シラカバの育て方

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シラカバ(白樺・シラカンバ)

シラカバ
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科名カバノキ科
属名カバノキ属
学名Betula platyphylla
別名白樺・シラカンバ
みずやり水を好む
場所外の日なた
難易度上級者向け
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花
植え
肥料
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栽培の特徴

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シラカバはカバノキ科の落葉樹。雌雄同株。秋には黄色く紅葉し、冬は落葉します。幹が白いのが魅力ですが、幼木のときは黒っぽいです。また寒いほど白くなり、温かい地域では白さがイマイチ。ジャクモンティ―という品種は比較的暖地でも白くなり、生育します。樹皮が紙のように剥がれる。ちなみにジャクモンティは台木がシラカバ。
カミキリムシ・テッポウムシに注意
シラカバは育てやすい庭樹ですが、数少ない欠点にして最大の問題が「カミキリムシ」です。カミキリムシの幼虫がテッポウムシで、これがシラカバを食い荒らすのです。虫が住んでる穴に薬剤を入れて殺します。
樹高20mから30m
まとめ
●基本的には自然の雨だけで十分。夏場の乾燥に若干弱いので、様子を見て水をやる。
●一度植えたら移植はできない。
剪定はできるだけしない。やる場合は癒合剤を塗ること。
●シラカバは本来は幼木のときは白くない。が、ジャクモンティという種類は幼木から白い。流通しているものの多くはジャクモンティ。
●カミキリムシ(テッポウムシ)が幹を食う。穴に薬剤を入れて殺す。暖地や暖かい地域だと発生しやすい。
●シラカバの花粉にアレルギーを起こす人がいるので、植える前に家族でアレルギー検査をしたほうが良い。
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水やりと肥料

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乾燥が苦手
乾燥が苦手で、夏はしっかりと根本に水をやるようにします。他の季節は水やりは、日照りでもない限りは不要です。
●株元が乾燥するのが苦手。暖地・平地では夏に乾燥しないようにする。
西日が株元にあたったりして、夏に乾燥するようならば腐葉土やワラでマルチングをする。

肥料は不要
極端な痩せ地でない限りは植え付け時でも肥料は不要です。植え付け後も肥料が無くても十分育ちます。生育を良くするのであれば2月に寒肥として油かすを少しやります。肥料は少なくていいです。

植え付け・植えかえ

植え付け・植えかえ
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植え付け時期
2月か3月。苗(の根)が活動していないうちに植え付けをして、4月以降に気温があがって植え付けのダメージを取り戻して生育するようにします。
苗について
苗は貴重。流通していない。必要ならばネットで買うか、造園業者にお願いする。ちなみに幼木は白くない。7年目か8年目あたりで白くなるとされる。苗は実生で増やせる。挿し木でも増えるが、北海道では白樺の種子から生息範囲がガンガン広がるほどによく増えているので、挿し木で増やすことはあまりしない。
花粉症も引き起こすし、北海道では厄介者?らしい。
●ジャクモンティだと九州でも育つが、暖かい地域ではカミキリムシ(テッポウムシ)が発生しやすい。カミキリムシは駆除が大変で毎年発生する。暖かい地域はジャクモンティでもオススメしない。

用土
穴を掘ると水がしみ出して来るほどの水はけの悪い土だとNGですが、水はけが良すぎても乾燥で枯れてしまいます。一般的な樹木が育つ程度の土壌なら問題ありません。植え付ける時に腐葉土を足してください。
庭植え
シラカバの根鉢の二倍から三倍の深さと直径の穴を掘り、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割か4割ほど混ぜて、半分の土を戻して、シラカバの苗を入れて、隙間に用土を入れます。最後に水をしっかりとやって完成です。
●三本ほどまとめて植えるとボリュームが出て恰好が良いです。
●植え付けのときに支柱を立てて、くくりつけておく。不要になれば取り除く。
●大きく育ってからの移植は不可。
●幼木であれば移植は可能。ここでの幼木というのは1mとか1.5mとか。

管理場所・日当たり

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南限は静岡
生育する南限は静岡。西限は福井県。東京でも白樺は育つ。冷涼な地域で育ち、北海道でも枯れません。その反面、夏の暑さと乾燥に弱いところがありますが、基本的に頑健、それで即枯れるということはありません。ただし、暖地では、ただでさえ短い樹の寿命が、更に短くなります。ジャクモンティであれば九州でも育つ。
●暖地ではカミキリムシが発生しやすいので、おすすめしない。
●豪雪地帯では雪が積もって重みで曲がって育つことがある。ひっくり返すとそんな環境でも枯れないってことです。

日光を好みます
日光を好みます。日光がよく当たるとよく育ちます。
大気汚染に弱い
街路樹には適していません。

剪定

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剪定時期
剪定はシラカバが活動を始める直前の3月にします。活動している4月以降の暖かい季節にやると、樹液が活動しているので、切り口から樹液が出てきてそこから雑菌が入り、病気になりやすいです。
剪定は軽く
シラカバは切り口がふさがりにくく、雑菌が入って病気になりやすいです。剪定は軽くするか、切ったら癒合剤を塗るようにします。基本的にそのまま放置していれば、キレイな樹形になるので、ひこばえや徒長した枝や枯れた枝を落とす程度にします。
●「ひこばえ」という根元からニョキっと出てくる枝を根元から切るようにします。ひこばえは勢いがいいですが、これを放置していると、ひこばえに栄養を取られて、元の株の生育が悪くなります。
●枝を切ったときは癒合剤を必ず塗ります。癒合剤はホームセンターで売ってます。木工用ボンドでもいいです。ようは雑菌が切り口から入らなきゃ良いんです。

カミキリムシ・テッポウムシについて

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幹の中を食い荒らしているので、ぱっと見では虫がいるかどうか分かりません。よく観察して、
●穴が開いていないか?
●株元に木屑が落ちていないか?
●突然、枝が枯れていないか?
●新芽がしおれていないか?

をチェックします。

どうもヤラれていると思ったら、穴にテッポウムシ用薬剤を注入して薬殺します。手間が掛るので、マメに観察・対処が基本です。早めの対処が大事。カミキリムシは葉っぱや新芽で隠れる幹に卵をうみつけます。前もって地表の新芽や小さな枝はむしっておくと、翌年の被害が違います。
●スミチオンとマラソンの混合殺虫剤を株元から50cmから70cmくらいに塗っておくと、予防できるらしいですが、そんな混合剤を用意できないので、穴に地道に薬剤を入れて殺していくしかないです。面倒。塗るんですよ。撒くんじゃないです。蒔くと根の根瘤菌に悪影響がある、かも。
●カミキリムシは暖地や温かい地域だと発生しやすい。
オルトラン粒剤はカミキリムシには効かない。

特徴・由来・伝承

特徴・由来・伝承
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花粉症に注意
雌雄同株で一本の樹に雄花と雌花が咲きます。風媒花で、風に花粉を乗せて飛ばすために、白樺アレルギーの人は注意しなくてはいけません。幹に薄くてはがれやすい「白い」樹皮があり、これが「白」「樺(=カバノキ)」の名前の由来。この樹皮は燃えやすく着火剤として利用されることも。

注意!ジャクモンティと白樺について
本来の白樺は温帯を中心に生育します。日本で生育している「白樺」はこれらの変種なんです。北海道や寒い地域で育つのは日本変種の白樺であり、逆に温かい地域では育たず、静岡くらいが南端です。

ところが、暖地でも育つ「白樺」の仲間があります。それが「シラカバ・ジャクモンティ」です。これは比較的温かくても育ちますし、幼木の時からすでに白い樹皮をつけるので、人気があります。とはいっても、やはり冷涼な気候を好むために、あまりに温かいと枯れてしまいます。九州・四国でも育つとされますが、場所を選びますのでコダワリが無いなら別の庭樹を検討した方が無難です。
日本で流通している「白樺」はほとんどコレです。

白樺は植生破壊の証拠
道路を作ろうと山を崩した、山火事があった、土砂崩れがあった――森が壊れた後に一番最初に生えてくる木が「白樺」です。それだけ成長が早いということですが、その一方で、植えたわけでもないだろうに白樺が林を成しているなら、それは何かしら「植生破壊」があったかもしれないということです。自然の中では地固め職人なんです。

寿命が短い木
山火事などで木がなくなると真っ先に生えてくる木で成長が早く(日当たりが良ければ一年で1.5mくらい)、日光を好みます。ところが寿命が20年と短いので、20年後には別の株を植えなくてはいけません。

ダケカンバ
北海道には白樺(シラカンバ)とよく似た「ダケカンバ(岳樺)」があります。見た目が似ていますが、生息する地域が若干違う。白樺は低地・平地と標高700mから1500mまで。ダケカンバ(岳樺)は700mから2500m以上。白樺のほうが幹枝が細く、ダケカンバのほうが木肌が肌色で樹皮が一枚一枚剥がれる。

雑記

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●自家不和合性があり、同じ個体では種子が出来づらい。シラカバは二本以上無いと種子ができない(出来づらい)。
●種子には翼がついていて、その種子が大量に出来る。種子が発芽して成木になるのはほんの一部ではあるんですが、そもそも種子が大量なので結果としてはなかなかの数の木が生えてくる。
●シラカバの種子は日光が多いと発芽しやすい。また熱されると発芽しやすい。これは山火事の後にシラカバが生えるための戦略。
●花が咲くのは発芽から10年後。
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