レッドキャンピオンの育て方
目次
レッドキャンピオンの特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け用土植え付け手順管理場所剪定・切り戻し病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- レッドキャンピオン
- 科名
- ナデシコ科
- 属名
- シレネ属
- 学名
- silene dioica
- 別名
- シレネディオイカ
- 耐寒
- マイナス20度
- 水やり
- 乾かし気味に
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 初心者向け
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レッドキャンピオンの特徴は?
レッドキャンピオンは
ナデシコ科シレネ属のヨーロッパ原産の短命
多年草。高い耐暑性を持っていますが、強い直射日光には弱い傾向があり、真夏は遮光するといいです。しかし、寒さには強く、冬越しに問題はありません。また、一度花が咲くと、種を回収して再度播種するか、
こぼれ種で増やすことができます。このため、株は短命ですが、放任しても株が残り、毎年多くの花を咲かせることができます。
レッドキャンピオンは、可憐な小花を咲かせる多年草で、丈夫であるため、切花としても利用できます。また、花と葉は
ハーブとして食用にも利用されます。
大きさ・草丈・樹高60cm~90cm
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水やり
乾燥気味を好み、
水やりが多いと根や葉が腐ってしまいます。
レッドキャンピオンの鉢植えは、水やりは土がしっかり乾いてから、鉢底から水が出るくらいにしっかりとやります。庭植えにした場合は自然に降る雨だけでほぼ大丈夫です。
肥料
多くの
肥料を必要としませんが、元肥と、植え付け後に液体肥料を2週に一回やると生育はいいです。肥料はなくても枯れることはないです。
植え替え・植え付け
時期・頻度
春に種まきをするか、この時期に苗を買って植え付けます。大量に植えるものでもないですし、
こぼれダネでも来年以降に出てくることもあるので、1株買って植えましょう。
多年草ですが、短命なので鉢植えでも植え替えなくてもいいです。
用土
一般的な花と野菜の
培養土で植え付けます。自作する場合は
赤玉土6
腐葉土4に化成肥料を混ぜたものを使います。庭植えの場合は、庭土に腐葉土や
堆肥を入れ、
水はけが悪いなら川砂や
軽石小粒を入れて水はけをよくして植えましょう。
植え付け手順
鉢植えの手順
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に
用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。鉢底の穴から水が出るまで水をやってください。
短命な植物なので、植え替えはせず2年ほどで種で更新するといいです。
庭植え・地植えの手順
20cm〜25cmの深さの穴を掘り、掘り出した土には、腐葉土か堆肥を庭土に対して約2割か3割混ぜ、化成肥料を説明書に記載されている規定量を加えてよく混ぜます。できれば1週間程度土を寝かせてやると、有機物と化成肥料が馴染んで根が広がりやすくなります。
穴には半分ほど土を戻し、株を植えます。株を入れたら、隙間に土を詰めて最後に水やりを行います。これで植え付けは完了です。
種まき・育苗
レッドキャンピオンの播種は、3月から5月に行うのが適しています。発芽には、約15度から20度の適温が必要で、通常は約21日ほどかかります。
種をまく際には、通気性と保水性に優れた無菌の培地…赤玉土小粒や種まき用土をポットなどに入れて、種をまき、指で軽く押さえて種と土を密着させ、軽く土を被せることが重要です。乾燥しないようにしっかりと水を与え、管理を行いましょう。
管理場所
レッドキャピオンは一般的な植物よりも耐暑性が高い種類ですが、真夏の直射日光や高湿度の環境下では株が弱って枯れることがあります。夏は
半日陰や明るい日陰に移動するか、遮光ネット・寒冷紗・ヨシズなどを使用して、植物を強い日差しから守ることが大切です。
レッドキャンピオンはとても強健で、耐寒性が高いため、冬季に特別な対策をする必要はほとんどありません。
剪定・切り戻し
開花期間中には、花穂の下から枯れた花を切り取ってしまいます。植物は種を作ろうとして、次の花が咲きづらくなるものなので、花を摘むことで、次の花の開花を促し、開花期間を延長することができます。
梅雨前か夏前に多湿を避けるために、刈り込んで葉っぱを間引いて風通しをよくしておくといいです。
病害虫
害虫はほとんど見られない。水やりが多かったり土の水はけが悪いと、
根腐れすることがあります。
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