アフリカンマリーゴールド・プラウドマリーの育て方

アフリカンマリーゴールド・プラウドマリーの特徴は？
水やり
肥料
植え替え・植え付け
管理場所
剪定・切り戻し
病害虫
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植物名

アフリカンマリーゴールド・プラウドマリー

科名

キク科

属名

タゲテス属

学名

Tagetes erecta 'Proud Mari'

耐寒

5度

水やり

水控え目

場所

外の日なた

難易度

初心者向け

アフリカンマリーゴールド・プラウドマリーの特徴は？

アフリカンマリーゴールド・プラウドマリーはキク科のアフリカンマリーゴールドの品種。大きくてまんまるな花が、草丈が25ｃｍと低い時期から開花し、草丈60ｃｍ幅60ｃｍとかなり大きくなる。いや、草丈はアフリカンとしては別に高くないんですが、直径10ｃｍの花がワンワンと咲くと結構迫力があります。ちなみにアフリカンマリーゴールドは150ｃｍ以上、環境によっては2ｍになるものありますから、プランドマリーは小さくまとまり、扱いやすい品種です。

花付きがよく、花が株全体に満遍なく開花する。ただ、プラウドマリーに限らず、花が終わると枯れた姿がみっともないので、早めに摘むようにしたい。

春に苗が出回るのでこれを植えるか、種蒔きして株（苗）を作って植える、もしくは庭に直接種をまきます。一般的は苗を作って植えます。

一般家庭で植えるというよりは、公園などの広範囲を埋める夏のガーデン材って感じ。

水やり

過湿に若干弱く、蒸れないようにするのが栽培のコツ。鉢植えの水やりは土が乾いたら鉢底から水が出るくらいにしっかりとやり、葉っぱにはかけないようにするといいです。夏は乾燥で水切れするので、朝夕の2回水をやります。あまりに水切れするなら、夏は半日陰に移動させましょう。

庭植えにした場合は、自然雨だけでほぼ大丈夫ですが夏は乾燥で水切れするので様子を見て水やりをしましょう。よく夏に干上がっています。

肥料

春から秋にかけての生育時期・開花時期は1週間に一回か2週間に一回程度、液体肥料をやるか、1ヶ月に一回緩効性化成肥料を規定量やってください。肥料が切れると開花が鈍くなります。

植え替え・植え付け

時期

春に苗を植えるか、種蒔きして苗を作って植え付けます。霜が降りなくなってから植えましょう。

用土

一般的な花と野菜の培養土で植え付けます。もしくはここに川砂・パーライトなどを入れて水捌けをよくしてから植えると蒸れを防げますが、夏の乾燥も問題なのでどちらでもいいです。自作する場合は赤玉土6腐葉土4に化成肥料を混ぜたものを使います。

種蒔き・育苗

発芽温度が20度なので、種まきは4月前後に行います。ポットやセルトレイには、栽培用土か種蒔き用土を入れます。種をまく際には、ポットやトレイに2〜3粒ずつ入れ、発芽後に間引きを行います。土の上には種を少しだけかぶせるか、全く被せないようにします。被せ過ぎると発芽が妨げられるので注意しましょう。

庭に直接まくことも可能ですが、虫や鳥に食べられるので、より確実に発芽させたい場合はポットでの発芽がオススメです。

その後は、乾燥しないように水やりをし、明るい日陰で管理します。この条件下では1週間ほどで発芽が見られます。発芽後は間引きを行い、1本立ちにします。また、本葉が4枚になった段階で植え付けを行います。

ポット内で根が広がりきってしまうと、植え付け時に根が傷つきやすくなり、生育に支障をきたすことがあるため、早めの植え付けがポイントです。

鉢の植え付けの手順は？

8号〜10号鉢に1苗を植えます。

鉢植えの底の穴を鉢底ネット（鉢底網）で塞いで、その上に鉢底石（軽石）を2ｃｍ〜3ｃｍ入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。

植える時に苗はほぐさず、根をいじらないで植えましょう。

庭植えの手順は？

庭植えの場合は、深さ30ｃｍの穴を掘って、掘り出した土に腐葉土か堆肥を３割か４割追加して、緩効性化成肥料を混ぜて用土とします。穴に土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。 株同士は最低でも50ｃｍ〜60ｃｍほど空けて植えます。

苗の根はいじらず、土は落とさないで植え付けてください。

管理場所

日当たりで栽培します。半日陰でも生育しますが花が少なくなります。

冬には枯れる一年草です。

剪定・切り戻し

花がしぼんだら、早めに摘んでしまいます。放置しているとみっともないし、雨に当たって腐って病気になることもあります。また、早めに摘むと次の花が咲きやすくなります。

病害虫

カイガラムシ・ハダニ・アブラムシ・スリップス・ウドンコ病など。

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