初恋草(ハツコイソウ)の育て方

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ハツコイソウの基礎データ

ハツコイソウ
科名
クサトベラ科
属名
レシュルノルティア属
学名
Lechenultia
別名
レシュノルティア
耐寒
0度〜5度
水やり
乾かし気味に
場所
外の日なた
難易度
上級者向け
ハツコイソウの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…剪定時期…月別スケジュールです。

初恋草(ハツコイソウ)とは?

初恋草(ハツコイソウ)はオーストラリアで自生するクサトベラ科レシュノルティア属の常緑低木。独特の色合いの花がよく咲いているので、目をひきます。本来砂漠地域で自生しているので乾燥に強いのですが、夏の暑さと湿気に弱いため、日本では夏越しが難しく、継続して栽培するのは難しいですので、夏には枯れる一年草と考えた方が気が楽です。

寒さには抵抗がありますが、霜に当たると傷むので、霜が降りる地域では室内へと移動させるか、霜の降りないところで管理しましょう。

初恋草(ハツコイソウ)は酸性の土を好み、中性の普通の培養土で育てるといずれ枯れてしまいます。

初恋草(ハツコイソウ)は這うタイプを買っていてもいつのまにか、ヒョロリと伸びていることがあるように、育つにつれて性質が変わってくることがあります。ガーデニングで前景・グランドカバーのつもりで買ったら思ったより背が高くなった…なんてこともあります。
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水やり

初恋草(ハツコイソウ)は水は乾かし気味が好みますので、土がよく乾いてから、鉢底から水が出るくらいにしっかりと水をやってください。受け皿に水が溜まっていたら捨ててください。秋~春にかけては、さほど気にすることはありませんが、梅雨に放置しておくと湿気でやられます。長雨にさらされないように軒下に移動してください。夏は風通しのいい半日陰〜明るい日陰で管理し、水を控えて管理しましょう。

肥料

肥料は真夏以外は10日に1回ほど液体肥料を与えてください。与えなかったから枯れるということはありませんし、控えめにしておきましょう。

植え付け・植えかえ

時期

春(3月〜5月)か秋(9月〜10月)に鉢底から根がはみ出していたら植え替えをします。

用土

水はけのよい酸性の土を好みます。ブルーベリーの土を利用するか、鹿沼土7未調整ピートモス3を混ぜたものを利用します。中性の一般的な培養土で育てていると枯れてしまいます。

鉢植え

鉢から古い株を引っ張り出して、古い土を半分か三分の一ほど落とし、新しい土で植え替えをします。植え替えは株にストレスなので、少し枝を切って株への負担を減らしておきます。

鉢底の穴を鉢底ネットで塞いで土が出ないようにしてから鉢底石(軽石)を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。

管理場所・日当たり

秋~冬〜春は日当たりのいい場所で管理してください。多湿が苦手なので、雨が当たらない軒下で管理してください。

寒さには耐性があって、霜に当たっても一発では枯れませんが、花・葉が傷みますので、冬も霜が当たらない軒下で管理してください。

夏越し

梅雨(6月〜7月)に蒸れて傷みやすくなりますので、梅雨前に半分くらいになるまで刈り込んで風通しをよくします。8月に花芽が出来てそれが春に向けて咲きますので、8月以降はあまり刈り込まない方がいいです。夏は風通しの良い半日陰〜明るい日陰で管理すれば夏越しできます。

特徴・由来・伝承

日本に来たのは1970年代。初恋草(ハツコイソウ)という名前は販売業者がつけた名前(流通名)で学名は「レシュノルティア」。正式にはレシュノルティアですが、初恋草という名前の方が一般的に知られています。
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