ジギタリスの育て方

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ジギタリス(キツネノテブクロ)

ジギタリス
科名ゴマノハグサ科
学名Digitalis purpurea
別名キツネノテブクロ
みずやり水控え目
場所外の半日蔭
難易度中級者向け
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花
植え
肥料
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栽培の特徴


5月に種まきしたものが冬を越して翌年の春に花を咲かせます。これをよく二年草といいます。ジギタリスはあまり市場には出回りません。花はデルフィニュームのように縦に並んで咲くタイプです。

暑さに弱く、夏に枯れてしまいますが、環境しだいではこぼれダネで、秋に芽を出し、(二年草なので)一年おきに花を咲かせることも。大株のままでも夏を越せられれば宿根草となります。

水やりと肥料

ジギタリスは乾燥を好みます。ほかのアオイ科の植物同様に水をやり過ぎないようにするのがコツです。水をやりすぎると腐って枯れてしまいます。土が乾いたら水をしっかりとやってください。鉢植えの場合は鉢底から水が染み出すくらいにやってください。

肥料が多いと大きく
肥料が多いと葉っぱも草丈も大きく育ちます。ターシャ・チューダーの庭の写真を見るとジギタリスとバラが植えてあるので、それを真似て、二つを並べて植えるとバラの肥料をジギタリスが吸って馬鹿デカく育ち、バラの日光を遮ることも。
肥料は植え付けのときので
肥料は植え付けのときに入れたものだけで十分です。生育が悪いときはその都度、液肥を追加してください。

植え付け・植えかえ・種蒔き


水はけの良い土を好みます。赤玉土4腐葉土3パーライト3を混ぜた土か、市販の土に川砂を混ぜて水はけを良くしたものを使います。
植え付けの際に堆肥と完熟腐葉土を混ぜ込んでおきます。
横長65センチのプランターなら苗三つを植えます。非常に大きく(1m以上)になるので、水切れしやすいです。注意してください。
挿し芽で増やすことも
挿し芽で根付きます。春に脇芽を切って、それを挿し木ようの用土に挿しておきます。根がしっかりと出るまでは水が切れないようにします。根が出たら普通の土に植え替えて、乾燥気味に管理して夏を越し、涼しくなった秋に植え替えをします。
流通するのは春と秋~冬
秋冬に植えたものは春に咲くものですが、生育が悪いと開花しないことがよくあります。その場合は真夏は半日陰で管理して夏越しさせて、翌年に期待してください。
春に植えても、開花するのは、夏を越し、秋と冬を越した翌年の春。その場合の夏越しは地域によっては厳しいので、脇芽を挿し芽して増やし、保険を掛けておくと良いです。

●株分け・植え替えは涼しくなった秋に。
●種まきだと開花するまで2年掛かる。
●開花して種が出来る4月~5月に採種して撒き、苗を作って夏を越し、翌年の春に花を咲かせるのが最短コース。
●株が大きくなると蒸れやすく、夏越しが難しくなるので、苗で夏を越すのが良い。
●秋に種を撒くと、春は開花せず、もう一回夏と冬を越して春に開花。夏越しは半日陰ならば可能。これが二年草。この品種の方が花が豪華で160センチと大きく育つので、寒冷地で庭がある人はどうぞ。
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管理場所・日当たり

日光を好む植物なのですが、真夏の直射日光が苦手なので、朝は日が当たるが昼以降は日陰になるようないわゆる「半日陰」の場所に植えます。もしくは真夏に何かの木の日陰になるような「木漏れ日」が注ぐ場所が好ましいです。
●暑さに弱く、暖地では夏越しが厳しい。日当たりで管理している(庭植えなど)場合、関東で夏越しできるのは4割とか、それ以下になることも。半日陰で管理すれば、関東なら大丈夫。
●北陸では宿根して毎年咲くらしいです。
●株が大きくなると、耐暑性は下がる。
●ジギタリスは環境があえば、こぼれダネで毎年出るくらい丈夫な植物です。二回か三回挑戦してみてうまく行かないならば、縁がなかったと別の植物に行ったほうがいいです。

その他


夏にどうしても枯れる場合の対処法
ジギタリスは暑さに弱く、夏に枯れてしまいます。品種によってはいくらか耐暑性があるようですが、弱いものは弱いです。それがイラストのAのサイクルです。春に咲いたジギタリスが夏に枯れます。
Bパターン
そこで春に種を取っておいて苗を作ります。これが秋までにしっかりと育って翌年の春に咲けばよいのですが、そうはいかずに、翌年の夏に暑さで枯れてしまいます。これがイラストのBパターンです。
Cパターン
そこでCパターンです。春の開花時期に脇芽を挿し芽しておいて、それで夏を越させます。苗の状態だと夏越しがしやすいです。これを涼しくなってから地植えするとスクスク育って春にはまた開花、その脇芽を挿し芽にして……というサイクルを繰り替えして毎年ジギタリスを楽しむことも出来ます。

●品種:ウッドランダー
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特徴・由来・伝承

青い鳥の作者メーテルリンクはジギタリスを「憂鬱なロケットのように空に突き出ている」と表現したように、ジギタリスにはあまり良いイメージが無い。暗い場所に生えて「いけにえの儀式」が行われる夏に花を咲かせることからドルイド(ケルト人の祭司)に好まれたといわれています。「魔女の指ぬき」「血のついた男の指」と呼んでいた地域もあります。
存在感がすごい!
環境によっては2m近くまで成長し、大きな花を咲かせます。模様と色合いが渋いので嫌う人もいますが、ジギタリスの白の鮮やかさはハッとさせられます。好きな人は毎年苦労して株を更新してでも育てます。
毒と薬と
ジギタリスは古くから切り傷・打ち身に効く薬草として使われ、18世紀に強心剤として利用されてからは、ジギタリスという名前は「心臓の薬」というイメージが強いです。そのために毒草と嫌う人もいますが、口にしなければ問題はありません。ペットの犬猫が葉や花を口にした場合、体調不良になります。

ジギタリスは日本の夏には若干弱いので、初心者ならば容姿の似ているタチアオイをおすすめします。
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