ラグラスの育て方
目次
ラグラスとは?水やり肥料植え付け・植えかえ・種蒔き管理場所・日当たり病気・害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- ラグラス
- 科名
- イネ科
- 属名
- ラグラス属
- 学名
- Lagurus ovatus
- 別名
- バニーテール
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 中級者向け
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ラグラスとは?
ラグラスは
イネ科ラグラス属の
一年草。モコモコの穂がかわらしく人気の植物。ラグラスの
矮性種(草丈20cm〜40cm)がバニーテールとして流通しています。切花としてもよく流通しています。フラワーアレンジのワンポイントに使われ、価格も高いものではありません。
よく道端で生えている
エノコログサは印象が似ているんですが別属の別種です。ちなみにラグラス属はLagurus ovatusの一種しかありません。
秋に種を撒いたり、苗を植えたら春に花が咲き、夏には枯れる一年草です。もしくは春に出回る苗を植えます。ラグラスは一年草ですが、種がこぼれて翌年も生えてきます。
草丈20cm〜60cm
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水やり
鉢植えにした場合は、土が乾いていたら水をやってください。土が濡れていたら水はやらないようにします。水をやるときは鉢の底から水が染み出す位にしっかりとやってください。ラグラスは乾燥気味を好みますので、過湿にしないようにしましょう。
庭植えにした場合は、ほとんど降雨だけで十分です。
肥料
痩せ地でも育つ植物なので追肥は不要ですが、秋から春の生育時期にあまりに
肥料・有機物が不足すると葉っぱが黄色くなるので、2週に一回のペースで液体肥料をやるといいです。
植え付け・植えかえ・種蒔き
時期
秋(9月以降)に種をまくか、秋から春に流通する苗を植え付けます。真冬じゃなければいつでも植え付けは可能です。
種蒔き
9月になり気温が25度以下になってから、種まきをします。種は市販しているものを取り寄せます。種は適当に庭にまいているだけで問題なく生えてきます。育苗する場合は、ポットに栽培の
用土を入れて、種をまいて乾燥しないように
水やりをすれば発芽します。
夏に熟した
種子は、紙袋に入れて保管しておいて9月に撒けば増やせます。穂から種を取り出さず、そのまま撒いていても発芽しますが、この場合、苗が密生して大きく育ちにくいので、大きく育てるならば、ばらしてまきましょう。
用土
鉢植えにする場合は一般的な
培養土を使って植えます。自作するなら
赤玉土7
腐葉土3を混ぜたものを使います。
やや
酸性の土を嫌うので、植え付けの一週間前に
苦土石灰を混ぜて中和させて起くといいです。ラグラスはやせ地を好む植物で、肥料を必要としないので、肥料は混ぜないでおきます。
庭植えの手順
株同士は20センチ以上離して下さい。離さないと根が喧嘩して生育不良を起こします。ラグラスは移植を嫌います。ポット苗くらいの大きさでしたら、植え替えは可能ですが一旦植えたら、移動は出来ないと考えて下さい。また植え付けの際に根を崩したり、植えた後に土をギュウギュウと押すと根が傷ついて生育不良を起こしますので気をつけてください。
鉢植えの手順
鉢底の穴を鉢底ネットで塞ぎ、その上に鉢底石を2cm入れて、用土を入れ、種まきをしてもいいですし、苗を植えてもいいです。苗を植える場合は、土をほぐさないで植えましょう。
管理場所・日当たり
日当たりで管理して下さい。
病気・害虫
アブラムシが発生することがあります。
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