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ポリゴナム(ヒメツルソバ)の育て方

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ポリゴナム
目次
ポリゴナム(ヒメツルソバ)とは?
植え付け・植えかえ・種蒔き
水やり
肥料
管理場所・日当たり
病気・害虫
駆除するには?
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学名などの基礎データ
ポリゴナムの開花時期…種まき時期…植え付け・植え替え時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
ポリゴナム
科名
タデ科
属名
イヌタデ属
学名
Polygonum capitatum
別名
ヒメツルソバ・カピタツム
耐寒
マイナス5度
水やり
水控え目
場所
外の半日蔭
難易度
初心者向け
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ポリゴナム(ヒメツルソバ)とは?

ポリゴナム(ヒメツルソバ)はタデ科のヒマラヤ原産で、濃い緑の葉っぱに金平糖のようなピンクの花を咲かせる匍匐性の宿根草。出身はヒマラヤなんですが、なんとなく和風の雰囲気。和風というよりは昭和。

ロックガーデン・グランドカバーに利用されることもあります。開花時期は長いですが、真夏の日当たりでは暑さで花が一時的に止みます。秋には紅葉し、それもまた魅力的です。

霜に当たると地上部は枯れてしますが、地面が凍らない限りは根は生きていて春になると芽吹く宿根草。またこぼれダネを残すのでそれから繁殖します。ポリゴナムの耐寒温度はマイナス5度とかなり頑健。
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ポリゴナム以外のグランドカバーはオススメで人気のグランドカバープランツの一覧を参考に。
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植え付け・植えかえ・種蒔き

植える前に注意!

広い場所が空いているのであれば、ポリゴナムを庭植えすると良いですが、限られた場所にポリゴナムを庭植えしても、雑草並み(というかほとんど雑草)に繁殖力が強くほかの植物を追いやるかもしれません。そこで、鉢・プランターなどに植えつけるのも手です。

ただ、開花後には種子ができ、これがこぼれて増えるため、鉢植えにしてもいつのまにか広がることがあります。

時期・頻度

春〜秋にかけて苗が店舗で販売されて出回りますので、これを植え付けます。頑健な植物なので、流通時期に植え付ければ問題ないです。鉢植えの植え替えは春に行います。

用土

土質を選ばず頑健に育ちます。用土は一般的な培養土を使います。庭植えにするのであれば、庭土に腐葉土堆肥を少し混ぜたものを使います。

鉢植えの植え付け・植え替えの手順

6号鉢に1苗くらいから始めて、徐々に大きくします。根が深く張らないので、鉢は底の浅いものでいいです。鉢の底の穴を網で塞いで、その上に土が流れ出ないようにするための軽石を2cm敷きます。その上に用土と株を入れて、隙間に用土を入れて、最後にしっかりと水をやります。

毎年植え替えをして、鉢を大きくします。植え替えのときに株分けも可能です。

庭植えの手順

ポリゴナム:庭植えの手順
植え付けの1週間前に15cmほど掘り返して、腐葉土か堆肥を下の庭土に対して1割ほど混ぜて、化成肥料を少量足して、用土とします。一週間たって馴染んだら、苗を植えます。苗の間隔は20cm〜30cmくらい。横に広がるので、多少株間をあけてもいずれは埋まります。隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。

コンクリの壁から垂れ下がるくらいですから、乾燥に強く、ロックガーデンにも適しています。

種子から

花後に小さな種子ができます。これを集めて、紙袋に入れて日陰で乾燥させ、冷蔵庫に入れておきます。春になったら種まきすればいいですが、別にそんなことしなくても中間地暖地なら勝手に発芽して増えます。

水やり

ポリゴナム:水やり
鉢植えにしている場合は、土が乾いていたら水をしっかりとやります。庭植えしているのであれば基本的に降雨だけで十分です。夏にあまりに乾燥するなら、水やりをしましょう。

肥料

植え付けのときに元肥として化成肥料をやったら、あとは肥料は不要。肥料があると葉っぱが大きくなり、草丈が高くなり、ポリゴナムの良いところが消えてしまいます。

管理場所・日当たり

ポリゴナム:管理場所・日当たり
日当たりを好みますが、半日陰・明るい日陰でも繁殖します。日陰では花が少ないですが、それでも咲かないということはないです。グランドカバーとして植える場合が多いのですが、繁殖力が強すぎて、近接して植えたほかの植物を駆逐しかねないため、植える際は計画性が必要です。

ポリゴナムは霜に当たると枯れるので、鉢に植えつけた場合は、軒下に移動すれば、簡単に常緑で冬越しできます。といっても、霜に当たって地上部が枯れても根は生きている宿根草で春にはまた芽吹きます。霜に当たらなければ常緑で越冬します。

土が凍ると根まで枯れ込んでしまいますが、土が凍らない限りは春にはまた芽吹きます。土が凍る地域(=寒冷地)は鉢植えにして、冬は室内の凍結しない場所で管理します。

寒冷地であっても、雪が積もると、地面は凍結していません。こうなるとポリゴナムの根は枯れずに春に芽吹く可能性がありますが、これは天候次第であり、風向き次第、環境次第なんでなんとも言えない。

病気・害虫

ほとんど見られない。

駆除するには?

広がりすぎて邪魔なら、駆除しましょう。グリホサート系の除草剤を塗れば枯れてしまうので、それから抜けばいいです。
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