テイカカズラ・オウゴンニシキの育て方
目次
テイカカズラ・オウゴンニシキ水やり肥料植え替え・植え付け管理場所剪定・切り戻し病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- テイカカズラ・オウゴンニシキ
- 科名
- キョウチクトウ科
- 属名
- テイカカズラ属
- 学名
- Trachelospermum asiaticum 'Ogon Nishiki'
- 別名
- 定家葛黄金錦
- 耐寒
- マイナス10度
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 初心者向け
スポンサーリンク
テイカカズラ・オウゴンニシキ
テイカカズラ・オウゴンニシキはアジア・北アメリカに自生する
キョウチクトウ科の常緑性ツル植物の
テイカカズラの斑入り品種。黄色く鮮やかな斑が入り、新芽はオレンジ、秋〜冬には寒さに当たって
紅葉する。その上で常緑で寒さにも強いと、使い勝手のよいガーデニング材。
色合いは美しいが、同じテイカカズラの品種の
ハツユキカズラの方が鮮やかで、あちらの方が一般的。しかし、オウゴンニシキの方が色合いが和風で、庭や好みによってはこちらの方がいいかもしれない。
栽培は簡単で、手間がかからない。鉢植えでも庭植えでもいい。庭植えにする場合は何かに絡ませることになるが、その時は自力では絡まないので、誘引させる必要があります。
スポンサーリンク
水やり
庭植えにした場合は、一年中、自然に降る雨だけで十分。あまりに乾燥する夏は様子を見て水をやりますが、その程度です。
鉢植えの場合は通常の鉢の
水やりと同じ、土が乾いたら、鉢底から水が出るくらいにしっかりと水やりをする。水やりの頻度が多すぎると
根腐れすることもあります。水をやるときは葉っぱに水をかけるようにするといいです。
夏は乾燥するので朝と夕方の2回、しっかりと水やりをします。鉢植えで日当たりに置いているとそれでも水切れします。水が不足して強い日光を浴びると、葉っぱが
葉焼けしてシミができて、汚くなりますので、それを避けるために夏は
半日陰に移動させて蒸発を防ぐといいです。
冬は寒さで生育が鈍っていますが、常緑ですし、水は必要です。様子を見て、土が乾いていたら水やりをしましょう。
肥料
春の生育時期と、夏を越して最高気温が25度を切って涼しくなった頃に液体
肥料を週一か二週に一回やります。
9月に
花芽ができるので8月下旬以降は肥料があると来年の花が咲きやすくなるので、その場合は8月下旬以降から肥料をやるといいです。まぁ、黄金錦は花ではなく葉っぱがメインなので、気にしないでいいです。
植え替え・植え付け
時期・頻度
春か秋に植え付けます。気温が20度〜25度のときがよいです。真夏でも枯れないと思いますが、乾燥と高温で調子を崩すかもしれないので避けた方が無難です。
庭植えなら植えっぱなし。鉢は2年に一回植え替えます。鉢底から根がはみ出しているようなら
根詰まりしているので、根詰まりしているようなら毎年植え替えをします。
用土
鉢植えにも適しています。一般的な花や野菜の
培養土を使用すると育てやすく、自家製の土を作る場合は、
赤玉土6
腐葉土4を混ぜ、化成肥料を加えましょう。
庭に植える場合は、庭土に腐葉土や
堆肥を混ぜ、化成肥料を加えて
用土として利用します。
植え替えの手順は?
最初は6号〜7号に1苗を植えるといいです。他の植物との
寄せ植えも可能です。基本的に這って広がり、鉢のフチから垂れるものなので、そういうデザインにするといいです。ハンギング鉢もいいです。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
植え替えの場合は、古い鉢から株を取り出し、古い土を3分の1ほど落とします。この時、根の負担を減らすため、少し地上部を落とします。落とさないで回復が遅くなります。あとは、同様に植え付けてください。
庭植えの手順は?
庭土を深さ30cmほど掘り返して、その土に腐葉土か堆肥を3割ほど追加して用土とします。穴に半分だけ用土を戻し、株を入れて隙間に土を入れて、最後に水をやります。
植え付ける時に、苗の地上部の枝をさばいてやると根付きやすくなります。
管理場所
庭植えの場合は戸外の日当たりか半日陰で管理します。半日陰ってのは午前中に日光が当たるか、一日中木陰になる場所のことです。
鉢植えの場合は、春と秋は戸外の日当たりか半日陰。夏はできれば半日陰で管理します。冬は戸外の日当たりか半日陰。寒さにはそこそこ強く、耐寒温度はマイナス10度で土が凍結しても枯れません。寒冷地で雪に埋もれるなら雪が保温になって枯れないですが、寒冷地で寒風にさらされていると枯れるので、注意してください。
剪定・切り戻し
テイカカズラは花も咲きます。来年開花するための花芽は9月にできるので、花を鑑賞する場合は、9月以降には
剪定しないようにします。となると剪定に適した時期は6月〜7月の間です。花を気にしないならいつ剪定しても問題ありません。
庭植えにしている場合、広がりすぎることもあるので、時期より「管理」を優先した方がいいです。
病害虫
アブラムシなどが発生するが、基本的にほとんど見かけない。
スポンサーリンク
関連記事