メキシカンマリーゴールドの育て方

TOP > キク科 > マリーゴールド…最終更新2022-05-07画像投稿

メキシカンマリーゴールドの基礎データ

科名: キク科
属名: タゲテス属
学名: Tagetes tenuifolia
水やり: 水控え目
場所: 外の日なた
難易度: 初心者向け

メキシカンマリーゴールドの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。

メキシカンマリーゴールドとは？

メキシカンマリーゴールドはキク科タゲテス属の一年草。一重咲きで開花が多い。エディブルフラワーとしてサラダなどに入れて食べることもでき、味はタラゴンに近いです。根にセンチュウが忌避する成分を分泌する性質があり、サツマイモネコブセンチュウ、アレナリアネコブセンチュウ、キタネコブセンチュウに効果があるとされ、コンパニオンプランツとして植えられることもあります。

春に植え付け秋まで開花し、冬に枯れる一年草です。
草丈25ｃｍ

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管理場所

日当たりで育てます。半日陰でもいいですが、花が少なくなります。

メキシカンマリーゴールドは他のマリーゴールドより夏の暑さに若干弱く、夏だけは半日陰に移動させるか、寒冷紗・ヨシズなどで遮光してやるといいです。

水やり

メキシカンマリーゴールドは乾燥に強く、過湿がちょっと苦手なので乾燥気味に管理しましょう。

鉢植えにした場合は土が乾いて白くなってから鉢底から水が出るくらいにしっかりと水をやります。庭植えの場合は、植え付けて1週間〜2週間は水やりをしますが、あとは自然に降る雨だけでほぼ大丈夫です。

肥料

開花する時期は液体肥料を1週間に一回やるか、1ヶ月に一回化成肥料をやります。肥料が切れると花が止まりますので、必ず追肥し、追肥を継続してください。メキシカンマリーゴールドは夏の暑さに若干弱く、夏に生育・開花が休むようなら肥料はストップしてください。

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植え替え・植え付け

3月〜6月に種まきをします。種まきをして苗をつくってから植え付けるのが一般的。

用土

一般的な花と野菜の培養土で植え付けます。自作する場合は赤玉土7腐葉土3に化成肥料を規定量混ぜたものを使います。

種まき

発芽温度は15度〜20度です。庭に直播してもいいですが、鳥や虫に種子や新芽を食べられるので、できればトレイやポットで苗を育ててから植え付けるといいです。

種子は種まき前に一晩水につけてふやかせておくと発芽率がよくなります。トレイやビニールポットに用土を入れて、そこにタネを2粒か3粒まいて、その上にうっすら土をかぶせます。分厚くかぶせると発芽しなくなるので注意してください。あとは種子が流れ出ないようにそっと水をやって明るい日陰で管理していると1週間ほどで発芽します。

本葉が3枚か4枚になったら庭や鉢に植え付けます。

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鉢植えの植え付け手順

6号〜7号鉢なら1苗、65ｃｍの横長プランターなら3苗を目安に植え付けます。

鉢植えの底の穴を網で塞いで、その上に軽石を2ｃｍ〜3ｃｍ入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。一年草なので植え替えはありません。

庭植え

植え付けの1週間前に深さ20ｃｍほど掘り返して腐葉土か堆肥を元の土に対して3割〜4割ほど追加して、化成肥料を1平方ｍあたり100ｇほど入れて、混ぜて用土とします。できれば1週間寝かせて、土を馴染ませるといいです。

苗を入れて隙間に用土を入れていきます。株間は20ｃｍほどあけます。最後に水をしっかりとやって完成です。

剪定・切り戻し

開花後に花が一段落したら、全体を刈り込むと摘芯になって、枝が増えて花が増えます。これを開花している間は何度か繰り返すといいです。

また、メキシカンマリーゴールドは過湿が苦手なので、梅雨前に全体を強めに刈り込むことで風通しをよくして夏のダメージを減らせます。この時、枝を間引いて、傷んだ葉をむしっておくといいです。