ピラカンサの育て方

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ピラカンサ(ピラカンサス・ピラカンタ)

ピラカンサ
科名バラ科
属名トキワサンザシ属
学名Pyracantha
別名ピラカンサス・ピラカンタ
みずやり乾かし気味に
場所外の日なた
難易度中級者向け
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開花
植え
肥料
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栽培の特徴

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ピラカンサはバラトキワサンザシ属(=ピラカンサ属)のトキワサンザシヒマラヤトキワサンザシタチバナモドキの総称。春に白い花が開花して、夏に結実する。この実が非常に長い間、枝に止まっていて非常に目立つ。頑健で育てやすいためよく庭木に植えられているがトゲがあり、よく樹形が乱れるので剪定は毎年必須。逆に言うと剪定さえすれば後は特にすることもない。
上記の三種の育て方はほぼ同じだが黄実のタチバナモドキ(ホソバノトキワサンザシ)は花芽ができる時期が6月で他の二種とは違うため、剪定の手順が違う。最近、タチバナモドキ(赤実)とトキワサンザシ(赤実)が同じ鉢に植えてあるものが流通しているが、栽培の観点から言うと非常によくない(と個人的に思う)。
樹高3m
まとめ
●ピラカンサはバラ科トキワサンザシ属の総称。常緑低木
●トキワサンザシ、ヒマラヤトキワサンザシ(ヒマワラヤピラカンサ)、タチバナモドキ(ホソバノトキワサンザシ)の三種が「ピラカンサ」と呼ばれる。一般的に「ピラカンサ」と言うとトキワサンザシのことを指す。
水やりは庭植えなら自然に降る雨だけでほぼ大丈夫。鉢植えなら土が乾いていたらやる。
●庭植えなら2月。鉢植えなら2月と6月に肥料をやる。
●日当たりで育てる。
●毎年、剪定する。
●赤実は10月に花芽ができ、黄実は6月に花芽ができる。

品種
トキワサンザシ(赤実)
ヒマラヤトキワサンザシ(カンデマリ・赤実)
タチバナモドキ(ホソバノトキワサンザシ・黄実)
ピラカンサ・ハーレクイーン(トキワサンザシの小型品種)
ピラカンサ・モハベ(トキワサンザシとタイワントウカマツカの交配種)
ソーンレストヨダ(トゲなしのピラカンサ)
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水やり

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庭植えの水やり
庭植えの場合は植えつけた直後に根付くまで水をやりますが、それ以降は降雨だけで充分です。

鉢植えの水やり
鉢植えの場合は、土が乾いていたら水をしっかりとやります。乾燥させると花つきと実つきが悪くなります。

肥料

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庭植えの肥料
基本的に肥料はさほど必要じゃないです。2月に緩効性化成肥料をやります。庭植えにした場合は2月の肥料だけでほぼ大丈夫。

鉢植えの肥料
鉢植えの場合は2月と6月に肥料をやります。もしくは3月から9月まで二週に一回液体肥料をやるか一ヶ月に一回緩効性化成肥料を少量やります。
2月の肥料は春以降の新芽のためのもの。6月は開花して消費した栄養を補給するためです。
●鉢植えの場合は肥料成分が水やりで流れ出やすい。なので庭植えより肥料をやる頻度は多くなる。

植え付け・植えかえ

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植え付け・植え替え時期
新芽が動き始める春か、涼しくなって活動が鈍くなる秋に植え付け・植え替えをする。鉢植えは2年に一回植え替えをする。
用土
植え付け・植え替えは市販されている花と野菜の土や庭木の土を利用します。もしくは赤玉土7腐葉土3を混ぜたもので植え付けします。
庭植えする場合に、土が粘土質で水はけが悪い場合は、赤玉土と腐葉土を混ぜ、堆肥も混ぜておきます。
鉢植えの植え替え
古い鉢から株を抜いて、古い土を三分の一ほど落とし、地上部を半分ほど剪定します。新しい鉢の底の穴を網で塞いで、軽石を2センチから3センチほど敷いて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。

庭植えの植え付け
庭に根鉢の二倍ほどの深さと直径の穴を掘って、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割ほど追加して半分戻して、株を入れて、隙間に用土をつめて、最後に水をやって完成です。
●深植えにしない。

管理場所・日当たり

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日当たりがいい場所で管理します。といっても半日陰や日陰でも育ちます。もちろん花の数は減りますが、耐陰性はある方です。

寒さには耐性はありますが、関東より北の寒冷地では戸外での越冬は難しいです。耐寒温度はマイナス10度。

病害虫

剪定

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ピラカンサスは放置しておくと四方八方に枝を伸ばします。それだけならばまだいいのですが、ピラカンサスには「トゲ」があって、そのままにしておくと、怪我をすることがあります。特に隣家の境界線に植えている場合や、道路に面した場所に植えている場合は、ちゃんと剪定をしないと事故になるかもしれません。

ピラカンサスは勢いよく伸びた枝には花を付けず、先端がトゲトゲした短い枝に花芽をつけます。徒長した枝からもいずれは短い枝が出てきます。定期的にこの枝を切って整えます。短い枝を切ると花芽も落ちますので、そこは適宜判断します。

花芽は10月ごろにつくられます。実や花をしっかりとつけたいならば、8月までに剪定をします。でも、邪魔なら10月以降も剪定してもかまいません。ピラカンサスは刈り込んで枯れるとか、実が付きにくい植物ではなく、簡単にボンボンと実を付けます。
●ピラカンサスは美味しくないのか、小鳥がついばんで実が無くなるということはありません。
●黄実のタチバナモドキ(ホソバノトキワサンザシ)は6月に花芽ができるので6月以降に剪定すると翌年の花芽を落とすことになる。

特徴・由来・伝承

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花も美しいですが特に実が冬にたくさん成る為に庭を鮮やかに彩る植物としてよく見かけます。ピラカンサや千両の実が秋~冬に掛けて庭をキレイに彩るのには実は理由がありまして、これらの実はとてもマズイのです。もちろん鳥にとっての話ですが。

病気にも強く、場所も選ばず、これといって手間の掛からないピラカンサス。便利すぎて、田舎では珍しくないのがデメリットでしょうか。あとトゲがあるので気をつけてください。
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