マネッチアの育て方
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アカネ科
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最終更新
2023-02-21
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マネッチアの基礎データ
科名
アカネ科
属名
マネッチア属
学名
Manettia luteorubra
別名
粗毛火焔草、アラゲカエンソウ
耐寒
7度
水やり
水を好む
場所
外の日なた
難易度
中級者向け
マネッチアの特徴は?
マネッチアは南アメリカのパラグアイやウルグアイに自生する
アカネ科
カエンソウ属(マネッチア属)のツル植物。その花の形状から、
和名
では粗毛火焔草(アラゲカエンソウ)、英名では「ファイアークラッカーバイン」とも呼ばれます。ちなみにファイアークラッカーは花火や爆竹のことで、バインはツルのことです。
マネッチアはツルが一年で二メートルほど伸びることもあるほどに生育します。通常は行燈仕立てにして、そこに絡ませます。戸外のフェンスなどに絡ませることも出来ます。冬は寒さで枯死しますので注意してください。
冬越しが出来なくもないのですが、春から秋まで開花したら後、冬は枯れる
一年草
と考えた方が気が楽です。
水やり
鉢植えの土が乾いていたら鉢底の水が抜ける穴から水が出るくらいに、水をしっかりとやってください。土が濡れている間は水をやらないようにしてください。
夏の水やり
夏は朝と夕方の2回、しっかりと水をやり、それでも水切れするなら半日影に移動させるか、鉢と株元を寒冷紗やヨシズなどで遮光して蒸発を防ぎましょう。
冬の水やり
冬はマネッチアの成長が止まっていますし、寒さで水の蒸発も鈍いため、土中の水が残りやすいので
水やり
は控えめにします。鉢の重さを普段から確認しておいて、軽くなったら水やりをするか、割り箸を突っ込んで土中の水分を調べて、濡れていたら水やりをするようにします。もしくは
土壌水分計
で測ってから水やりの判断をするといいです。
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冬の水やりで失敗しやすい人は以下のページを参考にしておくと失敗が減らせますよ。
冬の水やりと根腐れの関係
雑記
肥料を必要とします
生育する時期、最低気温が12度〜15度以上になる春(5月)から秋(10月)は二週間に一回は液体
肥料
をあげてください。もしくは1ヶ月に一回、化成肥料をやってください。
秋以降、冬になると生育が止まりますので、肥料はやらないでください。冬に土中に肥料が残っていると根を傷める原因となります。固形の化成肥料は長期間、効く代わりに冬にも残りやすいので早めに肥料をストップするか、流れ出やすく調節しやすい液体肥料で肥料をやるといいです。
植え付け・植えかえ
時期・頻度
マネッチアの鉢底から根っこがはみ出したり、
根詰まり
の症状が見られた場合は、4月から5月の暖かくなる時期に植え替えを行うと良いです。特に、霜が降りなくなる5月上旬が適切です。
マネッチアは根詰まりしやすいので、毎年植え替えを行うことをおすすめします。
用土
水はけ
の良い土を好むので、市販されている花と野菜の土(
培養土
)に、川砂か
パーライト
を1割か2割ほど混ぜたもので植え替えをします。
鉢植えの植え替えの手順
鉢植えに植える場合は、まず鉢底に鉢底ネットを敷き、その上に鉢底石(
軽石
)を2cm〜3cm程度入れます。その上に
用土
を入れて株を植え、隙間にも用土を詰めます。最後に、鉢底から水が出るまでたっぷりと水を与えます。
植え替えで、古い土を取り除く場合は、古い土の3分の1程度を落として、同じサイズかそれより1号か2号ほど大きい鉢に植え替えます。土を落とさないで、1号か2号大きな鉢に植え替える方がダメージが少なくてすみます。
つるを挿木にして増やせます
生育時期の5月〜7月に
剪定
して出たツルでもいいので、15センチほどに切って、
水揚げ
し、切り口に発根剤を塗って、
赤玉土
の単用土に挿して、乾燥しないように水をやって明るい日影で管理しておくと、根が出て来ます。
管理場所・日当たり
日当たりで管理します。
冬は15度以下で生育が止まり、7度以下になると枯れてしまいます。室内でも冬越しはなかなか難しいものがあります。冬までには枯れる一年草と割り切った方がいいかもしれない。温室や、防断熱の家であれば越冬は可能です。冬も日当たりで管理してください。
剪定
マネッチアのつるの先を切ると、葉っぱの根本から脇芽が出てきて非常に大きく育ちます。生育時期(春〜秋)は適宜、
摘芯
をして、脇芽を出させましょう。
冬になり、寒さで弱ってきたら、ツルを地際から何節か残して
切り戻し
、根の負担を減らします。戸外でフェンスに絡ませているものも、切り離して室内に取り込みます。そうじゃないと寒さで枯れてしまいますので。
室温が10度以上を保てるのであれば、冬も常緑で越冬できるので、行灯仕立てて、移動できるならそのまま室内で管理もできます。
特徴・由来・伝承
マネッチアはツル性の
多年草
です。鉢植えで春から夏に掛けて出回っていましたが、現在では流通量は減っています。冬の寒さに弱く、冬越しさせるのが難しいです。マネッティアというのが
学名
の発音に近いのでマネッティアと表記されることが多いです。
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