紫々紫(シジムラサキ)の育て方…斑入りの紫式部です
目次
紫々紫とは?水やり肥料植え付け・植えかえ管理場所・日当たり剪定関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- 紫式部・紫々紫
- 科名
- クマツヅラ科
- 属名
- ムラサキシキブ属
- 学名
- Callicarpa dichotoma
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 中級者向け
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紫々紫とは?
紫々紫(シジムラサキ)は
紫式部の斑入り品種。落葉
低木。育て方は紫式部(
ムラサキシキブ)と同じ。初夏に開花して秋に結実する。秋には葉っぱが
紅葉する。日当たりでも
半日陰でも多少の日陰でも育つ。暑さ・寒さにも強い。流通量が少ない。コボレダネで増える。
樹高1.5m
最初簡単にまとめ
●紫々紫(シジムラサキ)はムラサキシキブ、
コムラサキの
園芸品種。斑入りで
カラーリーフとして優秀で、独特の艶々の実ができて鑑賞価値が高い。冬は落葉する。
●庭植えは自然に降る雨だけでいい。ただし夏の乾燥時期は水切れしないようにする。
●鉢植えの
水やりは普通。
●夏の乾燥時期は水切れしないようにする。
●半日陰が適した場所。
●寒さ・暑さには強い(暑さには強いが乾燥で水切れするので注意)。
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水やり
庭植えの場合は一旦根付いてしまえば自然に降る雨だけでほぼ十分。日照りの時に水をやる程度です。紫々紫(シジムラサキ)は乾燥して水切れしやすいので気をつける。特に夏の乾燥時期は水切れしやすいので庭植えでも水をやってください。
鉢植えの場合は土が乾いたら水をやります。水をやるときは鉢底から水がしみ出すくらいにしっかりとやります。乾燥に強く、過湿に弱いので土が濡れている間は水やりをしないでください。
根腐れを起こします。水をやったら、次には土が乾くまで水をやらない…メリハリのある水やりをしましょう。受け皿の水は捨ててください。
冬の水やり
冬は落葉していますが根は生きています。庭植えは自然の降る雨だけで十分。鉢植えの場合は乾燥しきらないように水やりします。土が乾いてから数日経って水やりをする程度に控えてください。
肥料
紫々紫(シジムラサキ)は肥沃な土を好みます。鉢植えでも庭植えでも冬に緩効性化成
肥料をやってください。
鉢植えは冬の肥料とは別に、開花する前の3月4月あたりに一回、花が咲き終わる時期(6月前後)に一回。鉢植えは土が少なく、肥料が流れで安いために、庭植えより肥料をやる頻度を多くしないと肥料が不足します。
庭植えは冬の肥料とは別に10月あたりの実が出来始める時に一回、施肥するといいです。
植え付け・植えかえ
時期・頻度
植え付け・植え替え時期は春か秋。
鉢植えの場合は2年ごとに植え替える。
庭植えの場合は一度植えたら植え替えはしないでいい。
用土
一般的な花と野菜の
培養土で植えるか自作する場合は
赤玉土小粒6
腐葉土4を混ぜたものを使う。庭植えの場合は庭の土に3割か4割追加してから植える。
鉢の植え付け・植え替え
鉢植えの場合は、植え替えの場合は古い土を三分の一ほど落としておきます。根の負担を減らすため、地上部の枝も半分ほどに切り詰めます。鉢底の穴をアミで塞いで土が出ないようにしてから
軽石を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。
●植え替えの際に株分けもできます。
●一回り大きな鉢に植え替えてもいいが、同じ大きさの鉢に植え替えてもいい。
庭植えの手順
庭植えの場合は、根鉢の二倍か三倍の深さと大きさの穴を掘って、掘り出した土に腐葉土か
堆肥を3割か4割入れて、化成肥料を規定量だけ入れてよく混ぜておきます。穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
●紫々紫(シジムラサキ)は
こぼれダネで増える。あちこちから生えてくるかもしれない。根っこが強いので、引っこ抜くのが大変。
管理場所・日当たり
紫々紫(シジムラサキ)を管理する場所は日当たりがよいが半日陰や多少の日陰でも育つ。夏の乾燥時期に水切れするので半日陰が適している。庭植えにして日当たりで育てる場合は株元に
マルチングをして乾燥対策の必要がある、かもしれない。
寒さには強いので、北海道の戸外で防寒なしで越冬可能。
剪定
春に芽吹くので、
剪定はそれ以前・・・冬(2月3月)に行います。強い剪定をしてもそれで枯れることはないです。剪定しても春以降にしっかりと芽吹きます。剪定は長い枝を切り、短い枝を残して、樹形を整えます。
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