アフリカンマリーゴールドの育て方

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アフリカンマリーゴールドの基礎データ
アフリカンマリーゴールド
科名キク科
属名タゲテス属
学名Tagetes erecta
別名千寿菊
耐寒5度
水やり水控え目
場所外の日なた
難易度初心者向け
画像投稿
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花
植え
肥料
剪定
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アフリカンマリーゴールド

アフリカンマリーゴールドはキク科タゲテス属のメキシコ・中央アメリカ原産の一年草の植物。メキシコが自生地なのに「アフリカン」と名付けられたのは、メキシコからスペインに持ち込まれた後にアフリカで広がったことから。黄色やオレンジ・白のまんまるな大きな花が、初夏から秋まで開花する春から秋のメジャーなガーデニング材。庭植えにすると乾燥に強く、暑さにも強く、派手な花を咲かせるので、温暖化の中では非常に頼もしい存在。

草丈は低いものもありますが、1m以上になるものもあり、マリーゴールドの中では大きな部類です。開花したら切花にして室内に飾るといいですよ。

改良品種も見られ、フレンチマリーゴールドとの交配もあるため境目は曖昧になってきています。その他のマリーゴールドについてはマリーゴールドを参考にしてください。
草丈40cm〜170cm

センチュウを忌避する

アフリカンマリーゴールドは根にセンチュウを忌避する性質があって、コンパニオンプランツとしてよく挙げられます。一般家庭の庭で目見にえて効果を実感できるほどではないですけどね。詳細は以下のページを参考に。

管理場所

日当たりで育てます。半日陰でも育ちますが、花が少なくなるので出来るだけ日当たりで育てましょう。夏の暑さには強く、夏の戸外の日当たりで管理して問題ありません。ただ、夏のあまりの暑さで花が止まったり、調子を崩すことはあります。それで枯れることはないですが、できれば半日陰に移動させておくと秋以降の開花が良くなります。

冬には枯れる一年草です。

水やり

アフリカンマリーゴールドは乾燥に強く、過湿に弱いため、鉢植えであれば年間を通して、鉢の土が乾いていたら水をやるようにし、受け皿の水は捨ててください。土が長期間濡れていると根腐れしたり、葉っぱが腐るなどします。乾燥気味を心がけましょう。

鉢植えだと夏は高温で流石に水切れしやすいので、必要であれば朝と夕方の2回、水をやります。あまりに水切れするようであれば、半日陰に移動させたり、寒冷紗やヨシズで遮光してあげてください。

庭植えにした場合は、基本的には自然に降る雨だけで十分です。ただし夏の乾燥時期は庭植えでも様子を見て水をやってください。

肥料

春から秋にかけての生育時期・開花時期は1週間に一回か2週間に一回程度、液体肥料をやるか、1ヶ月に一回緩効性化成肥料を規定量やってください。肥料が切れると開花が鈍くなるので、様子を見て肥料をやる頻度を増やすなど対応しましょう。
緩効性化成肥料
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植え付け・種まき

種まき

3月から5月に種まきをします。発芽温度は20度。用土培養土)を入れた育苗トレイや鉢に種まきをします。庭なら種は30cmおきに数粒を撒いていきます。土を5mmほど薄く、被せます。土を手のひらで軽く抑えます。抑えると土と種子が密着して、発芽しやすくなります。
育苗トレイ
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アフリカンマリーゴールド 種子
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乾燥しないように種が流れでないように水をやってください。霧吹きでやるといいです。明るい日陰で管理します。発芽までは気温があれば1週間ほどです。数粒づつ蒔いているので、数本出てきます。元気がいいのだけを残してあとは間引いてやります。本葉が4枚以上になったら庭や鉢に植え替えましょう。

種蒔きから開花までは二ヶ月〜三ヶ月くらいです。

時期

春から初夏にかけて苗が流通するのでこれを植え付けます。4月〜5月はまだ地域によっては霜が降り、霜に当たると枯れるので、この頃はまだ購入しないか、植えても霜に当たらないように管理しましょう。

用土

一般的な花と野菜の培養土で植え付けます。過湿がちょっと苦手なので、この培養土に川砂かパーライトを1割ほど入れて、水はけをよくしておくといいです。自作する場合は赤玉土7腐葉土3を混ぜたものを使います。

鉢の植え付け手順

アフリカンマリーゴールド:鉢の植え付け手順
大型な品種であれば8号〜10号鉢に1苗を植えます。小型なら6号〜7号に1苗くらい。

鉢植えの底の穴を鉢底網で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。植え付けの際に苗の土は落とさず、根はほぐさないで植え付けてください。根をいじると生育不良を起こすことがあります。

庭植えの手順

庭植えの場合は、深さ30cmの穴を掘って、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割か4割追加して、緩効性化成肥料を混ぜて用土とします。穴に土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。

苗の根はいじらず、土は落とさないで植え付けてください。

小さく仕立てる

アフリカンマリーゴールドは品種にもよるんですが放置していると150cm以上にもなり、風に吹かれて倒れてしまいます。そもそもポキポキ折れやすいですからね。なので、早いうちから摘芯して小さくまとめるか、支柱を立てて倒れないようにします。摘芯が一般的。

花ガラ摘み

花がしぼんだら摘んでしまう。放置していると見苦しいのもありますが、種子を作ろうとして株が弱って次の花が咲きづらくなったり、雨に当たって腐って病気の元になるので、摘んでしまった方がいいです。

病害虫

カイガラムシハダニアブラムシスリップスウドンコ病など。
乾燥するとウドンコ病が発生するが、他の害虫はあまり見られない。

最後に…

アフリカンマリーゴールドは大きな花が長期間咲いてくれて、栽培も容易なんですが、見た目がちょっと暑苦しい!と思う人も多いはず。そこで同じ時期に開花する植物を以下のページにまとめているのでよろしければ参考にしてください。
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