マンリョウ・紅孔雀の育て方
目次
マンリョウ・紅孔雀の特徴は?水やり肥料植え付け・植え替え管理場所・日当たり剪定病気・害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- マンリョウ・紅孔雀
- 科名
- サクラソウ科
- 属名
- ヤブコウジ属
- 学名
- Ardisia crenata Sims
- 耐寒
- 0度
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の日蔭
- 難易度
- 中級者向け
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マンリョウ・紅孔雀の特徴は?
マンリョウ・紅孔雀は
サクラソウ科ヤブコウジ属の
マンリョウから、枝変わりで生まれて選抜された品種。寒さに当たると葉っぱがピンク〜赤くなり、
カラーリーフとしても人気。冬になると赤い実もつけるので、地味になりがちな冬の庭のアクセントとして人気です。
確かに冬の新芽は赤く、緑はほとんど黒のような独特の色合いですが、春〜夏の葉っぱは通常の緑で特別な色合いではなく通常のマンリョウと同じなので、その辺りは理解した上で栽培しましょう。
挿木で簡単に増えるんですが、今後は種苗法で勝手に増やして販売などはダメになります。メルカリで権利者から栽培許可されていない出品者から買うのはやめておきましょう。
樹高40cm
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水やり
庭植えの場合でも水切れしやすいので様子を見て
水やりをします。特に夏は水切れしないようにします。
乾燥にちょっと弱いので、鉢植えの場合は、春〜秋は土が乾いたらしっかりと鉢底から水が出るくらいに水やりをします。冬は寒さで活動が鈍いので水やりは控えます。
肥料
2月に寒肥として、化成
肥料をやります。できれば開花後の9月〜10月に実のために施肥するといいです。でも、一番は新芽のための寒肥。補助的に秋の施肥をしましょう。
植え付け・植え替え
時期・頻度
4月〜5月に植え付け・植え替えをします。秋以降の植え替えも可能ですが、できれば活動をはじめるころの春が好ましいです。夏は乾燥するので避けましょう。
鉢植えは二年に一回植え替えをします。
用土
一般的な
培養土で植えます。自作する場合は
赤玉土6
腐葉土4に化成肥料を混ぜたものを使います。庭植えの場合は庭土に腐葉土か
堆肥を追加して、
用土とします。
鉢植えの植え付け・植え替え
鉢底の水が抜ける穴を鉢底ネットで塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、用土を少し入れ、株を置きます。株の土面が鉢のフチより1cm〜2cm下になるように調節します。この1cm〜2cmは水やりの時に水が溜まるウォータースペースです。株と鉢の隙間に用土を入れていき、最後にしっかりと水をやって完成です。植えるときに苗の土は崩さないで根をいじらないで植えましょう。
植え替えの場合は、古い鉢から株を取り出し、土を落とさないで、現在より1号か2号だけ少し大きな鉢に植え替えます。地上部の枝を少し刈り込んで、根の負担を減らすと回復が早まります。
毎回、鉢を大きなものに植え替えていくのは限界があるので、いつかは庭木にするか、ダメージを覚悟した上で…枯れることもあると思いつつ…土を落として同じ大きさの鉢に植え替えをします。
庭植えの手順は?
深さ20cm〜25cmの穴を掘り、大きな石があったら取り除いておきます。掘り出した土に腐葉土か堆肥を、庭土に対して3割ほど混ぜて、化成肥料を説明書きの規定量入れて、よく混ぜて用土とします。
穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
管理場所・日当たり
日当たりでは
葉焼けを起こすので
半日陰〜日陰で栽培しましょう。特に夏は水切れを起こすと余計に葉焼けを起こしやすいので、水やりし遮光するか日影に移動させましょう。
耐寒温度は0度前後で関東南部であれば戸外でも越冬します。
剪定
4月〜5月の植え替えのときに適当に枝をさばくか、もしくは同時期に
剪定して風通しをよくしておくと
害虫の予防になります。
病気・害虫
カイガラムシなどが発生します。
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