ユキワリソウの育て方

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ユキワリソウ(ミスミソウ・三角草・雪割草)

ユキワリソウ
科名キンポウゲ科
学名Hepatica nobilis
別名ミスミソウ・三角草・雪割草
みずやり水控え目
場所外の半日蔭
難易度中級者向け
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花
植え
肥料
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栽培の特徴


ユキワリソウと言う植物はキンポウゲ科とは別にサクラソウ科にもあります。全く違う植物で、当然、育て方も違います。雑誌の趣味の園芸ではキンポウゲ科は雪割草と漢字で表記し、サクラソウ科はユキワリソウとカタカナで表しています。
葉っぱは一年に一回しか出ない
葉っぱは開花後の4月5月にしか出ません。葉っぱが傷ついたら、取り返すまでかなり時間がかかります。
まとめ
●開花時期には日光に当てる。
●花が終わったら花を摘む。
●開花時期以外は明るい日陰で管理する。
●一般的には鉢植えで管理する(夏の暑さに弱いため)。
●葉っぱが一年に一回しか出ないので注意。
●山野草の展示会で苗を売っている。できれば実物を見て買ったほうがいい。

水やりと肥料

土が乾いていたら水をやります。
これは一年中のことです。
水をやるときは、鉢底から水がしみ出すくらいにやってください。


水をやるときは花に水がかからないようにします。花に水がかかると花がしぼみやすくなります。口の長いジョウロで株元にそっと水をやるといいです。シャワー状の口でバシャーッとやらないことです。
土が濡れているのに水をやると、過湿で枯れてしまいます。
●葉っぱには水がかかってもいいです。
●花が終わる頃から葉っぱが出てきます。その頃に水を欲しがるので、水切れしないようにしてください。
●受け皿の水が溜まっていたら捨ててください。
●夏に水をやるときは夕方にします。昼間に水をやると水が高温になって根を傷めます。

肥料
4月から6月と秋(9月〜11月)に液体肥料をやります。
どの時期も二週間に一回。
液体肥料は窒素の多いものとリンの多いものがあります。窒素は葉っぱの生育に必要な養分で、リンは開花に必要な養分です。葉っぱの出る4月〜5月上旬は窒素の多いものを。5月下旬〜6月は花芽ができる時期ですからリンの多い肥料をやるといいです。秋はリン・チッソ・カリが同じだけ入っているもの…三要素等量の液体肥料をやります。
●全ての時期を一般的な三要素等量でも問題無いです。よりよく育てるためのコツです。

液体肥料の代わりに置き肥
置き肥の場合は5月から6月までと、10月から11月に緩効性固形肥料をやります。
●置き肥が葉っぱに当たらないようにしてください。
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植え付け・植えかえ・種蒔き


苗の入手方法
ホームセンターや花屋でも販売していることがありますが、マニアックなものはネットで買うことになります。最近は山野草の専門店などもありますが、一般的ではないです。できれば実物を見て買ったほうがいいので、園芸関係のイベント…山野草の展示会があれば、ドライブを兼ねて、探しに行くのがおすすめです。
苗の購入の際のチェックポイント
苗の花や葉っぱが徒長しているのは、日光に当たっていないからです。そういう株は購入しないようにします。株がグラグラしているものは根付いていないか、株が弱っています。また、葉っぱが傷んでいる場合も避けます。葉っぱの裏にカイガラムシがいることがあるので、注意しましょう。
植え付けに適した鉢
釉薬をかけずに作られた焼締の鉢が初心者には適しています。またできれば鉢底の穴は大きいものがいいです。穴が大きいと排水がよく、山野草には適しています。素焼きの鉢やテラコッタの鉢は、表面から水分が蒸発しやすく、乾燥しやすいので避けます。
用土
市販の山野草の土の中粒を利用します。
自作する場合は、日光砂4(3〜10mm)鹿沼土4軽石砂1(5mm)を混ぜます。よく混ぜた後で、フルイで細かい砂を取り除きます。
鉢底に敷く軽石を用意します。
植え付け時に緩効性化成肥料を入れます。
植え替え
鉢の底に網を敷きます。網は土が流れ出ないようにするためのものです。
そこに軽石(ゴロ石)を2センチか3センチほど敷きます。
雪割草の苗を取り出し、土を落として洗います。
根を鉢に入るようにハサミでカットします。
苗を固定するように土を入れていきます。
土を鉢の半分ほど入れた時に、元肥をやる。
元肥は根に当たらないように気をつける。
肥料が根に直接当たると、根が痛む。
株元の「芽」まで土を入れたら、終了。この土の上に「軽石」など、見た目の良い石を敷いてもいい。
最後に水をたっぷりやる。鉢底から水が出てくるくらいまでしっかりとやる。
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管理場所・日当たり

置き場所
年間を通して戸外で管理します。寒さには強いです。山野草ですから。
●北海道でも栽培可能。庭植えも鉢植えでも可能。北海道であっても、夏の日差しには遮光が必要です。

開花時期は戸外の日当たりで
開花は3月の早春です。この3月・4月・5月の上旬までの開花している時期は「半日陰」で管理します。陽に当てることで開花が促進されます。ただし強い日光に当てると、花がしおれてしまいます。管理する場所は、「半日陰の場所」です。午前中だけ日が当たるか、木漏れ日程度の場所で、どうしても日差しが当たる場合は寒冷紗やヨシズなどで遮光しましょう。
●一般常識では3月の日光は決して「強い光」じゃないんですが、雪割草は林の中で育つ植物ですから、抵抗力がないんです。

開花時期と夏以外は明るい日陰で
5月ごろには新しい葉っぱが生え揃っています。5月以降は日差しが強くなり、雪割草には厳しいです。必ず、明るい日陰に移動させます。明るい日陰というのは、日陰ではあるのだけど、近くに日が差し込んでいるので、暗くはない場所です。日差しに当てているといつのまにか枯れてしまいます。これ以降は日差しに当てなくても大丈夫です。
風通しの良い場所にしてください。
夏(8月9月)は日陰に
夏の高温は雪割草には辛い。
明るい日陰でも厳しいです。
そこで更に日陰があれば、そちらに移動させます。
10月になって涼しくなったら、明るい日陰に移動します。
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その他

花ガラ摘み
花が終わったら、花を摘んでください。
花が終わると種子を作ろうとして、栄養がそちらに回り、次の花が咲きづらくなります。また花びらが腐って病気になります。花が摘んでください。

ウィルス病
葉っぱに色むらがあったら、ウィルス病を疑います。ウィルス病は同じハサミを使い回したり、アブラムシなどの汁を吸う虫によっても感染し、一度感染すると治療はありません。発症したら即廃棄します。

その他の病気
炭そ病、白絹病など。
ナメクジ、ヨトウムシ、アブラムシ、カイガラムシ、ネコブセンチュウなどが発生します。

特徴・由来・伝承


キンポウゲ科の植物で、真冬の雪の下でも常緑でいることから、雪を割って成長する草…雪割草と呼ばれます。ただし、雪に覆われても常緑の植物のことをユキワリソウと呼ぶ傾向があり、地域によっては、キンポウゲ科のイチリンソウやニリンソウやアズマイチゲ、ユリ科のショウジョウバカマ、ナス科のハシリドコロもユキワリソウと呼ばれることがあります。
特にサクラソウ科の「ユキワリソウ」がこの名前のオリジナルというか初代というか、元々の名前で、ここで述べているミスミソウとかスハマソウとかのキンポウゲ科の総称として雪割草は、実はサクラソウ科のユキワリソウからの借り物の名前だったりします。
ですが、「母屋を取られる」というのはよくあることで、サクラソウ科のユキワリソウは園芸植物としては一般的ではないために、キンポウゲ科のこのユキワリソウに名前を取られたような形になっています。
咲き方・模様が色々
非常に多くの品種があります。以下は咲き方・模様の分類わけの種類です。
咲き方
妖精咲き・日輪咲き・唐子咲き・乙女咲き・二段咲き・千重咲き・三段咲き
模様
すだれ模様花・地合い咲き花・底白花・網目花・咲きかけ花・白覆輪花・テンテン花・爪紅(ツマベニ)・爪紫花
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