宿根朝顔・ラッキーブルーの育て方
目次
ラッキーブルーとは?水やり肥料植え付け・植えかえ管理場所・日当たり特徴・由来・伝承関連記事学名などの基礎データ
x最終更新- 植物名
- 宿根朝顔・ラッキーブルー
- 科名
- ヒルガオ科
- 学名
- Ipomoea indica
- 別名
- イリオモテアサガオ・琉球朝顔
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 初心者向け
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ラッキーブルーとは?
ラッキーブルーはヒルガオ科
イポメア属の
宿根朝顔の品種。鮮やかな透明感のある蒼花が咲きます。
冬を越して来年の春には芽を出して花を咲かせます。まず春に植えるとツルを延ばして広がりますが、一年目に咲くのは9月以降。それ以前にも咲きはしますが開花が少ないです。9月以降、霜が降りるまで咲きます。霜が降りて地上部が枯れ、地下で冬を越します。関東ではちと厳しいです。関西以西の霜が降りても、そう何度も降りないような地域でないと冬は越しづらいです。そうして二年目の春からはすさまじい量の花が咲きます。花は株の大きさに比例するもので、小さな
プランターではこのメリットは生かせません。
私は広島に住んでいます。海岸部では雑草のようにしつこく毎年咲いていますが、少し内地に入ると厳しいです。冬越し出来ないならラッキーブルーを植えるメリットは薄い…ほとんど無いです。
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水やり
春から秋にかけて土が乾いたら水をしっかりとやります。ラッキーブルーなどの宿根
アサガオは温暖な地域(冬越しが出来る地域)では、毎年何もしなくても生えるどころか雑草化するほど頑健です。つまり庭植えしていると、水をやらなくても放置で茂ります。水切れしないように水をやれば十分です。
春と秋は晴れたら毎日、冬は一週間に一回かそのくらい、夏は曇りの日でも朝と夕方の二回しっかりと水をやります。真夏は昼に水をやらないようにします。昼に水をやると水が日光で沸騰して根を傷めるからです。
肥料
肥料をやると非常によく茂ります。春から秋にかけての開花時期に液肥を一週間に一回やるか、一ヶ月に一回固形肥料をやります。肥料が切れると花が少なくなります。
植え付け・植えかえ
時期
4月〜7月に苗を植え付けます。この頃に苗が流通しますが、霜に当たると地上部が枯れるので霜が降りなくなってから植えましょう。
用土
用土は市販の
培養土を利用します。一般的な花と野菜に利用するものです。問題は土よりは、何処に植えるか、どのくらいの鉢に植えるか?です。
鉢植えの植え付けの手順
ラッキーブルーは冬越し出来るか出来ないかに掛かっています。鉢植えにすれば、冬は軒下などに移動させられる――と行きたいところですが、宿根朝顔は
尺鉢(直径が30cmの鉢のこと)でも小さいくらいで、もっと大きな
テラコッタの鉢に植えます。すると大きすぎて重すぎて移動なんて無理です。重いのです。出来れば庭に植えます。
庭植えの手順
植え付ける際には、1週間前に土を準備します。この時、深さ30cmを掘り返し、元の土に対して
腐葉土や
堆肥を2割〜3割入れて、化成肥料を説明にある規定量を入れてよくよく混ぜて用土を作ります。苗を植え付け、水をたっぷりとやります。
複数植える場合は苗同士は80cm以上離して植えてください。
実際の植え付けの際には、苗を深く植え込まないように注意します。根本があまり土に埋もれないようにし、地表面と同じにしましょう。
支柱・ネットを
朝顔でよく利用される行灯仕立ての支柱ではなくて、
グリーンカーテンで使うネットに誘引して絡ませるか、フェンスなどに絡ませます。誘引する時に針金ではなくて、麻紐で結ぶと廃棄するときに楽です。
管理場所・日当たり
日光が少ないと生育が鈍くなりますので、必ず日当たりのいいところで管理するようにします。
特徴・由来・伝承
朝顔というと夏に花が咲いて、秋に黒い種を作っておしまいの
一年草が定番ですが、このラッキーブルーや
オーシャンブルーといった宿根朝顔の仲間は「来年も咲く」のです。
こぼれダネではありません。根が残って来年も芽を出します。まぁ、普通の
西洋朝顔でもこぼれダネで翌年も咲くので毎年咲くという点では同じです。
その繁殖力・生育する力はすばらしく、グリーンカーテンとしても優秀。二年目以降は非常によく咲きますので、外観も最高です。他のグリーンカーテンにおすすめの植物は以下のページにまとめています。
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