オキザリス・孔雀の舞の育て方

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オキザリス・孔雀の舞の基礎データ
オキザリス・孔雀の舞
科名カタバミ科
属名カタバミ属
学名Oxalis palmifrons
水やり乾かし気味に
場所外の日なた
難易度初心者向け
画像投稿
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開花
植え
肥料
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孔雀の舞(オキザリス・パルミフロンス)とは?

孔雀の舞(オキザリス・パルミフロンス)はカタバミ科オキザリス属の南アフリカ原産の球根植物。小さな傘のような…孔雀が羽を広げたような葉が密生する、とにかく美しいオキザリスです。

晩春(5月)くらいには葉っぱが黄色くなって、ほぼ全てが落葉し、夏は休眠し、秋に葉を出し、寒さにあたって紅葉し、非常に稀ですが秋に白い花が咲きます。

基本的には手入れする必要がありませんし、大変育てやすいですが、成長期、休眠期に合わせた管理をすることが大切です。

オキザリス全種は「丈夫な球根植物」として庭植え、地植え向きの植物として人気です。

この時期は葉が枯れ始め最後には葉がほとんどなくなります。株を増やしたい場合、この時期に球根を掘り出して新しい鉢に植えてあげると良いでしょう。その後、秋から冬にかけてまた葉がでてきます。

庭植えで放置しすぎると増えすぎることがありますので適度に株、球根を取り除きましょう。
草丈15cm横幅15cm

水やり

乾燥を好み、乾燥に強く、めったなことでは枯れません。しかし生育期(秋と冬)、開花期には、極端に乾かさないよう注意。土が乾いたらたっぷりと水やりしてください。

鉢植えの場合、土が乾いたら水やりをしてください。土が乾いたら、鉢底から水が出るくらいにしっかりと水をやってください。過度の水やりや受け皿に水がたまったままになるなどすると根腐れを起こします。

庭植えの場合は自然に降る雨だけで大丈夫です。

夏の休眠中の水やり

夏になると葉がなくなって休眠しますので、休眠中は断水して、秋になって葉が出てきたら水やりを再開します。

肥料

孔雀の舞は無肥料でも育ちますが、成長期に1ヶ月に一回、緩効性固形肥料を置き肥するか、または月2~3回液体肥料を施すと花数も多く、球根もよくふえます。

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植え替え、株分け

時期

2~3年すると芽が混み合い、根詰まりで生育が衰えてきます。そこで、休眠中の生育が始まる前の9月〜10月に球根を掘り出し、株分けするような要領で植え直しをします。毎年自然に球根がよくふえます。

用土

サボテン多肉植物の土で植え付けるといいです。一般的な花と野菜の培養土で植えてもいいですが、水もちがいいので、水やりの頻度を減らして調節してください。

植え替え

古い鉢から株を取り出し、土を落として植え替えをします。球根がよく増えるので、株分けしてそれぞれを植え付けます。増えすぎて困るので、余った球根は廃棄するくらいの気持ちでいましょう。

新しい鉢を用意し、鉢底の穴を鉢底ネットで塞いで、軽石を3cmほど入れて、その上に用土を入れ、球根を配置して、隙間に用土を入れて最後にしっかりと水をやって完成です。

管理場所

春〜秋は戸外の日当たりで管理します。日当たりの良い場所を好みますが、夏は暑さで休眠する場合は、できれば風通しの良い日陰に移動させてください。
耐寒温度は0度以下で霜にもある程度は耐えますが、土が凍結すると球根が枯れて、株が枯れるので、凍結しない場所で管理するか、室内に取り込みます。凍結しない地域であれば、冬に屋内に取り込まずに戸外で管理してもいいです。
寒冷地などで室内取り込む場合は、冷暖房の風に当たらないようにします。冷暖房の風は、乾燥しすぎてどんな植物にもよくありません。鉢植えを屋内で育てる場合は冷暖房の風が直接あたらないところで管理してください。直撃しなければ大丈夫です。

病気・害虫

病気はほとんど見られません。まれにさび病(葉に黄色や赤色のサビのようなものが付つく)がつくことがあるので、早めに予防、ついたら市販の薬(殺菌剤)で除去します。

由来

パルマというのは「やしの木」という意味で葉が小さなやしの木の形をしていることからオキザリス・パルマとも呼ばれています。名前が似ていますが、クジャクサボテンとは違う植物です。孔雀の舞は多肉植物のように見えますがカタバミ科の植物です。
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