ブロンズフェンネルの育て方
目次
ブロンズフェンネルの特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け管理場所剪定・切り戻し病害虫最後に…関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- ブロンズフェンネル
- 科名
- セリ科
- 属名
- フォエニクルム属
- 学名
- Foeniculum vulgare 'Purpureum'
- 耐寒
- マイナス15度
- 水やり
- 乾かし気味に
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 上級者向け
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ブロンズフェンネルの特徴は?
ブロンズフェンネルは
セリ科の
多年草の
ウイキョウ(Foeniculum vulgare=
フェンネル)の紫葉品種。ヨーロッパ原産。ウイキョウが日本で栽培できるもので、乾燥・暑さ・寒さに強くて、栽培は容易。庭植えにしてしまうと、ほったらかしです。
ハーブとしても利用できます。
初夏〜夏にかけて黄色い花が咲きます。咲きますが小さくて見えないです。
細い葉っぱが黒くて、植え付けると庭の一部にモヤがかかっているようになりますから、メインの植物にはならないけど、アクセントというか、メインの植物を引き立てることはできる。
手間がかからないのが最大の魅力かなと思います。
草丈1m
株の幅1m〜150cm
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水やり
ブロンズフェンネルは乾燥に強いので、庭植えにしたら自然に降る雨だけでいいです。ただ、直根性で根が広がりきるまでは水切れを起こすかもしれないので、植え付けしてしばらくは様子を見て
水やりをしてください。
鉢植えの場合は土が乾いたら水をやります。
肥料
新芽が出る前の春(3月)と開花が終わって疲弊した秋(9月)に化成
肥料をやります。
植え替え・植え付け
時期・頻度
春(3月〜5月)に植え付けます。直根性でポット内部で根が広がりすぎると植え付けても根付かないこともあるので、手に入ったら早く植えましょう。
鉢植えはできれば毎年植え替えをします。土を落とさないで毎年、一回り大きな鉢に植え替えることになりますし、植え替えが面倒なので庭植えがおすすめです。
用土
鉢植えならハーブ用の土で植え付けます。自作する場合は
赤玉土7
腐葉土3に化成肥料を混ぜたものを使います。一般的な
培養土に川砂か
パーライトを1割ほど混ぜて
水捌けをよくしてから植えてもいいです。庭植えの場合は、庭土に
苦土石灰をまいて中和してから、腐葉土か
堆肥を入れて
用土とします。
鉢植えの植え付け・植え替えの手順は?
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、ブロンズフェンネルの苗を入れます。苗の土は落とさず、根をいじらないでください。隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
植え替えの場合は、古い鉢から株を取り出し、土を落とさないで一回り大きな鉢に新しい土を足して、植え替えます。植え替えるたびに大きな鉢になっていきますので、限界が来ます。やっぱり庭植え推奨です。
庭植えの手順は?
庭植えする場合は、前もって2週間前に深さ30cmの穴を掘って、苦土石灰を1平方またり150g入れて中和させます。アルカリ性を好みますが、中性なら問題ないです。1週間かけて中和させます。植え付けの1週間前に元の土に対して2割ほどの腐葉土か堆肥を混ぜておきます。
水はけが悪いのであれば、日向石や川砂などを混ぜて水はけをよくしましょう。これも1週間かけて馴染ませてから植え付けます。
用土を穴に半分戻して、ブロンズフェンネルの株を植えます。株を複数植えるのであれば80cm〜1mは離しましょう。隙間にのこりの用土を戻し、水をしっかりとやって完成です。
管理場所
ブロンズフェンネルは日当たりを好みますので、日当たりで管理します。
冬は地上部が寒さで地上部が枯れ込みますが、枯れない場合もあります。枯れたら刈り込んで取り除いておきましょう。
剪定・切り戻し
冬に地上部が枯れ込んだら、地際で切って取り除きましょう。放置していると春以降に新葉と混在して汚いです。
病害虫
アオムシ、
カメムシが発生します。
特にどでかい青虫があっという間に食害するので、早めに駆除しましょう。
最後に…
開花後には
種子ができ、これをフェンネルシードとして利用も可能です。その他の詳細な栽培方法は
を参考にしてください。
また、ハーブについては
を参考にしてください。
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