クマシデの育て方
目次
クマシデの特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け管理場所剪定・切り戻し病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- クマシデ
- 科名
- カバノキ科
- 属名
- クマシデ属
- 学名
- Carpinus japonica
- 別名
- 熊垂、熊四手
- 耐寒
- マイナス15度
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 中級者向け
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クマシデの特徴は?
↑樹皮はこんな感じ
↑大きくなりすぎるので注意しましょう
↓花穂が大きくて太くて、数も見られるので、結構かっこいいです。
↓冬は落葉します。落葉時点で冬芽が見られます。
クマシデは
カバノキ科クマシデ属の落葉高木。日本の本州〜四国〜九州に自生する。
雌雄同株で雌雄異花。4月〜5月に穂が重なった
ホップのような形状の花が咲き、これがそのまま秋に茶色く熟す。シデの中ではこの穂が大きい方で、見応えがある。内部には種がある。
葉っぱに葉脈が深く入り、葉っぱだけでもカッコいい。葉っぱがよく茂り、日陰を作るんですが、葉っぱが密生するので、間引いて風を通したい。
秋になると葉っぱが
紅葉して黄色くなるが、あまり綺麗な方ではないです。
樹高が10m〜15mと大きくなるので庭木にはあまり植えられない。斑入り品種もあります。
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水やり
自然に降る雨だけでいいです。夏の乾燥時期にあまりに日照りが続くなら、
水やりをしてください。
肥料
生育が悪いなら2月に寒肥(化成
肥料)をやる。もしくは
油粕を埋めます。なくてもいいです。
植え替え・植え付け
時期
落葉時期に植え付けましょう。
用土
庭植えにする場合は
腐葉土や
堆肥を混ぜて
用土とします。もしくは一般的な
培養土とごっそり入れ替えて植えましょう。
庭の植え付け手順
深さ40cm〜50cmの穴を掘り、大きな石があったら取り除いておきます。掘り出した土に腐葉土か堆肥を、庭土に対して3割か4割混ぜて、化成肥料を説明書きの規定量入れて、よく混ぜて用土とします。できれば1週間寝かせて、土を馴染ませると根が広がりやすくなります。
穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。株が麻布に巻かれている場合は、そのまま植えます。根鉢にビニールや針金が巻かれている場合は取り除いてから植えてください。
管理場所
日当たりの良いところで管理します。日当たりがよいと秋の紅葉が多少は綺麗になりますが、最大限に綺麗でもそんなに鮮やかではないので、気にしないでもいいです。
真夏の直射日光にも負けませんから、日当たりに植えて、夏は日陰を作り、冬は落葉して株元の植物たちに日光が当たる影を作る庭木として植えてもいいです。
剪定・切り戻し
落葉時期に
剪定します。環境が良いと大きくなるので、
芯止めして、繁すぎるなら適当に剪定して間引いておくといいです。
病害虫
ほとんど見かけない。
テッポウムシが発生することがあるので、被害が見られたら薬剤で駆除しましょう。
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