リシマキア・オーレアの育て方
目次
リシマキア・オーレアの特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け管理場所・日当たり病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- リシマキア・オーレア
- 科名
- サクラソウ科
- 属名
- リシマキア属
- 学名
- Lysimachia nummularia 'Aurea'
- 別名
- ゴールデンクリーピングジェニ-
- 耐寒
- マイナス20度
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 中級者向け
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リシマキア・オーレアの特徴は?
リシマキア・オーレアは
サクラソウ科の
多年草のリシマキア・ヌンムラリアの品種です。匍匐して横に広がっていく性質です。本来、湿地や水辺…なんなら水中でも育つ植物で、庭植えのような乾燥が苦手なので
水やりをしっかりして乾燥を防ぐといいです。
ライムグリーンで草丈が低いので、下草として優秀で、
グランドカバーによく利用されるんですが、密生はしないので
雑草を抑えられるほどじゃないです。上記のように乾燥が苦手なので放置はできないですね。ところで同じリシマキアの
リシマキア・ミッドナイトサン、
リシマキア・ペルシャンチョコレートがあります。渋い色ならミッドナイトサン、頑健さならペルシャンチョコレートがおすすめです。
初夏に花が咲くのですが、花色と葉色のあんまり差がないので遠目にはあんまり違いが分からない。日当たりが良いと葉色がより黄緑になり、水分が多いと緑に寄ります。
草丈10cm
株幅30cm
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水やり
庭植えなら自然な雨に加えて、様子をみて水やりをします。乾燥が苦手なので、特に日当たりに植えた場合は水切れに注意します。中でも夏の水切れには注意です。
鉢植えの場合は土が乾いたらしっかりと水をやります。夏の水切れには注意しましょう。あまりに水切れするなら
半日陰・日陰に移動させて水切れを防ぎます。
肥料
春から秋のうち、水切れしやすい真夏を避けた時期に薄い液体
肥料をやるといいです。夏・冬は肥料があると根を傷めやすいので施肥しないです。
植え替え・植え付け
時期・頻度
気温が20度以上になる春か、気温が25度以下になる秋に植え付けや植え替えをします。鉢植えはほぼ毎年植え替えます。
用土
一般的な花と野菜の
培養土で植え付けます。自作する場合は
赤玉土6
腐葉土4に化成肥料を混ぜたものを使います。庭植えの場合は、庭土に腐葉土や
堆肥を混ぜて
用土とします。
鉢植えの植え付け・植え替えの手順
最初は6号〜8号に1苗を植えます。ハンギングだとフチから垂れてかっこいいです。
鉢底の水が抜ける穴を鉢底ネットで塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、用土を少し入れ、株の土面が鉢のフチより1cm〜2cm下になるように調節して、株を置きます。株と鉢の隙間に用土を入れていき、最後にしっかりと水をやって完成です。
植え替えをするときは鉢から株を取り出して、株についた古い土を3分の1ほど落として、同じ大きさの鉢かひと回り大きな鉢に植え替えます。株分けも可能です。
庭植え(地植え)の手順は?
深さ15cmを掘り、掘り出した土に腐葉土か堆肥を、庭土に対して3割か4割混ぜて、化成肥料に書いてある規定量を入れて、よく混ぜて用土とします。
穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。株同士は30cm以上空けて植えます。匍匐して広がるので、もっと空けて植えてもいずれは埋まります。
管理場所・日当たり
日当たりか木陰や半日陰で栽培します。
夏に日当たりがよいと乾燥で枯れやすいので、庭植えの場合で、水やりで対応できないなら日当たりは避けた方がいいかもしれない。一方で水辺でも問題ないので、池の近くに植え付けると水対策にもなっていいです。
耐寒温度マイナス20度と冬の寒さにもかなり強く、常緑で越冬します。ただし寒冷地では地上部が枯れます。枯れるんですが春には芽吹きます。
病害虫
アブラムシ、
ナメクジ、
ヨトウムシなどが発生することがあります。
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