クラッスラ・星の王子の育て方…耐寒性はあまりないので霜に注意
目次
星の王子とは?管理場所・日当たり水やり肥料植え替え病気・害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- クラッスラ・星の王子
- 科名
- ベンケイソウ科
- 属名
- クラッスラ属
- 学名
- Crassula conjuncta
- 耐寒
- 5度
- 水やり
- たまにやる程度
- 場所
- 日の当たる室内
- 難易度
- 初心者向け
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星の王子とは?
星の王子は
ベンケイソウ科クラッスラ属のアフリカ原産の
多肉植物で、
学名は
クラッスラ・コンユンクタ(Crassula conjuncta)の多肉植物。モコモコした葉っぱが幾何学に互い違いに生えます。葉っぱがモコモコして可愛いです。クラッスラの中では強い。育てやすい部類です。
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管理場所・日当たり
多肉で
サボテンぽいですが、強い直射日光に当たると
葉焼けします。真夏は
半日陰や遮光した光に当てます。春と秋は戸外の日当たりが好ましいですが、室内の明るい場所や半日陰でもかまいません。日に当たっていると良く成育して、株も増えます。日に当たると葉っぱのフチが赤くなります。乾燥期にはこうなるものなので、葉焼けとは違います。
ただ、あまりに日当たりが悪いと徒長してひょろ長くなり不恰好です。徒長しないように春と秋はしっかりと日に当てます。徒長した場合は伸びた部分を切って
挿し木にして仕立て直すといいです。
挿木の項目を参考にしてください。
雨曝しにしない
とにかく過湿に弱いです。少々雨に当たる程度なら枯れはしませんが、日本は世界的にみても「雨の多い地域」です。すぐに腐って枯れてしまいます。
越冬
耐寒温度は5度。霜が降りる地域でも弱い霜であれば軒下で越せないことも無い。霜の降りない
暖地なら戸外で十分越冬可能。暖地以外は室内で管理するのが無難。
水やり
乾燥に非常に強く、過湿に弱い。水をやりすぎるくらいなら、忘れたほうがいい。葉っぱにシワが寄ってから水をやっても十分問題なく復活する。
水やりが多いと徒長(ひょろ長くなる)して、徒長すると不恰好になるので、水やりは控えめがコツです。
星の王子は過湿に弱いです。土が濡れているうちや、表面上は乾いていても鉢の中に水が残っているうちに、水やりをしていると腐って枯れてしまいます。水やりは土がカラカラに乾いてから。水をやるときは土中のゴミを洗い流す目的もあるので、鉢底から水が染み出すくらいにしっかりと水やりをします。
夏の水やり
夏は高温で活動が止まり、水やりが多いと蒸れたり、蒸れなくても徒長することがあるので少し控えめにするのがコツ。土がカラカラに乾いてから水をやりましょう。夏でも数日に一回。
冬の水やり
冬は寒さで生育が止まっているため、完全に水を切らない程度に水やりします。土中の水が完全になくなってから水を少量やります。一ヶ月に一回程度です(もっと少ないかもしれない)。冬だけは土の表面を少し濡らす程度の水やりにします。
肥料
春と秋の生育時期に
肥料をやると生育しますが、肥料が多くても徒長して不恰好になる原因となるので、肥料はやるとしても薄くして頻度も控えめにしましょう。
植え替え
時期・頻度
植え替えは3年に一回。3年か4年ほどすると土が劣化して
水はけが悪くなり、
根腐れを起こしやすくなるため。植え替えは春に行う。
用土
多肉植物の土で植え替えます。
植え替え
植え替えの10日前から水やりはストップして乾燥させておきます。
古い鉢から株を取り出し、古い土を落とし、根を黒い腐った根を落とし整理します。鉢底の穴をアミで塞いで土が出ないようにしてから
軽石を3cmほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、完成です。
植え替え後に水をやらず、そのまま日陰で2週間は養生してから、通常の管理(水やり・日光)に戻します。
挿し木
一株で、何本も枝分かれするものではないので、群生させるためには挿し木して株を増やす必要があります。挿木に適した時期は春か秋。生育すると上へと伸びてきますので、これを切って、切り口を日陰で数日乾燥させて、土に挿します。水はやらなくていいです。メネデールをすると尚、発根しやすいです。
葉挿しはうまくいきません。挿木で増やすようにします。
病気・害虫
ハダニ・
カイガラムシなどが発生します。これらは前もって
オルトランを使っておくと予防できます。発生してしまったら、薬剤を散布して駆除しましょう。
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