リシマキア・アレキサンダーの育て方
目次
リシマキア・アレキサンダーの特徴は?水やり肥料植え付け・植えかえ・種蒔き管理場所・日当たり剪定病気・害虫特徴・由来・伝承関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- リシマキア・アレキサンダー
- 科名
- サクラソウ科
- 属名
- オカトラノオ属
- 学名
- Lysimachia punctata 'Alexander'
- 別名
- リシマキア・アレクサンドラ、ガーデンルーズストライフ
- 耐寒
- マイナス15度〜マイナス25度
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 初心者向け
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リシマキア・アレキサンダーの特徴は?
リシマキア・アレキサンダーはヨーロッパ・西アジアに自生する
サクラソウ科オカトラノオ属(
リシマキア属)の
宿根草のリシマキア・プンクタタの斑入り品種のこと。リシマキア・アレキサンダーは日陰にも強く、育てやすく、地下茎で広がり、頑健です。ただ、緑葉のプンクタタに比べると生育は遅いですが、それが庭植えには都合が良く、広がりすぎず管理しやすいです。
春に芽吹き、春のころは斑入り部分が淡いピンクになっていて非常に綺麗です。夏には黄色い花が咲き、賑やかになります。花だけでなく、
カラーリーフとしても綺麗で花が咲かない時期も賑やかです。冬になると地上部が枯れますが、寒さには強く春にはまた芽吹きます。
栽培していると先祖返りして緑葉が出ることがありますが、緑の方が性質が強く、放置していると斑入り葉を駆逐してしまうので、緑葉は早め摘むようにします。
樹高40cm〜60cm
幅30cm
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水やり
庭植えの水やり
庭植えにした場合は自然に降る雨だけで十分。ただし、リシマキア・アレキサンダーは水を好み、夏の乾燥時期は水が不足するので、その頃だけ様子を見て、水をやってください。
鉢植えの水やり
鉢の土が乾いていたら水をやるようにします。リシマキア・アレキサンダーは極端な乾燥が苦手で、鉢植えにした場合、乾燥しすぎないように気をつけます。夏は朝と夕方に水をやりますが、それでも水切れするかもしれません。その時は、日陰・
半日陰に移動させて、蒸発を防いでください。
肥料
春(4月)〜秋(10月)の間の真夏以外の時期に液体
肥料を週に一回やるか、1ヶ月に一回化成肥料をやります。肥料を沢山やると繁茂して、草丈が高くなり、横風で倒れやすくなります。肥料を控えると抑えられますので、庭や鉢の事情によって、肥料の量は調整しましょう。
植え付け・植えかえ・種蒔き
時期・頻度
春(3月)から秋(9月)あたりに植え付け・植え替えをします。鉢植えの場合は、毎年か2年に一回植え替えをします。
用土
一般的な花と野菜の
培養土か、
赤玉土6、
腐葉土3、
軽石1を混ぜたものを利用します。庭植えの場合は庭土に腐葉土か
堆肥を追加して、
用土とします。
鉢植え
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
植え替えをするときは古い土を3分の1ほど落として、同じ大きさの鉢かひと回り大きな鉢に植え替えます。株分けも可能で、ナイフなどで適当にサックリと分けて、それぞれを植え直しましょう。
庭植え
深さ20cm〜30cmの穴を掘り、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割か4割混ぜて、化成肥料を少量入れて、よく混ぜて用土とします。 穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。水もちが良い土が好ましいので、
水はけが良い場所は避けるか、堆肥の量を少し多めに入れて調節します。
複数株を植える場合は株同士は30cm〜40cm空けて植えてください。地下茎で広がるのですが、生育が遅く、他の植物を駆逐するほどではないんですが、根の仕切りで地下茎が広がりすぎないようにしておくといいです。
株が広がって、密生したら掘り上げて株分けして、植え直してもいいです。
管理場所・日当たり
日当たりを好みますが、半日陰でもちゃんと生育します。たくさん花を咲かせるためには日当たりじゃないとダメです。夏の暑さには強いですが、乾燥がちょっと苦手で、庭植えであれば半日陰に植え付けます。鉢植えにした場合は、春と秋は戸外の日当たり、夏は半日陰で明るい日陰で管理します。
越冬
寒さには非常に強く、防寒は不要です。
剪定
冬になって寒さで地上部が枯れたら、その枯れ枝を地際から刈って、取り除いておくといいです。
病気・害虫
アブラムシ、
ナメクジ、
ヨトウムシなどが発生することがあります。
特徴・由来・伝承
ヨーロッパ・コーカサスなどに自生するプンクタタ(プンクタータ)の
園芸品種。切花としても鑑賞できるので開花後に長めに切って
水揚げして飾るといいです。
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