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タチバナモドキの育て方

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タチバナモドキ
目次
タチバナモドキとは?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ
株の増やし方
管理場所・日当たり
病害虫
剪定・切り戻し
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学名などの基礎データ
タチバナモドキの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
タチバナモドキ
科名
バラ科
属名
トキワサンザシ属
学名
Pyracantha angustifolia
別名
ピラカンサアングスティフォリア・ホソバノトキワサンザシ
耐寒
マイナス10度
水やり
乾かし気味に
場所
外の日なた
難易度
中級者向け
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タチバナモドキとは?

タチバナモドキ:タチバナモドキとは?

タチバナモドキ:タチバナモドキとは?
タチバナモドキ(ホソバノトキワサンザシ)はバラ科トキワサンザシ属の常緑低木。春に開花し11月あたりに黄橙色に熟す。葉っぱの裏面には小さな毛が生えていて灰色に見える。中国原産で頑健で他の地域で帰化して問題になっている植物です。

タチバナモドキ(黄実)・トキワサンザシ(赤実)・ヒマラヤトキワサンザシ(赤実)の三種が「ピラカンサ」として流通している。その中でタチバナモドキは黄色もしくはオレンジの実がつく。トキワサンザシより葉っぱが細いので「ホソバトキワサンザシ(もしくはホソバノトキワサンザシ)」とも呼ばれる。生育が速く、樹形が乱れやすいので定期的な剪定は必須。

枝にはトゲがあり、生垣にして防犯目的することもあるが単純に危ない。
樹高2m
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タチバナモドキは他のピラカンサ(トキワサンザシ・ヒマラタトキワサンザシ)とは花芽がつく時期が違うのせ、剪定の時期は違うが、他の項目は同じなので剪定以外はピラカンサを参考にしてもかまいません。
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水やり

庭植えの水やり

庭植えの場合は一旦根付いてしまえば自然に降る雨だけでほぼ十分。日照りの時に水をやる程度です。

鉢植えの水やり

鉢植えの場合は土が乾いたら水をやります。水をやるときは鉢底から水がしみ出すくらいにしっかりとやります。

夏は早朝か夕方に水やりをします。昼間に水をやると水が沸騰して根を傷めます。

冬は生育が鈍くなっているので土が乾いてから数日経って水をやる程度に控えます。

肥料

庭植えなら、2月に寒肥として緩効性化成肥料油粕をやります。

鉢植えの場合は、2月か3月に緩効性化成肥料をやる。また6月に緩効性化成肥料をやる。
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植え付け・植えかえ

時期・頻度

新芽が出始まる春か、気温が下がって活動が鈍くなる秋に植え付け・植え替えをする。鉢植えの場合は、2年に1回の頻度で植え替えをします。

用土

一般的な花と野菜の培養土で植えるか自作する場合は赤玉土小粒6腐葉土4を混ぜたものを使う。庭土に3割ほど腐葉土か堆肥を追加して混ぜて用土として使う。

土は酸性でもアルカリ性でも中性でも育つ。
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鉢植え

植え替えの場合は古い土を三分の一ほど落としておきます。根の負担を減らすため、地上部の枝も半分ほどに切り詰めます。鉢底の穴をアミで塞いで土が出ないようにしてから軽石を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて隙間に土を入れていく。鉢を揺らすとまた隙間ができるので、また用土を入れて隙間をうめていき、隙間ができなくなるまで繰り返す。最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。-

庭植え

根鉢の二倍か三倍の深さと大きさの穴を掘って、掘り出した土に腐葉土か堆肥を元の土に対して3割か4割ほど混ぜて用土とします。穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。

自立しないわけじゃないのですが、フェンスなどに寄りかかりますので、塀の近くに植え付けるといいです。
深植えにしないようにする。

株の増やし方

枝を土にさしている簡単に発根する。新枝じゃなくても発根する。

管理場所・日当たり

日当たりを好む。半日陰・日陰でも問題なく育つが、花が減る。日陰だとほとんど開花しない。

耐寒温度はマイナス10度。東北以北での戸外での越冬は厳しい。寒冷地では室内で管理する方が無難。

病害虫

アブラムシハマキムシなど

剪定・切り戻し

タチバナモドキの枝はよく伸び、しかもトゲがあるのでちょっと危険。なので毎年、剪定をしないと樹形が乱れた上に危ない。

タチバナモドキの花芽は開花終わり直後の6月あたりに出来るため、花芽を落とさずに剪定するということは不可能。そこで、枯れた枝・邪魔な枝を10月11月あたりに落としてしまうようにする。強い剪定をすると翌年に花がなくなるので、毎年、そこそこに剪定を繰り返して、小さく抑えて、風通しをよくするように枝を間引くようにします。
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