ヤブコウジ(藪柑子・十両)

科名 | サクラソウ科 |
属名 | ヤブコウジ属 |
学名 | Ardisia japonica |
別名 | 藪柑子・十両 |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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ヤブコウジの育て方

寒さで落葉することも無く、地植えならば水やりもほとんど不要、剪定も不要。二月に寒肥、八月に実と花の栄養に緩効性肥料を土に混ぜてやる程度で、手間が掛らず毎年、かわいい実を付けてくれます。
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ヤブコウジの水やり

地植えした場合は、降雨だけで十分です。あまりに乾燥する時期や日照りのときは水をやってください。空気が乾燥する時期は、葉っぱに水をかけてやって乾燥を防ぎましょう。
ヤブコウジの肥料
ヤブコウジはさほど肥料を必要としません。2月と8月に緩効性肥料を土に混ぜ込んでやるか、春から秋にかけて液肥を二週間に一回程度やるかしますが、これら肥料が無かったから枯れるということもないです。しかし実つきが悪くなりますので、肥料をやった方がいいです。植え付け・植えかえ
時期・頻度
鉢植えの場合の植え替えは2年か3年に一回。庭植えは基本的に植えっぱなし。植え替え・植え付け時期は冬(2月〜4月)か秋(9月〜11月)かにします。新芽が伸びている時期は植え替えをしないようにします。この時期に植え替えるとダメージが大きいです。
用土

鉢植えの植え替えの手順

庭植えの植え付けの手順

株は根をほぐして植えると広がりやすくなります。
挿木

挿木
園芸用語繁殖技術・コツと知識
管理場所・日当たり

しかしあの真っ赤な実を毎年楽しむのであれば、半日陰か日陰であっても比較的明るい場所を選ぶなどしてください。実を付けるには、そこそこの日光量が必要です。
病気・害虫
アブラムシ汁を吸う虫で、葉っぱや茎にたかって植物を弱らせます。少量でも高温時期になると爆発的に増えるので、早めに駆除しておきたいです。
アブラムシ
病害虫生態・防除・対応の薬剤のまとめ
ハマキムシ
葉っぱを丸めて内部に潜む芋虫。巻いていたらハマキムシなので、葉ごと摘んでフミツブースします。
特徴・由来・伝承
正月の縁起物。年末で切花で見かけるのが「センリョウ(千両)」。鉢植えなどで見かけるのが「マンリョウ(万両)」。それに対して「ジュウリョウ(十両)」という呼ばれ方をするのが、このヤブコウジ。ヤブコウジは江戸時代から、斑入りの園芸品種が作られるなど、古典園芸植物として人気があった。
落語の「寿限無」の「やぶらこうじのぶらこうじ」とはヤブコウジのことではないかと言われています。
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