ニディフォルミスの特徴と育て方
目次
ドイツトウヒ・ニディフォルミスの特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け管理場所剪定・切り戻し病害虫関連記事学名などの基礎データ
x最終更新- 植物名
- ドイツトウヒ・ニディフォルミス
- 科名
- マツ科
- 属名
- トウヒ属
- 学名
- picea abies 'nidiformis'
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 中級者向け
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ドイツトウヒ・ニディフォルミスの特徴は?
ドイツトウヒ・ニディフォルミスは
マツ科の
ドイツトウヒの
園芸品種。ドイツトウヒは何十メートルにもなる巨木なのに対して、ニディフォルミスは匍匐して伸びるため、樹高は60cm〜1mくらいで、横に1m〜2mほど伸びます。生垣に利用されることが多いです。
通常のドイツトウヒと同じで日当たりで育て、肥沃な土を好みます。
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水やり
一般的には庭植えにし、庭植えにすると自然に降る雨だけでほぼ大丈夫です。夏にあまりに乾燥するなら
水やりをする程度です。ただし、植え付けて1年か2年は根が広がっていませんから、庭植えでも水切れすることがあります。植え付けて2年以内は庭植えでも様子を見て水やりをします。特に植え付けて最初の夏は注意して水やりをしましょう。
鉢植えにした場合は、土が乾いたら水をしっかりとやります。
肥料
肥沃な土を好みます。肥沃な土であれば追肥は不要ですが、土が肥沃じゃないなら
腐葉土を
マルチングしたり、土に混ぜ込んで有機物を供給します。もしくは2月に寒肥として、株の周囲に根が当たらない場所に何箇所か深さ20cmの穴を掘って化成
肥料を埋めてください。
植え替え・植え付け
時期・頻度
植え付け・植え替えは春か秋に行います。鉢植えは2年か3年に一回、植え替えをしましょう。基本的には庭植えです。鉢植えにした場合でもいつかは庭植えにするものだと思っておきましょう。
用土
鉢植えにする際は、市販の一般的な
培養土を使用します。これらの培養土は、
ホームセンターや園芸店で手に入れることができます。もし自分で土を作る場合は、
赤玉土6腐葉土4を混ぜ、そこに化成肥料を加えて使用します。
庭に植える場合は、土壌改良のために腐葉土や
堆肥を混ぜて土壌を肥えさせます。そこに化成肥料を加えて
用土とし株を植え付けます。
庭植えの手順は?
深さ40cm〜50cmの穴を掘り、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割か4割入れて、化成肥料を説明書きの規定量を入れて、よく混ぜて用土とします。 穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、水やりをしつつドロドロにしながら隙間に土(泥)を入れます。
穴がいっぱいになったら余った土で、株の周囲に土手をつくり、そこに水をたっぷりとためます。水が吸収されて引くまで待ち、引いたら土手を崩してならして完成です。
鉢の植え付け・植え替えの手順は?
8号か
10号鉢に1苗を植えます。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
管理場所
日当たりを好むので、日当たりで育てます。
半日陰でも問題ないのでどちらでもいいです。冬の寒さには強く、北海道でも越冬します。
剪定・切り戻し
剪定は新芽が出る直前の3月に剪定します。生垣にした場合は、その形状を目指して適当に剪定します。枯れた枝、変な方向に伸びた枝、徒長した枝を落としてから、整える剪定をするようにします。
病害虫
カイガラムシ・
ハダニなど。
前もって
オルトランを使っておくと予防できます。それでも発生した場合は対応した薬剤を使うといいです。
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