イワダレソウ(岩垂草・リッピア)の育て方

科名 | クマツヅラ科 |
属名 | イワダレソウ属 |
学名 | Phyla nodiflora |
別名 | 岩垂草・リッピア |
水やり | 乾かし気味に |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
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イワダレソウとは?
イワダレソウ(Phyla nodiflora)はクマツヅラ科の宿根多年草。日本では本州の関東以西の太平洋側や南西諸島に自生している。匍匐して広がり、頑健で繁殖力が強い。地下茎で広がり、また種子からも増える。ガーデニングでイワダレソウといったときは「ヒメイワダレソウ(Phyla canescens)」とヒメイワダレソウとイワダレソウの交配改良品種のクラピア(Phyla canescens x Phyla nodiflora)などを指し、本来の「イワダレソウ(Phyla nodiflora)のことではないことが多い。
というのも繁殖力・葉の密度・開花でヒメイワダレソウやクリピアの方が本種(=イワダレソウ)より優れているので普通はそちらを植えるし、厳密な意味での本種はそもそも流通していない(私は見かけたことない)。ただし、ヒメイワダレソウがイワダレソウとして売られることは十分ある(生産者は細かいことを考えていない)。
最近はグランドカバーとしてクラピアを植える。
草丈10cm
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水やり
庭植えの水やり

鉢植えの水やり
鉢植えの場合は土が乾いたら水をやります。冬は生育が鈍くなっているので土が乾いてから数日経って水をやります。肥料

植え付け・植えかえ
時期

用土
水はけさえよかれば土質は選ばない。一般的な花と野菜の培養土で植えるか自作する場合は赤玉土小粒6腐葉土4を混ぜたものを使う。庭土に3割ほど腐葉土か堆肥を追加して混ぜて用土として使う。鉢植え
鉢底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで土が出ないようにしてから鉢底石(軽石)を2センチから3センチほど入れて、鉢底石(軽石)の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていく。最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。植え替えの場合は古い土を三分の一ほど落としておきます。根の負担を減らすため、地上部の枝も半分ほどに切り詰めます。この時に株分けも可能です。
庭植え

株の増やし方
挿し木でも増やせるし、株分けでも増やせる。こぼれダネでも増えるので、「増やそう」とするよりは、「勝手に増えて困る」くらい。栽培可能地域
九州南部・九州北部・中国・四国・関西・中部・関東南部管理場所・日当たり

冬の管理

病害虫
カイガラムシ・ハダニ・アブラムシ・ウドンコ病など。発生してもよほどじゃない限りは枯れない。
最後に…
グランドカバーとしては
リッピア(ヒメイワダレソウ)の育て方
クマツヅラ科イワダレソウ属Lippia canescens

クラピア
クマツヅラ科イワダレソウ属Phyla canescens x Phyla nodiflora
ただし、ヒメイワダレソウは繁殖力が強すぎて庭植えすべきではない植物としてよく挙げられるので、以下のリンクを参考にして、よく考えてから植えてください。

繁殖力が強い植物
ガーデニング基礎知識(中級編)
その他のグランドカバーについては

オススメで人気のグランドカバープランツの一覧
ガーデニング基礎知識(中級編)
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