リシマキア・ミッドナイトサンの育て方

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リシマキア・ミッドナイトサンの基礎データ

リシマキア・ミッドナイトサン
科名
サクラソウ科
属名
リシマキア属
学名
Lysimachia congestiflora 'Midnight Sun'
耐寒
マイナス20度
水やり
水を好む
場所
外の日なた
難易度
中級者向け
リシマキア・ミッドナイトサンの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。

リシマキア・ミッドナイトサンの特徴は?

ミッドナイトサンはサクラソウ科の常緑多年草のリシマキア・コンゲスティフロラの園芸品種。冬も枯れずに葉っぱが残ります。

銅葉(ブロンズリーフ)の渋い色合いに、鮮やかな星形の黄色の花が咲き、このコントラストが綺麗。それが「ミッドナイトサン(真夜中の太陽)」の名前の由来でしょうね。

冬の寒さに強く、夏の暑さにも強い常緑草なので、グランドカバーにも良く利用される。匍匐して広がるので、ハンギング鉢に植えて吊るして鑑賞するのもおすすめ。

意外と踏みつけにも強いのですが、葉っぱの密度が低く、グランドカバーとして植えても雑草を抑えつけることはできず、草丈の高い雑草に日光を奪われて徐々に負けていくことが多いので、「雑草よけ」としては適さない。その辺りはやはりジャノヒゲクラピアには負けますね。

リシマキアの中ではかなり頑健な方ですし、グランドカバーとしては優秀な部類ですが、放置で勝手に広がるほどではないです。また、夏の乾燥で枯れることもありますので、夏の水やりはしっかりとしたいです。
草丈10cm
株幅30cm〜50cm
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同じリシマキアのリシマキア・ペルシャンチョコレートの方が草丈が高く、雑草に日光を取られにくく、夏の乾燥と冬の寒さに対してミッドナイトサンより強いので、そちらも選択肢に入れるといいです。また、斑入りで少し明るいリシマキア・リッキーや黄緑葉のリシマキア・オーレアの方が好みに合うかもしれないです。

水やり

庭植えであれば、自然に降る雨でほぼ大丈夫ですが、本来は少し湿った場所に育ち、水辺でも育つような植物で乾燥が苦手です。日当たりに植えた場合は乾燥で枯れ込むことがあるので、様子を見て水やりをしましょう。

鉢植えの場合は、通常の鉢植え管理と同じで、土が乾いてから鉢底から水が出るくらいに水やりをします。受け皿の水は捨ててください。夏は蒸発が早くて水切れしやすいので、朝と夕方の二回、しっかりと水やりをします。

肥料

気温が20度から28度くらいになる春と秋に液体肥料を週に一回やるとよく生育しますし、葉色もよくなり、開花も増えます。ただ、肥料が多いと徒長しやすく、徒長しない方がかわいいので様子を見て肥料の頻度を減らしてください。

植え替え・植え付け

時期・頻度

春は気温が20度以上になってから、秋は気温が25度を切ってから植え付け・植え替えをしましょう。鉢植えはほぼ毎年植え替えをすることになります。毎年は難しくても二年に一回は植え替えをしましょう。

用土

店舗で販売している培養土で植え付けます。自作する場合は赤玉土6腐葉土4に化成肥料を混ぜたものを使います。庭植えにする場合は庭土に土壌改良のための腐葉土か堆肥を足して化成肥料を入れて用土とします。

鉢の植え付け・植え替えの手順

最初は6号〜8号に1苗を植えます。ハンギングだとフチから垂れてかっこいいです。

鉢底の水が抜ける穴を鉢底ネットで塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、用土を少し入れ、株を置きます。株の土面が鉢のフチより1cm〜2cm下になるように調節します。この2cmは水やりの時に水が溜まるウォータースペースです。株と鉢の隙間に用土を入れていき、最後にしっかりと水をやって完成です。

植え替えをするときは鉢から株を取り出して、株についた古い土を3分の1ほど落として、同じ大きさの鉢かひと回り大きな鉢に植え替えます。株分けも可能で、適当にサックリと分けて、それぞれを植え直しましょう。

庭植えの植え付けの手順

深さ20cmを掘り、大きな石があったら取り除いておきます。掘り出した土に腐葉土か堆肥を、庭土に対して3割か4割混ぜて、化成肥料に書いてある規定量を入れて、よく混ぜて用土とします。できれば1週間寝かせて、土を馴染ませると根が広がりやすくなります。

穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。株同士は20cm〜30cm以上空けて植えます。匍匐して広がるので、もっと空けて植えてもいずれは埋まります。

管理場所

日当たりか半日陰で管理します。日当たりの方が開花が多いですが、半日陰でも十分開花します。

夏の暑さには強いのですが、夏の日当たりでは乾燥で枯れ込みますので、水やりを増やして対応するか、日当たりを避けるといいです。

冬の寒さには強いですので防寒は不要です。あんまりに寒いと地上部が枯れることがありますが、それでも春になれば新芽が出てきます。

病害虫

アブラムシナメクジヨトウムシなどが発生することがあります。
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