バジルの苗を株分けして植える方法

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バジルの苗を株分けして植える方法

ここではバジルの苗を株分けして植える手順をまとめています。
普通に植える方法は
を参考に。
まとめ
種子でも苗でもいいけど、苗が便利。
●バジルの苗は1ポットに何本も苗が入っている(ものが多い)。
●これをほぐして、バラして植えてもいいし、そのままバラさずに植えてもいい。
●ポットから外して、土を洗い流して、株を分ける。
●根を広げて植える。
プランター1個に三本を植える。
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バジルの苗はココを見る

バジルの苗を株分けして植える方法:バジルの苗はココを見る
バジルの苗は黒いポットに入って売ってる場合が多いです。ポットの中に「何本もバジルがある(十本ある場合も)」ものが普通です(一本しか入っていない苗もあるけど)。そういう何本か入っているもの…仮に「複数株型」と呼びましょう…複数株型を選んで買って、一本ずつ崩してプランターに植えるとお得です。

複数生えているんですが、生えているバジルの中に「元気なもの」と「元気じゃないもの」があり、「元気じゃないもの」は株分けして植えても生育が鈍いです。これは発芽後の生育で栄養や日光を元気な株に取られてスタートダッシュに遅れたためと思われます。追いつくの時間(一ヶ月ほど差があることも)がかかるので、初心者は株分けせずに苗を必要なだけ買って植えた方がいいです。

じゃあ、複数株型を株分けしないで育てるとどうなるかというと、元気じゃない株はそのまま小さいままで、元気な株が一本立ちに近い状態になる。つまり複数株も一本立ち型も、最後は一本立ちになるんです。結果はあまり変わらない。そこで、複数株の元気な株を残してあとは切って間引き、水挿しして発根したら植える…でもいいです。

この一本一本を株分けするか、水挿しで増やすかして、大きなバジルに育て、さらに摘芯して切った枝を挿木すればいくらでも増えます。これで種子1袋から育てたのと同じになるわけです。バジルは苗1個で十分な収穫ができます。
●バジルの苗は100円から200円です。
●300円以上するものもありますが珍しい品種。
●何本、生えているかは苗にもよります。
イラストでは一本しか生えていない苗を「ダメな苗」と書きましたが、ほぐすのは面倒なので、一本苗をプランターに三つ植える方が楽です。

バジルの苗の土を崩す

バジルの苗を株分けして植える方法:バジルの苗の土を崩す
バジルの苗を買ってきたら、ポットから外し、土を落とします。そして水洗いして、完全に土を洗い流します。根を傷めないように丁寧にしてください。

根が絡まっていますので、しっかりと流水で洗ってほぐします。株分けするときは、多少、根を切らないと株分けは難しいですから、少しは切ってもかまいません。

株分けをする

バジルの苗を株分けして植える方法:株分けをする
株分けをします。
65センチのプランターに3株(株間を20センチ)。鉢植えならば8号〜10号に1株。プランター・鉢に花と野菜の培養土か、赤玉土6腐葉土4に肥料をまぜた用土を入れて、株を植え付けます。
イラストのようにほぐした根を広げて植えます。バジルはそもそも根を浅く張る植物なので大丈夫です。広げたら、根の上に土をかぶせてください。植えた時は相当に心細いものですが、育ってくるとこのくらいに、株間を分けないと混み合ってしまいます。土と水と肥料が不足するんです。

最後に水をやって完成です。
●ただ寒い時期(3月4月)にこれをやると、ダメージから回復できず枯れることがたまにあるので、5月以降が無難。
●バジル苗1個には四本のこともあるし、十本ってことも。
●十本あった場合、苗1個からプランター3個か4個分になる。
●ただし上に書いたように、元気のよい株と元気のない株があるため、同じようには育ちにくい。
●プランター3個も不要でしょう。不要分は廃棄する勇気を。

株分けしないで植えるなら…

根をほぐして株分けして、植えるのが面倒な場合、バジルのポットに生える数本の苗から元気なものだけを選んで、あとは間引きます。つまり、元気のない不要な株の地上部をハサミで切ってしまいます。抜くと元気な株を巻き込んでしまうので「切り」ましょう。悲しいかもしれませんが、間引くことで残された株の生育スペースを確保することが「元気な株」をシッカリと育てるには必須です。間引きしないと「とも倒れ」になる!わけじゃないですが、切った方がいいです。

その切った「元気のない株」を水挿しして、発根したら植え付けることもできます。
水挿しについては
を参考に。
●面倒なときは一本しか生えていないバジルの苗を植えます。結局、一本苗の方が便利ってこともあります。

あとは普通に

あとは水を適度に与えて、日に当てて、育ててください。摘芯を忘れずに。
その後の栽培については
を参考に。
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