クラピアの育て方

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クラピア

クラピア
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科名クマツヅラ科
属名イワダレソウ属
学名Lippia nodiflora
みずやり水を好む
場所外の日なた
難易度初心者向け
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花
植え
肥料
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栽培の特徴

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育て方はヒメイワダレソウも参考に。
芝生の代わりに??
育てるのが実は難しい「芝生」に代わり、管理が楽で宿根で花まで咲くという夢のような植物。ただ、繁殖力が強すぎて生態系を壊すかもしれない。管理する自信がないなら植えない方が良い。イワダレソウの園芸品種。イワダレソウがそもそも日本に自生している植物なので、育てるのは簡単。さて、これから一般的になっていくか??冬は地上部がなくなるが、春に芽吹いて開花する。
開花すると蜜を求めて蜂が来る。ただ、植物を植えれば少なからず蜂は来るので気にしていたら何も植えられないし、雑草でも蜂は来る。蜂を避けたいなら月に一回刈って花が咲きづらくする。
●K5という品種はK5は花が少ない品種だけど、多少、少ないだけなので蜂が来なくなるほどの効果はないです。

まとめ
●クラピアはクマツヅラ科のヒメイワダレソウ(リッピア)の改良品種。暑さ・病気・過湿に強く、ヒメイワダレソウよりよく茂る。茂るだけなら簡単だがキレイにするなら刈り込んだり、草抜き、肥料が必要。
●びっしりと生えて、踏みつけに強い。
●手間がかからず、芝生の代わりに。
●冬は地上部が枯れるが、春にはまた芽吹く宿根草。ただし春は雑草が伸びるので春は雑草取りが必要。
種子は出来ないのでヒメイワダレソウほどは広がりすぎない。
●といってもランナーで横に伸びるので繁殖力があり、雑草を駆逐するほどの繁殖力がある。ということは庭に植えている園芸植物も駆逐される。
●春から秋までは水やりが必要。冬は不要。
●刈り込み・踏みつけで葉っぱが密になる。密になると雑草が更に生えにくくなる。
●繁殖力が強いのでクラピアをそこらへんに廃棄しない。生態系が壊れるので。
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水やりと肥料

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一年目は水やりを
春から秋にかけては定期的に水をやります。乾燥に強い植物ではあるんですが、植え付けて一年目は根が土に活着しておらず水切れしますので、土が乾いていたら水をやるようにします。二年目以降は根が広がって乾燥に強くなっているので、ほとんど水やりは不要になります。
●夏は朝か夕方の涼しい時に水をやります。昼間に水をやると水が太陽光で沸騰して根を傷めてしまいます。
●冬は自然雨だけでも十分ですが、乾燥するようであれば水をやります。水やりは朝に行ってください。夕方に水をやると水分が土中に残り、朝方の寒さで土が凍ってしまい、根を傷めてしまいます。

肥料
繁殖力旺盛で花も咲きますので肥料が必要です。春から秋まで緩効性肥料を一カ月に一回やるか、一週間に一回液体肥料をやります。液体肥料は結局高くつくので、緩効性の固形肥料がよいです。
水はけの良い土だと肥料が流されてしまうので、肥料切れになりやすいです。
●肥料が切れると花が咲かなくなり広がりづらくなる。

肥料

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肥料
繁殖力旺盛で花も咲きますので肥料が必要です。春から秋まで緩効性肥料を一カ月に一回、蒔くか、一週間に一回液体肥料をやります。液体肥料は結局高くつくので、緩効性の固形肥料がよいです。
●水はけの良い土だと肥料が流されてしまうので、肥料切れになりやすいです。
●肥料が切れると花が咲かなくなりひろがりづらくなる。

植え付け・植えかえ

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注意事項
クラピアはよく茂るので、プランターに植えるのはあんまり意味ない。庭植えにするんですが、他の植物と混植すると他の植物を駆逐することもあるので、芝生の代わりに植える感じにしときましょう(広がる速度は芝生なんて問題にならないくらい)。
植え付け時期
春に植えれば夏にはかなり広がる。秋に植えた場合、冬を越せば春から広がる。ただ、地域によっては寒さで枯れるかもしれないので、やっぱり早めに植えた方がいいです。
●梅雨前に植えると水やりしないでいいので楽。

用土
一般的な土であれば問題ない。極端に水はけが良すぎるか、粘土質で水はけが悪すぎなければ問題ない。庭土を掘り返して腐葉土堆肥を2割か3割ほど足して混ぜて、元肥として化成肥料をやってから植える。
●やっぱりフカフカの土の方が広がりやすい。硬い土だとどうしても広がりにくい。
●深く掘り返したほうがよく広がる。
●土が少なくても広がる。砂利に土をまいて植えても育つ。もちろん土がありフカフカな方が広がりやすい。
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植え付け方法
植え付けは一般的には春に行います。50センチ四方に苗を一つ植えるのを目安にします。だいたい二ヶ月ほどで50センチ四方を覆い尽くします。覆い尽くすと雑草が生えなくなります。用土は一般的な培養土。庭に植える時は極端な水はけ・水持ちにならないように、調節してください。水はけが悪いならば川砂や赤玉土などを足して水はけをよくします。水はけが良すぎるならば、腐葉土を足して調節する。植え付けの際には緩効性固形肥料をやっておくとよいです。
ポット苗より少し深い程度の穴を掘って植え付けます。横へと伸びていくので深く掘り返す必要はないです。
●50センチ四方に1株としましたが、時間がかかっていいなら1メートル四方に一株でもいいし、挿し芽で増やすならもっと少ない株数でも問題ない。ただ地面を覆うまで雑草が生えてくるから、それを抜かなくちゃならないのが面倒。だから50センチ四方に1株が現実的。
●広がって欲しくないときは仕切りをすれば抑えられる。ランナーで増えるので地上30センチ以上の高さの仕切りを。壁は登らない。が、下には垂れ下がって広がる。
●繁殖力が強すぎるので隣に広がらないように。侵入しそうなら植えない方がいい。他人からしたらクラピアはただの雑草です。ご近所トラブルになります。
●肥料はどちみち生育していくと不足します。
●植え付け前に雑草は抜いておく。抜かないと雑草に日光を取られる。植え付けた後もしばらくは雑草を抜く。
●植え付け直後に水をやり、それから根付くまでは、水を毎日やってください。
●植え付けすると、最初の一週間か二週間は根を伸ばしています。それから葉茎が出る。なので、しばらくは変化がない。
●植え付けてから地表をクラピアが覆いつくすまでは、雑草を抜いたり、水をやったりといった作業が必要です。
●踏みつけに強いですが、地表を覆いつくすまでは踏まない方が無難です。一旦全体を覆い尽くすと今度は踏んだ方が刺激になって丈夫になります。

植栽シートを使う

植栽シートを使う
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植栽シート(防草植栽シート)
植栽シートとは土の上に敷いて日光を遮り、雑草を抑えるもの。Amazonでも売ってる。クラピア単体よりもはるかに雑草を抑える効果がある。除草シートはホームセンターで売ってるけど植栽シートは売ってない。ネットで買ったほうが早いが100m単位なのでウ~ン…。
●植栽シートは水と空気を通すが、防草・除草シートは通さないのでクラピアを植えても上手く広がらない。植栽シートを必ず使う。
●植栽シートは「通根性防草シート」や「クラピアシート」でもいいです。ほぼ同じものです。

方法
まず雑草を抜く。農薬で枯らしてもいいがクラピアに効かないものを使う。雑草を除かないと生えてきた雑草がシートを突き破ったり、シートを持ち上げてクラピアが浮き上がって根付かないので、必ず雑草を取り除く。
次にシートを敷いてU字ピンで固定する。
次に穴を空けてクラピアを植える。クラピアは多少深めに植える。株は50センチ四方に一個。2ヶ月後にはシートを覆い尽くす予定。
あとは水をやり、普通に管理する。
●シートは黒いものや、茶色いもの、土に還るものなどある。お好みのものをどうぞ。
●日当たりが悪かったり、肥料が不足するとなかなか広がらない。
●経験者が言うには、シートなしに沢山の苗を植えるより、苗を減らしてもシートを使ったほうが効率よくキレイにできるらしいです。クラピアの苗は高いから選択肢としてありです。

雑草対策として

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雑草対策にはなるけど…
クラピアを植えると雑草はが全く生えなくなるんじゃなくて、覆ったエリアで「生えにくくなる」だけ。雑草がゼロになるわけじゃない。植栽シートを使うとかなり生えにくくなるしキレイになる。経験者は植栽シートを使えと力説しがち。
クラピアは強い植物だけど植栽シートを使わなくて地面に植えているとクローバーに負けたり、前に植えていた芝が間に生えていたり、雑草が生えてきやすい。そういう場合は刈り込んで踏む。繁殖力が強くて踏みつけに強いクラピアだけが残りやすい。ただ広い場所に植えてる場合だと面倒だけど。
スギナにはアージラン液で駆除。
カタバミにはシバゲンで駆除。
●イネ科(芝生も)の雑草にはナブ乳剤で駆除。
●グリホサート(ラウンドアップなど)は葉や茎に塗ると効果があるので枯らしたい雑草に塗ればクラピアを枯らさずに駆除できる。
剪定のところでも書いているが、刈り込んで踏むと雑草は抑えられる。
●笹と竹は別格。参考→竹林・笹の駆除と被害について

増やすテクニック

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●ある程度増えたらクラピアのランナーを切って挿し芽にすると幾らで
も増える。ポット苗を大量に買わなくても挿し芽で増やすといいです。雨が降る前に挿し芽するとよく発根する。
●掘り上げて株分けした方が広がりは早い。
●増やした株を他人にあげてはいけないです。種苗法違反です。

管理場所・日当たり

管理場所・日当たり
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日当たりで育てる
北海道では育たない。東北地方には寒冷地用に改良されたクラピアもある。生育する温度は16度以上35度未満。日当たりを好む。日当たりでないと繁殖が鈍くなり、なかなか地表を覆わない。
●午前中は日当たりで午後からは木漏れ日くらいなら地面は覆うが、午前は日当たりで午後から日陰の場所だとあやしい。
●日当たりがいいのに広がらないなら肥料不足を疑う。
●夏の強い直射日光を浴びると葉焼けを起こすが葉焼けで枯れることはないです。

踏みつけには強いが
踏みつけには強いが踏みつけていると花が咲きづらい。花が多いと蜂が来るので踏んで花を減らすってこともできなくもない。
冬の管理
気温が10度以下になると生育が止まり、5度以下で地上部が枯れてきます。休眠に入っています。地上部は枯れても刈り込まずに放置します。根が死んでいなければ春には芽吹きます。植え付けが遅かった場合、根が土に活着していなくて、そのまま冬の寒さで枯れることがあるので、植え付けは早めに。

病害虫

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病害虫が発生するが茂るスピードが早すぎて害が目立たない。
ナメクジ
ナメクジが発生する。誘引剤で殺すかテデトールする。
斑点が出て立ち上がる
細菌性の病気です。病名は不明。原因は水はけが悪い・過湿。梅雨の時期には起きやすい…というか、ある程度はしようがないもの。出来るだけ早く傷んだ葉っぱはむしって廃棄する。刈り込んでトップジン・ベンレート・モンカットフロアブル・STダコニールなどの薬剤を散布する。
梅雨前に刈り込んで風通しをよくすると予防になる。
●雨の時期は発生するものとあきらめる。
●薬剤を散布しても改善しないのは日当たり・水はけなど環境が問題。
●一度発生すると毎年発生する。

白絹病
一部が枯れて白いカビが見える。多湿になると発生する。放置していると病変が広がるので取り除く。できれば熱湯をかけておく。病変部分を踏んでいると胞子が飛んで飛散して病変部分が広がるので踏まないようにする。

剪定

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6月から8月に一回剪定
気温が高くなる6月から8月に地上部を刈り込んでやると、摘芯となって葉っぱが増えて密生します(密生すると雑草が生えにくくなる)。クラピアは踏みつけに強いので刈り込んで踏むと更に雑草が抑えられる。刈り込みは地上3cmから5cmくらいにします。またクラピアは夏の過湿に若干弱いので、蒸れそうなら刈り込んで風通しを良くするといいです。
●花が咲くと蜂が飛んで来る。蜜蜂なんで人を刺すのはマレなんですが嫌がる人もいます。一ヶ月に一回刈り込んでやって花が咲きづらくすると蜂は減ります。
●狭いなら手で刈る。広いなら草刈り機で刈る。
●芝生みたいにキレイにしたいなら一ヶ月に一回刈る。
●踏むのは広がってから。広がる前に踏んだら生育が遅くなる。

特徴・由来・伝承

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日本に自生するイワダレソウを宇都宮大学農学部の倉持さんが品種改良した植物がクラピア。イワダレソウの学名の「リッピア」と倉持さんの「クラ」を合わせた造語です。

通常のイワダレソウより、びっしりと生え、芝生の代わりになる。イワダレソウがそもそも頑健です。ただイワダレソウはクラピアほどびっしりとは生えないし、踏みつけにも弱い。また草丈がクラピアよりは高いのでグランドカバーにはなっても芝生の代わりにはならないです。
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