ゴンフォスティグマの育て方
目次
ゴンフォスティグマとは?水やり肥料植え付け・植えかえ管理場所・日当たり剪定病気・害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- ゴンフォスティグマ
- 科名
- フジウツギ科
- 属名
- ゴンフォスティグマ属
- 学名
- Gomphostigma virgatum
- 別名
- ゴムホスティグマ
- 耐寒
- マイナス12度
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 初心者向け
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ゴンフォスティグマとは?
ゴンフォスティグマは
フジウツギ科の南アフリカ原産の常緑の耐寒性
低木。春〜秋に開花し、冬でも葉っぱがあり、それが
シルバーリーフで
カラーリーフとしても優秀で非常に綺麗。暑さにも強く、日本の夏でも
葉焼けすることもない。耐寒温度はマイナス12度とかなり寒さに強い。
自生地では川沿いに生え、極端な乾燥を避ければ、よく育ちます。水が多いと枝がよく伸びる。
肥料が多いと株が大きく育ち、2m近くまで生育するが、
剪定すれば小さく抑えるのは難しくない(というか春から秋まで適宜、
切り戻しをするもの)。
いいことづくめなガーデニング材で今後は人気が出るかもしれない。ただし、あまりまだ流通していない。
樹高2m
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水やり
ゴンフォスティグマは水が多いとよく育ちますので、あまり大きくなって欲しくない時は水を控えることで抑制できます。極端な乾燥にあえば枯れますが、それは他の植物でも同じ。むしろ乾燥にかなり強いです。
庭植えの水やり
庭植えにした場合は、根付いてしまえば、自然な雨だけでほぼOK。ただし夏など乾燥時期には、様子を見て水をやってください。
鉢植えの水やり
鉢植えに植えた場合は、土が乾いたら水をやるようにします。受け皿の水は捨ててください。夏は高温の昼を避けて、朝と夕方の二回、しっかりと水をやります。冬は寒さで活動が鈍くなっているので、
水やりを控えて、土が乾いてから2日か3日たって水をやるようにします。
肥料
春と秋の生育時期に緩効性肥料(化成肥料)をやります。ゴンフォスティグマは肥料はなくても育ちます。肥料があると大きく育って邪魔かもしれないので、様子を見て調節してください。
植え付け・植えかえ
時期・頻度・苗
苗を見ると「草」っぽいですが立派な「木」です。春か秋に植え付けをします。鉢植えで
根詰まりしているなら、同様に春か秋に植え替えをしましょう。生育が早いので、ほぼ毎年植え替えをすることになります。
大きく育つのですが、小さくまとめることも十分可能で、冬も葉があり、夏の暑さにも強いこと、あとは水やりが簡単になるので庭植えが推奨です。場所は取りますが、インパクトがあって庭植えで育てる価値はあります。
用土
鉢植えであれば、一般的な
培養土か、自作する場合は
赤玉土7
腐葉土3を混ぜたものを使います。庭植えならば、
堆肥や腐葉土を足して
用土とします。
庭植え
庭土を40cm〜50cm掘り返し、掘り出した土に対して2割か3割の腐葉土か堆肥を混ぜて、用土とします。大きくしたい場合は化成肥料を規定量入れます。用土を穴に半分戻して、苗を配置し、土を入れていきます。余った土で土手を作り、その中に水を溜めて、水極めをします。水が引いたら、土手を崩してならして完成です。
鉢植え
8号〜10号の鉢を用意し、鉢底の穴を鉢底ネットで塞ぎ、その上に鉢底石(
軽石)を2cm入れます。その上に用土を入れ、苗を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をやって完成です。
植え替える場合は、古い土を3分の1だけ落とし、新しい土を足して、植え替えます。一回り大きな鉢でもいいですし、同じ大きさの鉢でもいいです。
管理場所・日当たり
日当たりの方が花が多いです。ですが
半日陰でも十分育ちます。
越冬
耐寒温度はマイナス12度と寒さには強いのですが、冬に土が凍結すると根が傷んで枯れてしまいます。腐葉土を根元に敷いて
マルチングして、土の凍結を防いでください。
剪定
春〜秋の間は、花が一段落したら、全体を三分の一ほどに切り戻しします。切り戻すことで、脇芽が出て、脇芽に新しい花が咲きますし、樹高を40cm程度に小さくまとめ、ブッシュ樹形に仕立てられます。これを春から秋まで何度も繰り返すことで、開花を何度も楽しむことが出来ます。ひっくり返すと、切り戻しをしないならば、開花はかなり少ないってことです。
切り戻しをしないで、そのままにしていると枝が上に伸びて、1m以上になり、その後、枝垂れてきます。スペースがあり、カラーリーフと考えるならば、この仕立て方も悪くないですが、乱れている様にも見えるので、一般的には切り戻しをしてブッシュ状に仕立てます。
病気・害虫
ほとんど見かけない。
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