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オタカンサスの育て方

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オタカンサス
目次
オタカンサスとは?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ
挿し木
管理場所・日当たり
病気・害虫
剪定
関連記事
学名などの基礎データ
オタカンサスの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
オタカンサス
科名
ゴマノハグサ科
属名
オタカンサス属
学名
Otacanthus caeruleus
別名
ブルーキャッツアイ・ブラジリアンスナップドラゴン
水やり
水控え目
場所
季節による
難易度
中級者向け
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オタカンサスとは?

オカタンサスはブラジルに自生するゴマノハグサ科多年草。花がネコの目に見えなくもないのでブルーキャッツアイとも。ネコの目には見えないなぁ。ブルーキャッツアイで流通することも多かったですが、最近はオタカンサスの名前も多いです。別名がブラジリアンスナップドラゴン。スナップドラゴンは金魚草(キンギョソウ)のこと。

苗は6月7月にも流通するのですが夏が苦手。夏に半日陰の涼しいところで管理できないなら秋に購入して植える。冬越しすれば早くから増えて開花する。
草丈50cmから70cm
流通時期春と秋(9月10月)

最初に簡単なまとめ

●夏の蒸れに注意する。水やりを工夫したり、半日陰に移動させる。
●冬は5度以上で越冬。10度以上で開花する。暖地以外では室内で管理する。霜に当たれば枯れる。
肥料が多いとダメ。
●一年を通じて過湿にしないようにする。ただし生育時期の水切れにも注意。
●日当たりで管理。夏は半日陰が良い。冬は室内の日当たりで管理。
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水やり

土が乾いていたら水をやる。水をやるときは鉢底から水が染み出すくらいにしっかりとやる。これは夏でも冬でも同じ。長期間濡れている状態が続くと根腐れするので土が乾くまでは水をやらない。かといって乾燥し過ぎてもダメ。まぁ、そこは植物なんだから当然のこと。
●冬は水やりを控える。寒さで活動していないので。
●夏は開花・生育するので水を欲しがっています。夏に水切れするとダメージがあり、徐々に開花が鈍くなります。しかし多湿は苦手!という矛盾した要望です。この辺りは失敗してコツをつかんで行くしかないです。開花時期なのに花が少ないなーと思ったら水やり頻度を増やしてみましょう。

肥料

オカタンサスはあまり肥料を必要としていません。春から秋の生育時期に二週間に一回、通常の2倍に薄めた液体肥料をやります。肥料が多いのを嫌うので、肥料は控えめに。
参考水やり三年…水やりは難しい。(初心者向き)

植え付け・植えかえ

時期

植え付けにもっとも適した時期は3月4月。これは適した時期であって、夏と冬を避ければいつ植えても大丈夫(そんな弱い植物じゃないんで)。

用土

一般的な花と野菜の培養土を利用します。酸性の土を嫌う。庭植えするのであれば植える一週間か二週間前に苦土石灰を混ぜ込んで中和させておく。
参考リンク
必ず新しい土で植えましょう(初心者向け)
古い土の処分方法(初心者向け)
自宅で出来る古い土の再生方法(中級者向け)

鉢植えの植え付け・植え替え手順

植え付けは普通の鉢植えと同じ。鉢底の穴を鉢底ネットで塞ぎ、その上に鉢底石を2cmほど入れ、その上に用土を少し入れ、株を入れて、隙間に用土を入れていって、最後にしっかりと水やりをします。

植え替えの時は古い土を三分の一ほど落としてから植え替えをする。同じ大きさの鉢でも1号か2号大きな鉢に植え替えます。
参考リンク
植え替えの基礎
一般的な苗の鉢植えの方法

挿し木

5月6月に挿し木すると簡単に増えます。新芽を二節か三節切って、土に挿していると簡単に発根します。

管理場所・日当たり

春から秋の管理

日当たりを好むが、真夏は風通しの良い半日陰で管理する。夏の多湿が苦手でダメージがあり、取り戻すために秋の開花が遅れる。夏は半日陰で管理するのがコツ。夏の暑さには強い。蒸れに弱いだけ。

冬の管理

耐寒温度は5度、とされますがもう少し寒さに強い。おそらく0度前後。霜に当たれば枯れるが、霜に当たらなければ越冬はします。冬は霜の降りない暖地でないなら室内で管理する。九州では戸外で管理できる。冬でも十度以上で日光があれば開花する。暖房のかかっている室内は夜中でも5度以下にはならないが、窓の近くは外気が近くて氷点下になることもあるので注意。

花が終わる11月ごろに、室内に取り込むついでに半分ほどに切り戻しておきます。地上部を減らすことで根の負担が減り、冬越ししやすくなります。
●日陰でも多少は大丈夫だが、開花しなくなるし株にダメージがあるので避ける。
●寒さに当たって葉っぱが落ちても根が枯れていなければ春には芽吹く。

病気・害虫

アブラムシハダニが発生します。

剪定

オタカンサスはそのまま育てていると、枝分かれせずに一本がにょきにょきと生えるだけで、花は先に開花するので、花が少なくなります。そこで切り戻しをして脇芽を出させるのが開花を増やす大事なコツです。

春から秋の生育時期に伸びた枝を適宜、切り戻してやります。
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