ヒカゲヘゴの育て方

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ヒカゲヘゴの基礎データ

ヒカゲヘゴ
科名
ヘゴ科
属名
ヘゴ属
学名
Cyathea lepifera
別名
日陰杪欏
耐寒
5度
水やり
水を好む
場所
室内
難易度
上級者向け
ヒカゲヘゴの植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。

ヒカゲヘゴの特徴は?

ヒカゲヘゴ:ヒカゲヘゴの特徴は?
ヒカゲヘゴはヘゴ科ヘゴ属の常緑性シダ植物。台湾・東南アジアに自生し、日本では奄美大島〜沖縄で自生している。非常に大きく、樹高は5m以上、大きな個体は15以上になることもある。
ヒカゲヘゴ:補足情報
枝が2m〜3mになり、これが幹から落ちると、独特の跡を残す。シダらしく新芽はゼンマイのようで、自生地では食用とする。

一般家庭では栽培されることはあんまりないが、鉢植えで室内用観葉植物で栽培することもあります。湿度を好み、寒さに弱いなど、管理はなかなか上級者向け。手間のかからない観葉植物を求めるなら別のものがいいです。
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水やり

春と秋は土が乾いたら水をやり、鉢底から水が染み出すくらいにしっかりとやります。夏は毎日朝夕2回、しっかりと水やりをします。

気温が15度以下で徐々に生育が鈍くなるので徐々に水やりを減らし、冬は土がカラカラに乾いてから水やりをします。水の量は春〜秋と同じように鉢底から出るくらいにしっかりとやりますが、受け皿の水が残っていると根腐れするので、溜まっていたら水を捨てるようにしましょう。

空気中の湿度が高い環境を好むので、年間を通して葉水をしましょう。ハダニの予防にもなるので葉裏に水をかけるといいです。

霧吹きで葉っぱに水をかけてやると色艶がよくなり、生育もよくなります。特に冬は土への水やりを減らすのですが、葉水は継続します。加湿器で50%にして葉水をして補給して60%〜80%を目指します。
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肥料

肥料はなくてもいいです。ないから枯れるということはないです。ですが肥料があると生育がよいので、「もう少し大きくしたい」とか「ダメージを回復させたい」「色艶をよくしたい」なら、春〜秋に薄い液体肥料を1週間に一回やるといいです。もしくは一ヶ月に一回、少量の化成肥料をやります。

冬に肥料をやると根を痛めるのでやめておきましょう。
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植え替え・植え付け

時期・頻度

梅雨〜秋(9月)に植え替えをします。鉢底から根が出たり、水切れしやすいようなら根詰まりしているかもしれないので植え替えをしましょう。

2年に一回は植え替えをします。ミズゴケで植えている場合は1年でミズゴケが腐っていることが多いので様子を見て植え替えをします。

用土

水を好み、乾燥が苦手ならめ、ミズゴケ単用・ベラボン単用か、ここに赤玉土を2割〜3割ほど足したものを使います。
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鉢の植え替えの手順は?

古い鉢から株を取り出し、土を三分の一落とします。ミズゴケが黒く変色しているなら、できる範囲でいいのでミズゴケを取り除きます。

新しい鉢は現在より1号か2号大きなものでもいいですし、同じ大きさでもいいです。大きくすればどんどん大きくなるので最大でも8号〜10号に抑えておきましょう。

鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
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植え替えしてしばらく(2週間)は植え替えのダメージで活動が鈍くなり発根していないので、水切れしないようにしっかりと水やりをしましょう。

管理場所

自生地では日当たりでも育つのですが、一般家庭で栽培する場合は鉢植えにして小さくまとめるため、幼木のままであり、この状態では強い日光には葉焼けします。特に真夏は水切れもあり、葉焼けしやすいので、年間を通して室内で管理するか、気温が15度以上で戸外に出す場合も半日陰〜日陰で管理します。夏は特に日光を避けましょう。

冬の管理場所

最低気温が15度以下になると徐々に生育が止まるので、室内に取り込み、水やりを減らします。5度になると枯れるので、5度にならない場所で管理し、冬もできるだけ日光にあてます。日光にあたっても変化はないですが、春以降の生育がよいので、やっぱり当てるべきです。

病害虫

ハダニ、アブラムシナメクジダンゴムシバッタなど。
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鉢植え観葉植物寒さに弱い葉水シダ
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