クラッスラ・星の王子の育て方…耐寒性はあまりないので霜に注意

記事が気に入ったら拡散をお願いします。 TOP > ベンケイソウ科 > クラッスラ最終更新管理
クラッスラ・星の王子の基礎データ
クラッスラ・星の王子
科名ベンケイソウ科
属名クラッスラ属
学名Crassula conjuncta
耐寒5度
水やりたまにやる程度
場所日の当たる室内
難易度初心者向け
画像投稿
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
植え
肥料
スポンサーリンク

星の王子とは?

星の王子はベンケイソウ科クラッスラ属のアフリカ原産の多肉植物で、学名クラッスラ・コンユンクタ(Crassula conjuncta)の多肉植物。モコモコした葉っぱが幾何学に互い違いに生えます。葉っぱがモコモコして可愛いです。クラッスラの中では強い。育てやすい部類です。
星の王子 多肉
星の王子 多肉の購入はこちら

管理場所・日当たり

多肉でサボテンぽいですが、強い直射日光に当たると葉焼けします。真夏は半日陰や遮光した光に当てます。春と秋は戸外の日当たりが好ましいですが、室内の明るい場所や半日陰でもかまいません。日に当たっていると良く成育して、株も増えます。日に当たると葉っぱのフチが赤くなります。乾燥期にはこうなるものなので、葉焼けとは違います。

ただ、あまりに日当たりが悪いと徒長してひょろ長くなり不恰好です。徒長しないように春と秋はしっかりと日に当てます。徒長した場合は伸びた部分を切って挿し木にして仕立て直すといいです。挿木の項目を参考にしてください。

雨曝しにしない

とにかく過湿に弱いです。少々雨に当たる程度なら枯れはしませんが、日本は世界的にみても「雨の多い地域」です。すぐに腐って枯れてしまいます。

越冬

耐寒温度は5度。霜が降りる地域でも弱い霜であれば軒下で越せないことも無い。霜の降りない暖地なら戸外で十分越冬可能。暖地以外は室内で管理するのが無難。

水やり

乾燥に非常に強く、過湿に弱い。水をやりすぎるくらいなら、忘れたほうがいい。葉っぱにシワが寄ってから水をやっても十分問題なく復活する。水やりが多いと徒長(ひょろ長くなる)して、徒長すると不恰好になるので、水やりは控えめがコツです。

星の王子は過湿に弱いです。土が濡れているうちや、表面上は乾いていても鉢の中に水が残っているうちに、水やりをしていると腐って枯れてしまいます。水やりは土がカラカラに乾いてから。水をやるときは土中のゴミを洗い流す目的もあるので、鉢底から水が染み出すくらいにしっかりと水やりをします。

夏の水やり

夏は高温で活動が止まり、水やりが多いと蒸れたり、蒸れなくても徒長することがあるので少し控えめにするのがコツ。土がカラカラに乾いてから水をやりましょう。夏でも数日に一回。

冬の水やり

冬は寒さで生育が止まっているため、完全に水を切らない程度に水やりします。土中の水が完全になくなってから水を少量やります。一ヶ月に一回程度です(もっと少ないかもしれない)。冬だけは土の表面を少し濡らす程度の水やりにします。

肥料

春と秋の生育時期に肥料をやると生育しますが、肥料が多くても徒長して不恰好になる原因となるので、肥料はやるとしても薄くして頻度も控えめにしましょう。

植え替え

時期・頻度

植え替えは3年に一回。3年か4年ほどすると土が劣化して水はけが悪くなり、根腐れを起こしやすくなるため。植え替えは春に行う。

用土

多肉植物の土で植え替えます。

植え替え

植え替えの10日前から水やりはストップして乾燥させておきます。

古い鉢から株を取り出し、古い土を落とし、根を黒い腐った根を落とし整理します。鉢底の穴をアミで塞いで土が出ないようにしてから軽石を3cmほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、完成です。

植え替え後に水をやらず、そのまま日陰で2週間は養生してから、通常の管理(水やり・日光)に戻します。

挿し木

一株で、何本も枝分かれするものではないので、群生させるためには挿し木して株を増やす必要があります。挿木に適した時期は春か秋。生育すると上へと伸びてきますので、これを切って、切り口を日陰で数日乾燥させて、土に挿します。水はやらなくていいです。メネデールをすると尚、発根しやすいです。

葉挿しはうまくいきません。挿木で増やすようにします。

病気・害虫

ハダニカイガラムシなどが発生します。これらは前もってオルトランを使っておくと予防できます。発生してしまったら、薬剤を散布して駆除しましょう。
スポンサーリンク
記事が気に入ったら拡散をお願いします。
クラッスラ・星の王子のカテゴリ・タグ
多肉植物 クラッスラ
ベンケイソウ科

関連するユーザーの記事

ブログやBBSで紹介していただけるならコチラ
スポンサーリンク