ベニバナダイコンソウの育て方
目次
ベニバナダイコンソウの特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け管理場所剪定・切り戻し病害虫関連記事学名などの基礎データ
x最終更新- 植物名
- ベニバナダイコンソウ
- 科名
- バラ科
- 属名
- ダイコンソウ属
- 学名
- Geum coccineum
- 別名
- 紅花大根草
- 耐寒
- マイナス15度〜マイナス20度
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 中級者向け
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ベニバナダイコンソウの特徴は?
ベニバナダイコンソウは西アジア〜南ヨーロッパに自生する
バラ科ダイコンソウ属(
ゲウム属)の半常緑
多年草。葉っぱが
大根(
アブラナ科)の葉っぱに似ていることが名前の由来。春から夏にかけて開花する。咲き乱れるというほどではないが、長期間にポツポツと咲き続けます。特に涼しい寒冷地では夏も比較的咲いてくれる。
日本では帰化して庭に勝手に生えてくる
雑草でもある。でも、生えてきても悪い気はしないです。
草丈40cm
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水やり
鉢植えであれば土が乾いてから水をやりますが、様子を見て頻度を調節します。庭植えの場合は、自然に降る雨だけでほぼ大丈夫です。
肥料
春(3月)と秋(10月)に化成
肥料を少量あげます。土が豊かだったら追肥はなくてもいいです。
植え替え・植え付け
時期・頻度
春か秋に植え付けをします。鉢植えは2年に一回、
根詰まりをする前にこの時期に植え替えをしましょう。
用土
鉢植えにする際は、市販の一般的な
培養土を使用します。これらの培養土は、
ホームセンターや園芸店で手に入ります。もし自分で土を作る場合は、
赤玉土6
腐葉土4を混ぜ、そこに化成肥料を加えて使用します。
庭に植える場合は、土壌改良のために腐葉土や
堆肥を混ぜてフカフカにしてください。
種まき・育苗
庭に直播でもいいですし、ポットやトレイに土を入れて種蒔きしてもいいです。種をまいて土を1cmほどかぶせて、乾燥しないように水をやっていると1週間〜10日で発芽します。
ポットやトレイで育てた場合は本葉が4枚になったら、植え付けましょう。
鉢の植え付け・植え替えの手順は?
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に
用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
植え替えをする場合は、古い鉢から株を取り出し、古い土を三分の一ほど落とし、新しい土を足して植え替えます。株分も可能です。適当に切って別々に植え直すと増やせます。
庭植えの植え付けの手順は?
深さ25cm〜30cmの穴を掘り、大きな石があったら取り除いておきます。掘り出した土に腐葉土か堆肥を、庭土に対して2割か3割混ぜて、化成肥料を説明書きの規定量入れて、よく混ぜて用土とします。できれば1週間寝かせて、土を馴染ませると根が広がりやすくなります。
穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
管理場所
日当たりか
半日陰で管理します。夏の乾燥避けのためには、年間を通して半日陰がいいです。鉢植えであれば、春と秋は日当たり、夏は半日陰と移動させましょう。
耐寒温度はマイナス20度〜マイナス15度と寒さにはかなり強いので、防寒は不要です。
剪定・切り戻し
こぼれダネで増えることがあります。増えすぎて他の植物を駆逐することはないですが、意図せず広がるのも困るので花は摘んでおくといいです。
病害虫
病
害虫は見られない。
灰色カビ病、
アブラムシ、
ヨトウムシなどが発生することがあります。
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