コウヨウザンの育て方
目次
コウヨウザン(広葉杉)の特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け用土植え付け手順管理場所剪定・切り戻し病害虫関連記事学名などの基礎データ
x最終更新- 植物名
- コウヨウザン
- 科名
- ヒノキ科
- 属名
- コウヨウザン属
- 学名
- Cunninghamia lanceolata
- 別名
- 広葉杉
- 耐寒
- マイナス20度〜マイナス15度
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 上級者向け
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コウヨウザン(広葉杉)の特徴は?
コウヨウザン(広葉杉)は
ヒノキ科の常緑高木・
針葉樹。杉のようでありつつ、葉っぱが太いから広葉杉と名付いていますが、ヒノキ科の樹木です。巨大に育ちますので一般家庭では庭植えにはしないです。もっと庭木に適した植物については
シンボルツリーを参考にしてください。
葉っぱが生えると4年〜5年はついていて枯れても落葉せず、枝ごとドサっと落ちてしまいます。なので庭木にして大きく育ちすぎると危険。
雌雄異株で雌雄異花で、雄花・雌花が冬〜春にかけて開花しますが、主に4月に開花し、これが結実して球果ができます。
自生地は中国南部・台湾・インドシナなどで日本には江戸時代に渡来した。成長が早く、巨大に育ち、資材として利用もされます。基本的には暖かい地域の植物で、東北南部以南でなら栽培が可能です。
樹高25m〜40m
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水やり
自然に降る雨だけでほぼ大丈夫ですが、土があまりに乾燥したり、
水はけが良すぎると枯れ込むことがあるので、様子を見て
水やりをしましょう。
肥料
植え付けのときに
腐葉土か
堆肥をしっかりと混ぜ込んでいたら、追肥は不要です。あんまり生育が悪いようなら腐葉土か堆肥を周囲の土に混ぜ込んであげるといいです。
植え替え・植え付け
開花が終わった5月〜9月に植え付けをします。梅雨の6月に植えると調子を崩すことがありますので避けた方がいいです。
用土
庭土にしっかりと腐葉土か堆肥を混ぜてから植え付けます。有機物があったほうがいいですし、湿潤な土を好み、水もちが良い方が好ましいので混ぜておくといいです。
植え付け手順
庭土を50cm〜80cmかそれ以上の深さを掘り出し、掘り出した土に腐葉土か堆肥を元の土に対して2割〜3割ほど混ぜておきます。穴に土を半分戻して、コウヨウザンの苗木を入れて、隙間に
用土を入れて、最後にしっかりと水をやって完成です。
苗木に巻いてある麻布は一か月ほどで腐って消えますから、そのままでいいですが、ビニールや針金は腐食しないので取り外してから植えましょう。
管理場所
日当たりか、
半日陰の場所で植え付けます。
またコウヨウザンは地上部に対して根が浅いので、横風にも負けやすいです。
芯止めして高さを抑えたり、枝をさばいて風が通るようにするといいです。
剪定・切り戻し
基本的には
剪定はあまりせず、自然樹形にまかせるようにします。勝手に円錐形に育ちます。枝が枯れると落ちてしまいますので、落ちる前に取り除きましょう。
ただ、放置していると20m以上に大きくなるので、芯止めをして高さを3m前後に抑えますが、それでも追いつかないくらいなので一般家庭では植えない方がいいです。
病害虫
テッポウムシが発生することがあり、テッポウムシで枯れることがあります。穴が空いて、根本にオガ
クズみたいな糞が落ちていたら発生しているので、薬剤で駆除します。
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