ヘレボラス・アトロルーベンスの育て方…黒系の親となった原種
目次
ヘレボラス・アトロルーベンスとは?特徴は?水やり肥料植え替え管理場所病害虫関連記事学名などの基礎データ
x最終更新- 植物名
- ヘレボラス・アトロルーベンス
- 科名
- キンポウゲ科
- 属名
- ヘレボルス属
- 学名
- Helleborus atrorubens
- 耐寒
- マイナス12度
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- チャレンジャー
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ヘレボラス・アトロルーベンスとは?特徴は?
ヘレボラス・アトロルーベンスは東欧(ス
ロベニア・クロアチア)に自生する
キンポウゲ科のヘレボルスの原種。耐寒性落葉
宿根草。花が黒に近い灰色のような渋い色合い。個体によって花色には赤がかったものや紫がかったものもあります。
クリスマスローズのオリエンタル系の黒の親株として利用された。小輪だけど、花は多い。
花が小さくて、草丈も低めで、色合いも地味ですが野趣があり、マニアックな人は好むタイプの植物。
種から育てると開花まで4年〜7年かかるため、一般的には栽培されない。常緑ともされるが、冬(11月〜12月)は地上部が枯れ込み、春になると芽を出して開花する。
草丈30cm〜40cm
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水やり
地植えなら自然に降る雨だけでほぼ大丈夫。様子を見て
水やりをする程度にします。
鉢植えは土が乾いたら、しっかりと水をやります。夏に高温多湿で枯れやすいので、風通しの良い木陰に移動させて、水やりを控えます。
肥料
夏と地上部がない時期は
肥料をストップしますが、他の時期は薄い液体肥料を二週に一回やるといいです。
植え替え
時期
花が終わる4月か、
夏越しして株が動き始める10月に植え替えるといいです。この時期が一番無難です。この時期であれば土を少し落としてもいいですが、基本的には4月か10月でも他の時期でも、土を落とさないで少しだけ大きな鉢に植え替えるようにします。
用土
クリスマスローズの専用の土を使うか、自作する場合は
赤玉土7
腐葉土3に化成肥料を混ぜたものを使います。
鉢の植え替えの手順
現在の鉢より1号だけ大きな鉢に、土を落とさないで植え替えをします。どうにもこれ以上大きくできないなら、ダメージを負うリスクを理解した植えで、土を少し落として同じ大きさの鉢に植え替えます。
鉢植えの底の穴を鉢底ネットで塞いで、その上に鉢底石を2cm〜3cm入れて、その上に
用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
管理場所
春と秋はできだるだけ日当たりで管理します。
夏の高温多湿が苦手なので、夏は風通しの良い木陰で管理します。夏に枯れることが多いので、地植えにするなら夏に木陰になる場所に植えるようにします。原種の中では夏の暑さに強い方。
耐寒温度はマイナス12度でかなり寒さに強い。ただ、寒風に当たると枯れ込みやすいので、冬は寒風が通らないところで管理するか、風除けをします。
病害虫
黒星病、
アブラムシ、
カイガラムシ、
ハダニなど。
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