肥料をやってください。
病害虫
アブラムシ、
灰色カビ病などが発生します。
灰色カビ病は湿度が高い環境…梅雨時期に発生する
病気で、風通しがよかれば発生はかなり抑えられます。アブラムシやその他の
害虫が発生した場合は、対応の薬剤を散布しましょう。
麻薬ではないですよ
アメイジンググレイはケシ科ですが、麻薬成分はなく禁止されていないので、栽培には問題ありません。禁止されている種類については以下のページを参考に。
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