セダム・八千代の育て方…プクプクの葉が人気の多肉植物

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セダム・八千代の基礎データ
セダム・八千代
科名ベンケイソウ科
属名セダム属
学名Sedum corynephyllum
別名ヤチヨ
水やり乾かし気味に
場所外の半日蔭
難易度初心者向け
画像投稿
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開花
植え
肥料
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八千代とは?

八千代はベンケイソウ科セダム属多肉植物学名セダム・コリネフィルム(Sedum corynephyllum)なので「コリネフィルム」と呼ばれることもあります。プクプクの葉っぱが人気です。八千代は葉の緑部分が多く、生育が遅いが、葉っぱが落ちづらく、茎が太いのが特徴。葉先の黄色い部分は寒さに当たると紅葉して赤(というかオレンジ)になります。秋冬以外は緑葉です。

管理場所・日当たり

日光を好むのですが、真夏の直射は厳しいので、真夏は半日陰か明るい日陰の風通しの良い場所へ移動させます。もしくは最初から半日陰で育てます。

越冬

セダムは大体戸外で越冬可能ですが、八千代は若干寒さに弱い。

雪の下でも枯れはしないですが、株の大きさによっては春には跡形も無く消えていることがあります。冬に霜が少々降りる程度なら、軒下で管理すればOK。土が凍るような寒冷地ならば室内へ。暖地なら戸外で越冬可能です。

水やり

多肉植物なので、水のやりすぎは厳禁。土が常時濡れていると根が腐ってしまいます。しかし春から秋に掛けては、生育が鈍いとされる八千代もニョキニョキと生育する時期。水をしっかりとあげるとよく生育します。あくまで基本は土が濡れてから、鉢底から水がしみだすまでしっかりとやります。

夏の水やり

夏は高温すぎて活動が止まり、水やりをすると根腐れを起こしますので、基本的に断水します。梅雨に入ったら水やりは止めてしまいます。葉っぱが萎れてきたら水をやる程度にします。

冬の水やり

気温が10度以下になると、活動が止まります。冬は水を控えてください。土がカラカラに乾いてから数日たって、土の表面を少し濡らす程度の水やりにしておきます。

肥料

生育時期(春と秋)に二週間に一回程度、薄い液体肥料をやります。肥料が多いと葉っぱが落ちます。ですが、肥料が不足すると徒長します(下葉が無くて、頂点にモコっと葉がある状態)。

植え付け・植えかえ・種蒔き

時期・頻度

八千代は春(4月〜5月)か秋(9月〜10月)に植え替えをします。頻度は二年に一回か三年に一回程度です。根詰まりを起こす前にできるだけ植え替えましょう。

根詰まりをおこすと下葉からポロポロと落ちます。ただ下葉から落ちるのは生理現象でも起きることで、珍しいことではないです。間延びしたら挿し木して株分けと仕立て直しを兼ねます。

用度

用土は多肉植物の専用土サボテンの専用土を使います。一般的な培養土でも水やりを気をつければ大丈夫です。ただ一般的な培養土は室内に入れると匂うので冬に室内に入れるのならば多肉・サボテンの専用土がいいです。

植え替えの手順

植え替えの10日前から水やりをストップしておき、鉢から抜いて、古い土を3分の1か半分ほど落とし、古い変色した根をハサミで切って整理しておきます。

同じ大きさの鉢か一回り大きな鉢を用意しておいて、鉢底の穴を鉢底ネットで塞ぎ、その上に鉢底石を3cm入れます。鉢が深いものだった場合は鉢底石を鉢の三分の一から半分まで入れて水捌けをよくするといいです。鉢底石の上に用土を入れ、株を入れて、隙間に用土を入れて完成です。

植え替え後に水やりをせず、日陰で2週間ほど養生してから水やりを再開させてください。

挿木

八千代は葉挿しが出来ませんが挿木はできます。

葉っぱが数枚付いた茎を切って上記の植え替え用土に挿して、水をやらずに管理していると発根します。他のセダムに比べると発根はしづらいです。発根したら、徐々に水やりし、生育するようになったら植え替えをしましょう。

病気・害虫

カイガラムシヨトウムシアブラムシなどが見られます。

最後に…

よく似たセダム乙女心虹の玉などがありますので、よろしければチェックしてみてください。
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セダム・八千代のカテゴリ・タグ
寒さに弱い 多肉植物 品種 セダム
ベンケイソウ科

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