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ヒサカキ・ザンセツの育て方

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ヒサカキ・ザンセツ
目次
ヒサカキ・ザンセツの特徴は
水やり
肥料
植え替え・植え付け
管理場所・日当たり
剪定・切り戻し
病害虫
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学名などの基礎データ
ヒサカキ・ザンセツの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
ヒサカキ・ザンセツ
科名
モッコク科
属名
ヒサカキ属
別名
ヒサカキ残雪
水やり
水控え目
場所
外の半日蔭
難易度
中級者向け
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ヒサカキ・ザンセツの特徴は

ヒサカキ・ザンセツ:ヒサカキ・ザンセツの特徴は
ヒサカキ・ザンセツはモッコク科ヒサカキ属の常緑高木のヒサカキの斑入り品種。葉っぱに白い部分があり、カラーリーフとして優秀。秋〜冬に寒さにあたると葉っぱに赤い部分が出て、3色のトリカラーになるのも嬉しい。

強い日差しには葉焼けするので、シェードガーデン向きで木陰の下や明るい日陰などでの栽培に適している。

斑入り部分には葉緑素がないため、葉焼けしやすいのと、そもそも性質が弱く、成長が遅いです。ですが、そのおかげで室内栽培に適しているとも言えます。

もう一つ大事なことは、春に花が咲くと「臭い」です。独特の匂いがします。開花しそうなら、切り取ってしまいましょう。
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水やり

庭植えにした場合は、基本的には自然に降る雨だけで大丈夫。真夏や日照りが続くようなら、庭植えでも水やりをしましょう。

鉢植えの場合は、土が乾いたら水をやります。春〜秋は土が乾いたら鉢底から水が出るくらいにしっかりとやりましょう。冬は土がカラカラに乾いてから水やりをします。

肥料

肥沃な土を好みますが、そもそも生育が遅いので、様子を見て2月に寒肥として株の周囲に化成肥料をパラパラと説明書きの規定量をやります。もしくは規定量の半分にしておきます。もしくは生育時期の3月〜5月、9月〜10月に液体肥料を2週に一回やります。

葉っぱの色合いが悪いなら肥料が足りていないので、そうなったら施肥するくらいでいいです。
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植え替え・植え付け

時期・頻度

植え付け・植え替えは春〜初夏に行います。鉢植えの場合は土の劣化防止と根詰まり防止のために二年に一回は植え替えをします。ただ、鉢底から根が出ているなら根詰まり寸前なので、二年経ってなくても植え替えをしましょう。

用土

鉢植えにする場合は、ホームセンターや園芸店で売ってる普通の培養土を使います。自分で土を作るなら、赤玉土6腐葉土4を混ぜて、そこに化成肥料を入れて使います。

庭に植える場合は、庭土に腐葉土や堆肥を混ぜて土壌改良し、そこに化成肥料を加え、土を作ります。

鉢植えの植え替え・植え付け手順は?

最初は6号〜7号鉢に1苗を植えます。

鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
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二年栽培したら、古い鉢から株を取り出し、土を3分の1ほど落とし、新しい土を足して植え替えます。

庭植えの植え付けの手順は?

深さ20cm〜25cmの穴を掘り、庭土に腐葉土か堆肥を元土に対して2割ほど足してよく混ぜて用土とします。穴に半分だけ用土を戻し、苗を入れて、隙間に余った用土を入れていき、最後にしっかりと水をやって完成です。

植える場所は木陰〜明るい日陰ですが、まずは植えずに鉢植えで栽培してみて、どのあたりに植えると綺麗かを考えてから決定するといいです。

管理場所・日当たり

日当たりだと白い部分が葉焼けするので、戸外なら木陰で管理します。ベランダでもいいです。室内管理する場合も、様子を見て葉焼けしないように、レースのカーテンで遮光してやってください。

冬は遮光しなくてもいいです。

多少日陰くらいでも生育します。木陰や午前中だけ日光にあたるような場所でも葉焼けすることがあるので、明るい日陰くらいの方が綺麗には仕上がる。ちなみに、多少、葉焼けしてもそれで枯れるわけじゃないです。ちょっと見苦しいだけです。

ただ、あんまりに日当たりが悪いと斑入り部分がなくなることがあるので、様子を見て調節してください。

冬の寒さには強いですが、耐寒温度はマイナス10度〜マイナス5度くらいで、戸外での越冬は東北南部が限界で強めの寒波が来ると枯れる程度です。東北より寒い地域は冬は室内の取り込みます。それ以外の地域は冬は戸外で管理してもいいですし、室内で管理してもいいです。

剪定・切り戻し

剪定に強いので、剪定しても戻りますが生育がちょい遅いので剪定は控えめにしておきましょう。もしくは全くしないでいいです。

ところで、育てていると緑の葉っぱが出てくることがあります。これは先祖返りで、斑入り葉より緑葉の方が性質が強いため、放置していると全体が緑になってしまいます。

そこで、緑葉は摘んでしまいます。

病害虫

カイガラムシ、ホタルガ、褐斑病、炭そ病などが発生します。

カイガラムシ・ホタルガは前もってオルトランを散布しておき、それでも発生したらカイガラムシは歯ブラシでそぎ落とし、ホタルガは補殺か薬殺します。褐斑病・炭そ病は水のやりすぎも一因ですので、水やりを控え、殺菌剤を散布します。
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